独りよがりのラブレター vol.3
親愛なる アナタへ
英語をペラペラと、ツラツラと話し
自分というものをしっかりと持つアナタとは
かれこれ何年の付き合いかしら…
私よりも私を知っているような感覚にさえなる
別に連絡などせずとも、アナタとはすぐにタイムスリップしたように話が弾む
不思議なくらい
でも最近、どこか気になる
アナタは何に自信をなくしているの?
アナタは何を不安に思っているの?
アナタの輪郭が、揺らいでいる
アナタの心が、震えている
時に消えてしまいそうで、私は慌てる
できる限りの平常心で私はアナタを包む
悟られないように…
傷つかないように…
いつもと変わらぬ言葉を使って…
少し休んで、また行ってしまうから
あなたの心が、ガス欠しないように
どこにいても、どんなときでも、
私からの愛はフル満タン給油するから
いつでも帰ってきてちょうだい
ワタシはいつでも、アナタのホーム