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【ダイヤ1達成】アルデク抜きアルデク型竜輝巧

 皆さん、バンアルしてますか?

 遊戯王マスターデュエルのユーザーの大部分、それこそ使用者以外の全人類に嫌われているのではないかという気さえするほど、怨嗟の声に絶えず、早く禁止しろと方々から言われまくっているドライトロンというデッキ。実際は、イーバや宣告者など、展開に全く寄与できないカードがかなり入っているせいで事故率が相応に高く、使ってみると使われた印象ほど完全無欠のデッキではないのですが、6妨害という手札枚数をすべてつぶせる妨害が先行で構えられるのは、BO1においてはやはり非常に強力ですね。

ついに弁天が規制され、その勢いに陰りを見せるかと期待されていますが、何故か新殿堂が5月9日と、新シーズンのランクマッチ開始よりも遅いため、使い納めとばかりに現在はドライトロンが大繁殖しており、それに対抗するためにメインにドロバを3投するドライトロンに親を殺されたデッキが増えているような超・ドライトロン環境になっています。

 そんなドライトロンですが、皆さんはバンアルやバン弁天を通されて手札に誘発がなかった場合、展開を最後まで見届けますか? 僕は普段は即サレンダーしています。(時間もったいないし……)

実際にアンケートを取ったわけではないですが、8割以上の人はサレンダーしているのではないでしょうか。使っていての感覚もそんなところです。大会など負けが許されない環境ならともかく、マスターデュエルなら試行回数を稼げば運負けは取り返せますからね。

 さて。以上を踏まえると、ある仮説が浮かびます。

実はマスターデュエルランクマッチのドライトロン、別にイーバアルデク要らないんじゃないか……??? むしろ、ない方が勝てるんじゃないか?

 結論からいって、その仮説は正しかったです。アルデクイーバーがないことによって妨害力が足りなくて負ける試合は100戦のうちに1~2戦ほどしかなく、その枠の誘発で後攻を拾った試合のほうが遥かに多かったのです。

 ということで出来上がったデッキ、【アルデク抜きアルデク型ドライトロン】に関して、今回は紹介しようと思います。


 記事は基本無料ですが、すべての勝負について記録をつけ、結果を集計しましたので、詳細なデータや、「実際アルデク抜いた影響どんななの?」「即サレどれくらいされた?」「敗因どんなだった?」といったデータやその分析へのコメントなどに関しては、有料部分に記載しようと思います。興味のある方だけご確認ください。興味なくてもお布施してくれたら僕がとっても幸せになれます。

①レシピと構築理念


最終的に出来上がったレシピはこちらです。

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 アルデク抜きアルデク型とかいう謎の日本語がどこからきているかというと、この構築がアルデク型ドライトロンと同じ展開ルートを用いて展開するからですね。

 「後攻時に有用な誘発や返し札」でも「初動を成功させる札」でもないカードを極限まで削ることを目的に、アルデク型ドライトロンのイーバ・アルデク・朱光及びドライトロン何枚かを優秀な誘発及び誘発への対応札に取り換えた構築であり、バンアルから入った場合、基本的にはベアトリーチェを立てる直前、ファフ+神巫+弁天まではいつも通りに進んで、そこでサレされない場合はアポロなどを立てに行くルートに派生します。

通常のアルデク型ドライトロンに比べて、初動成功率・後攻誘発握っている率が高くなっていて、「全く動けなくて負け」とならないことが多いです。ドライトロンの負け筋はほとんどすべてそれであり、そこを削ることは勝利に直結します。

 基本的には6妨害する読みのサレンダーさせることを目的にしていますが、もしサレンダーされなかった場合でも、アポロウーサやライトニングマスターが立っていれば妨害としてはかなり強固であり、展開が完全に通った試合が捲られることは結局ほとんどなかったです。

 また、展開が通ったドライトロン相手に、誘発を握っていないにもかかわらずサレンダーしない相手というのは、《禁じられた一滴》や壊獣などでアルデクを処理する手段を握っていることが非常に多く、馬鹿正直にアルデクを立てにいくより、手札に誘発を握っていた方が普通に勝ちやすかったりもします。

