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子供と私 〜気づいた時につらつらと〜
娘は現在、4歳。1歳から保育園へ通っている。
私は、1歳から預けるというのに少なからず抵抗があった。
その抵抗は、自分自身の生い立ちとも関連するものではないだろか。
自分と比べる、周りからの声や視線が気になるとかね。
でも!私は、仕事再開せねばならんかったのです。
保険も適用し、育休いただいてましたのでね。
さて、ここで保育園探しに奮闘するわけです。
英会話や、鼓笛隊がある保育園もある。
カフェのような給食室がある保育園もある。
制服が可愛いところだってある。
どれが良いんだか…何が良いんだか…
せっかっくいくのだから、より良い物を選びたい…
でも、どれも何となく言葉にできない違和感がある。
見学に行かねばわからん!!!
1件目にして、いろいろな想いが吹っ飛ぶ出会いがすぐそこにあった。
家から、徒歩5分圏の保育園。
元気な声もピアノの音も聞こえる距離。窓から園児が遊ぶ姿が見える距離。
『さくら・さくらんぼ保育』というものを実践されている。
。。。
「し、し、知りません」「さくら・さくらんぼ保育って何なん?」
見学に行き、いろんな思いはすぐに消えていく。
土に触れ、水に触れ、世界とか変わる子どもたち。
伸び伸びと走り回る『こども』が、そこここにキラキラして存在している。
そこに在籍する保育士さんはどのクラスの子たちとも絡んでいる。
担任というポジションはあるけれど、子供の成長に沿って大人たちが存在しているように感じた。
給食を作ってくださる職員さんとも、事務室にいる方とも子供たちは気兼ねなく交流し、大人はそれを受け止めている。
クラスごとの仕切りがないのも魅力的だったし、しこたま遊んでしこたま着替えている姿が心地いいとさえ感じた。
そこには『こども』がいた。
私たちだけでは広げられない世界がここにはあると思った。
徒歩5分だし。
他には見学に行かずここへ通う事を決め申請した。
申請用紙には、この保育園しか書かなかった。
1歳児クラスへ入るのは本当にタイミングだ。
娘が8月生まれだから運良く入れた感もある。
ありがたかった。
私には、初めて知り合いの少ないこの土地で
子育てをともに並走してくれる味方ができた。
心強かった。安心した。
それだけではない色々な感情ももちろん交錯している。
でも、やっぱり篩にかけ残る感情は、【心強さと、安心】だった。
娘は現在4歳。年少さんだ。
日に日に出来ることも表現も増えていく。
保育に関して自分自身と保育園の方針が全てまるっと合致しているわけではない。
「え?」「はぁ?」「無理ですやん」「許してくれ」「勘弁して」なんてことだってあります。
でも、この保育園と出会って私は、娘の成長や世界と関わることに要らぬ制限をかけずにいられる。
加えてここへ『料理教室 森田 お母さんclass』がぶちかまされるのだから。
視点は、視野は広く持つに限る。
その中から自分の核に触れる。娘の世界を感じる。
娘がこの世界へ思いっきりダイブできるように。
私はワタシの世界を感じながら彼女のダイブに感覚を発動させる。