2023.11.16.今日のつぶやき

なぜこのNoteを始めたか。その問いに明確な答えが出せるほど自分に余裕がない。強いていうなら、渇ききった喉を潤す暇がないほどに過ぎ去ってゆく日常を、喉が渇かない生活にするためであろうか。

今日のドキュメンタリーの授業。『黒み』について、僕が思ったことをここに残そうと思う。授業でも出た『時間、場所、話題』の変化で黒みを入れるというものが、当然至極のことであろう。
一方で僕が考える黒みは、『感情』の変化であると思う。ここでいう感情というのは、映画に出ている出演者の感情だけでなく、その映画を見ている視聴者の感情も含まれる。
映画で黒みが入る印象的なシーンを一例にしよう。映画で黒みが入るシーンは、決まって交通事故や病院がロケーションとなることが多い。作中の人物が命の危機に陥った時、視聴者であるあなたは感情が動かされているであろう。
あなたが誰かと話す時、自分の感情が動かされる瞬間を思い出してもらいたい。誰かの感情を動かした瞬間を思い出してほしい。そのシーンを映画化した時、その瞬間に『黒み』を入れるのが自然ではないか。

今回授業で流した‘安達の相談室’に関して、登場人物であった2人の感情が動かされた瞬間、その瞬間に黒みが入っている気がする。その瞬間を黒みによって明瞭にすることで、視聴者の感情も何かしら動かされるはずだ。

僕はいつも、わがままなのかもしれない。

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