 アルデクや関連カードを抜いたことで、不自由に感じたり、物足りなく感じることは多いのですが、それを物足りなく感じている時点ですでにかなり有利な盤面なので、気合とプレイングでどうとでもカバーすることができ、実際に負けにはほとんど繋がりませんでした。


採用カード

《竜輝巧-バンα》3

最強の初動です。3枚入れない理由はありません。

《竜輝巧-アルζ》2

3枚入れない理由はナイζだと思っていたのですが、2ターン連続で強く使えるバンと違い、デッキに儀式魔法が1枚しかない以上1回しか効果でアドバンテージを稼げず、最悪なくてもディバイナーで代用が効かないいこともないため、後攻勝率を高めるために1枚減らしました。アルを2枚引くかエマサイを2枚引くかなら、2ターンかけて動ける分エマサイ2枚のほうがましです。

《竜輝巧-エルγ》1

1枚は必須だし、2枚は必要ありません。このデッキのサレされなかった場合の最終盤面はアポロウーサなどを立てることが多く、頭数が増えることは非常に強力でした。

《宣告者の神巫》3

 2枚と3枚を行ったり来たりしていたカード。初動なのですがサーチが効きやすい上に複数引きが弱く、巫女+バンでは動くことができません。

 最終的に、朱光のコストにしても2ターン目に投げられるように3枚に落ち着きました。また、メタビートが増えて、ヌトスの価値が上がっていたのも理由です。

ただしインスペクトボーダー、お前だけは許さんからな……。

《朱光の宣告者》1

 一応誘発枠。このカードには重要な役割があります。それは、「一滴・壊獣を打たれて機能する妨害である」ことと、「展開途中に探してニビルをカットできる」ことです。アルデクやイーバのような「勝ちを固める」ためのカードではなく、負けを防ぐための役割を持ったカードであり、1枚の採用は勝つためには必要不可欠と判断しました。このカードが3枚採用されていないことに疑問を持たれる方が多いようですが、要らない天使を全抜きしている本デッキでこのカードを使って誘発を弾いても、手札の有効札を捨てていて動けないことが多く、単体で機能する妨害札に素引きのバリューが劣ると判断したからです。

 2枚目+イーバ1枚の採用まではかなり「あり」だと思うのですが、抜くカードの判断がつかなかったです。

《灰流うらら》3《増殖するG》3

現代遊戯王の参加チケットです。このデッキで最も強いカードたちであり、当然3。

《ドロール&ロックバード》1

大繁殖しているドライトロンを見れる札であると同時に、やたらとメイン採用されるようになったドロールを抹殺で弾くための札でもあります。複数積むとメタビへの相性が終わるので1。

《原始生命態ニビル》1

最も抹殺したいカードであり、Gつっぱしてくる相手へのストッパーでもあります。複数積むとメタビへの相性が終わるので1。

《サイバー・エンジェルー弁天-》3

 最強。規制されて1枚になったらこのデッキは終わりです。

《サイバー・エンジェルー那沙帝弥-》1

 宇宙最強ぶっ壊れモンスターです。後攻捲りにおいて最強の1枚であり、あらゆる効果にターン1がないバカの生命体です。1枚ですべてを破壊してくれます。

 前シーズンに1度、こいつで滴で動きを止めた相手のアルデクとマスカレーナを奪い取って、何故かデッキに入っていないにもかかわらずアルデク+マスカレーナ+ベアトの盤面が作れた時は爆笑しました。

《おろかな埋葬》1

バンにアクセスする初動。思考停止で入れていたのですが墓地に供給するのがさまざまな妨害を踏む上に長期戦のトップから状況を解決できなくて弱く、実は要らないんじゃないかと最近思い始めています。要件等枠。

