一息つくこと

私は毎日コーヒーを1日3回は飲む。
朝起きてからコーヒーを飲まないと1日が始まらない。それぐらいコーヒーが好きだ。

1年中ホットコーヒーを飲む。どんなに暑い日でもなぜかアイスコーヒーは飲む気にならない。
決まってブラックコーヒーを飲んでいる。

コーヒーを飲む時間はとても大切だ。育児でバタバタ過ごしている中、唯一ホッとできてゆっくりする時間なのだ。この時間だけは必ず毎日取るようにしている。

読書をしたり、自己対話をしたり、何も考えずにボーッとしながらコーヒーを飲み進める。
自己対話は必ずといっていいほどしている。

私はとにかく自分の意思がない人間だった。
基本全てにおいて「何でもいい」しか頭になかった。
自分が何が好きでいつも何を思ってるかさえもわかっていなかった。何かを聞かれても何も思い浮かばない程だ。かなり重症だったと思う。考えるということを全くしてこなかったから。

ある時一人でコーヒーを飲む時間は自己対話をする時間にしようと思いついた。
何度も何度も自分と会話していくうちに少しずつ変化が現れた。

今どう思ってる？何食べたい？何飲みたい？何したい？何考えてる？何が好き？どうしたい？どうだったら嬉しい？たくさんの質問を自分にしていった。本当に自分と会話するとずーっと眠っていた本音が出てくるのだ。
そうすることで大袈裟だけどやっと人間味がでてきたと思うことができた。

そして何よりもホッと一息する時間をつくることで心の安定にもつながる。
元々かなりのマイナス思考で物事を悪い方にしか考えることができない性格だったけどちょっとずつ前向きな考え方も出てくるようになった。

あれこれやらないといけないことを一切考えずとにかくコーヒーを味わう。

穏やかになって自分を取り戻すという感覚になる。
私は一人でいる時間を少しでも確保することが重要なのかもしれない。

私にとってはこのコーヒー時間がとても大切な時間だ。

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