《エマージェンシー・サイバー》3

初動アクセス。特に語ることはないです。同名がかぶっても次ターンに残せるとポジティブに考えましょう。

 あと、このカード見ただけで爆発する1割の人に関しては、ちゃんと動ける初動が揃ってるか見るようにした方がいいですよ本当に。

《極超の竜輝巧》3

初動アクセス。リンクリボー1体分ボードが増える点がプラスですが、Gが重い点と盤面>墓地と通る間にあらゆる妨害を踏むのがマイナス。

 2枚と3枚を行き来している札です。ドライトロンネームはこれ以上減らせない感じはありますが、1枚ルタにしてもいいかもしれません。現環境だとインスペクトボーダーと相打ちできるのが査定プラスですが、大抵バックで止められます。

《墓穴の指名者》2《抹殺の指名者》3

相手の心を追ってサレンダーを誘発させ、8000バーンを与えることができる最強のカードです。

 抹殺は最悪2でもいいかもしれませんが、最大シェアのドライトロンミラーに対しては単体でカウンタースペルとして最強なので3でいいのではないでしょうか。

《金満で謙虚な壺》3

 2枚にしていた時期もあったのですが、圧倒的に3枚のほうが勝てたので3に戻しました。

 メタビが多いのでライトニングストームを増やしたいですがデッキに2枚も入れたくないので、このカードによってアクセスしにいくことで不可能を打開できることが多く、先手にあったときにドライトロンにも誘発カット札にもGにもなる抜群の柔軟性があります。

 除外に関しては先行ではアーゼウスセットやトロイメアのほか、ベアトの需要がこのデッキは薄いので、手札次第ではベアトを飛ばすことが多いです。

《竜輝巧流星群》1

 なくなると即負けるカードですが、今回は初手の事故率を極限まで下げることを意識した構築なので、当然1枚です。

 このカードが除外されたらそれはもう相手が上手だったといって割り切ります。1回だけエリアルに飛ばされて詰みましたが、ミドラーシュが立っていたのでどっちにせよ詰んでいました。

《ライトニング・ストーム》1

 対メタビート最終兵器です。通ることを祈ります。

 たくさん積みたいですが、2枚初動デッキにこういうカードをいっぱい積むと余裕で事故るので泣く泣く1。羽根かコズサイを1増やすのは検討していいかもしれません。

《夢幻泡影》1

 ドライトロンや幻影を見ることができる誘発であるだけでなく、インスペクトボーダーとかフォッシルダイナなんとかを見れるのがまじでえらい。

 複数積みたいですが枠が見つかりません。頑張って探してください。

エクストラ

《旧神ヌトス》1《虹光の宣告者》2

ディヴァイナーの弾です。必須。

虹光の2枚目はEX15枚の中で最も出番が少なく、なんなら抜いてもいいですが、これよりも役に立つカードは特にないのでいまのところ続投です。

《F.A.ライトニングマスター》1

 地味ですがありえん強いカードです。「効果の発動を無効」なので、地味にアルデクが突破される真竜罠の墓地効果や魔術師の破壊時効果なども止まります。アポロと一緒に並べると、モンスター効果魔法罠を両方見ることができて十分信頼できる妨害になります。

 また、Gが直撃した場合に、バン+ディヴァイナーで泣きながら立ててエンドする札としても優秀で、よく命を救われました。

《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》《ダウナードマジシャン》

 おおむねアーゼウスの下敷きです。

ただしナイチンゲールはかなり便利で、耐性効果が相当に強力なので、命を繋ぎたい場面ではちょくちょく立てます。電脳の先行VFDを、朱雀を破壊耐性で弾きながら2ターン耐えきって捲り返したときは感動しました。

《竜輝巧-ファフμβ》

 最強のドライトロンモンスター。きらきらしていてかっこいいです。(自慢)

《永遠の淑女ベアトリーチェ》

 ドライトロンが1枚しかなかった場合にしか立てないので、通常の構築に比べて相当出番の減っているモンスターです。

 生き残った場合、相手ターンに落としたいものは何もないですが、とりあえずドローフェイズに使っておくとイーバーを落としたがっていると思わせて滴や泡などを吸えるのでお得です。通ってしまったら要らない誘発などを捨てて次ターンの有効配を増やします(悲しすぎる)

 ちなみに相手ターンベアトは通らないことの方が多いので、通った場合のために引いても役に立たないカードをデッキに入れるのはあまり得策じゃないと思います。

《天霆號アーゼウス》

後攻で金権を使ってしまって殺しきれないときはとりあえずこれ立てて蓋します。

《リンクリボー》

 封殺力の足りていないこのデッキでは、4ターンくらい毎ターンバンをサクって蘇っては相手のエルドの攻撃を止め続ける涙ぐましい努力などがしばしばみられます。

 トップ金権から全部解決したりするので、諦めず戦いましょう。

《トロイメア・フェニックス》

バックのやばい永続罠などを割ったり、安全確認しながらナーサテイヤを墓地に叩き込んで再度効果を使えるようにします。

 地味に打点が1900あるのが優秀で、そこそこのクロックを刻めます。

《IPマスカレーナ》

展開の結果立つ、数少ない妨害です。ライトニングストームの匂いを感じ取った時などは、4アポロを作れてもこいつを混ぜて3アポロにして即死を回避したりもします。

《トロイメア・ユニコーン》

通常の構築と変わりません。

《ヴァレルソード・ドラゴン》

エルで釣ったドライトロンの2000とこいつの6000で8000を出します。

《召命の神弓-アポロウーサ》

ジェネリックアルデクです。こいつは本当に強くて、ぶっちゃけアルデクがたたなくても大抵の試合はこいつでなんとかなります。

 これがアルデクでなかった試合で負けたのは、ライトニングマスターで召喚魔術をはじいたら上からシャドールフュージョン通された回くらいで、ほとんどは問題なく制圧を行ってくれました。



不採用カードについて。

《竜儀巧ドライトロン-メテオニス=DRA》は、ナーサテイヤと役割がかぶるうえに、ナーサテイヤの方が遥かに便利なので採用していません。別に純構築にしたくて使っているわけではないので

 どうしてもドライトロン儀式体を入れたいならメタビを見れるQUAのほうがまだマシだと思います。

《竜輝巧-ルタδ》は金権とのかみ合いの悪さと、初動にならないことから一度抜いててましたが、誘発の多いこのデッキでは通常のドライトロン以上に1ドローを強く使え、アルより強い場面がかなり存在するため、積んだ方がよかったと今では思います。ノヴァかエマサイと1枚入れ替えてください。

《イーバ》に関して、1枚までだったら積んでもいいかもしれないと思っています。ドライトロンにサレンダーしない≒アルデクを突破する算段がある、であるため、アルデクはない方がいいのですが、イーバから朱光を探す動きは妨害されにくく、また、「展開しきったならどうせ有利なので動けなかったときに戦えるようにする」という観点で見ても、サクれるものがなくなってベアト棒立ちエンドなどはちょくちょくあるので、そういった場合に妨害を供給できるのが評価できます。

 ただ、敗因を分析すると、イーバの有無が勝敗に直結したのは170戦中の3戦で、泡や滴を入れて後攻を見れるようにした方が強い気はしますね。やはり。

《禁じられた一滴》は、敗因の大部分を占めるアルデクや特殊召喚メタクリーチャーを止められること、モンスターが場に残るのでナーサテイヤで奪って蓋に変えられることが評価できますが、ロンゴミに対して効かないのが気掛かりです。

《ブラックローズドラゴン》は、アルデクで蓋をできないこのデッキにおいて、可能な限り敵のモンスターは殺さずに奪い取りたいため、更地にした後で蓋ができないこのカードは出したい場面がありませんでした。アーゼウスは自分で蓋までできるのが偉い。

《ユニオンキャリアー》は、イーバがなければ必要ないですね。

《虚竜魔王アモルファクターP》というカードは、スロット1枚で行う妨害としてはかなり面白いとは思っています。メイン1スキップすることでアポロウーサが戦闘破壊されることを防ぐだけでなく、捲り札をたくさん積んで後攻を選択するデッキであるカグヤやヌメロンはサレンダーしないことが多いのですが、それらに対して、絶対にまくらせないことができるので最も相性がよいです。勝利に貢献するカードであると感じています。

 ただ、やはり事故札であるだけでなく、金券でこういう変なカードが捲れるとアルデクを抜いている可能性を相手に感じさせてしまうリスクがあると思って採用はしていません。 


立ち回り

先行の場合、最初のうちは不自然な動きをしないで、サレンダーを誘いながら動いていきます。

 可能ならば早いうちに朱光をサーチして、「もうアルデクは引いているから探す必要はないしなんなら誘発をカットできるぞ」という威嚇をしておくとなおいいです。ただし当然ですが手札の弁天(またはそれにアクセスする神巫)は絶やさないようにしましょう。

 Gやドロバを踏んで弾けなかった場合は基本的に、「どうせ回っても大した妨害できんしな」と心を落ち着かせながら即ストップします。所詮先行が後攻になっただけであり、誘発を握っていればそれで止めて2ターン目に舞えるので、心を落ち着けましょう。ただし、ドライトロン+神巫の2ドローでライトニングマスターを立てるのはかなり有用であり、できるなら狙っていきます。

もし、相手がサレンダーしなかった場合、儀式召喚したフィールドの弁天をリリースしてドライトロンをSSし手札に朱光を構えながらアポロウーサかユニコーンを立てます。

 一例としてバンアル展開の場合は、墓地エル効果で弁天リリースして朱光サーチ、ディバイナーとエルでライトニングマスター、エルで釣ったドライトロンでリンクリボー、回収した流星群でもう一度弁天を儀式し、弁天+ファフでマスカレーナを立ててマスカレーナ+リンクリボー+ライトニングマスターでターンを渡します。

 マスカレーナはユニコーンになるか、効果を使い終わったライトニングマスターを巻き込んでアポロになるか、相手のデッキを見て判断します。

 サレンダーしない相手は基本的に滴を抱えていることが多く、作る妨害の優先度は朱光>>>>>>>アポロ>>>ライトニングマスター>ユニコーンという感じです。イーバを入れているならベアトを作ってもいいかもしれません。

 後攻の場合は、ナーサテイヤで捲りを狙います。誘発が多いので、通常のドライトロンよりはかなり後攻での勝ち目があります。

誘発や汎用札が多い分、動けない手札で「負けたな……」と思っても諦めずに戦うとトップで解決したりすることも多く、ドライトロンというデッキの地力を感じました。


デッキ相性

よく遭遇するデッキに関して、デッキ相性や戦った所感をまとめておきます。

ドライトロンミラー 有利

こちらの方が回りますし、最悪展開を止められたとしても抹殺の指名者などの汎用札がとんでもなく強く働く対面ですので、事故っても戦いやすいです。

 また、ドライトロンはアポロウーサに対してほとんど回答がなく、サレンダーされなくても容易に封殺できるため、最も構築の変更が有利に働く対面です。 ただしいつもジャン負けして0誘発だったので体感勝率は悪かったです。

メタビート(エルド含む) 微不利

 基本的には先行が勝ちます。今のメタビートは入っているあらゆるカードがドライトロンを見ていて、特にドロバをありえなく見ます。

 過剰な制圧は必要ないため、ライストワンチャンを狙いやすい分、これもサレンダーを抜きにしてなお通常の構築よりも相性有利になっています。

カグヤ・ヌメロン 五分?

よくわからない対面です。アルデクを立てても捲られる可能性がある対面ですので、いまいち構築変化の影響が推測しにくいです。

 体感勝率は五分以上でしたが、運がよかっただけのような気もします。

幻影 有利のはず

 こっちの方が強いはずなのですが、毎回コイン裏で誘発を貫通してロンゴミされるのでボロボロに負け越しました。

ペンデュラム系列 実質有利

ライマスで止めきれない魔法主体のテーマはちゃんと戦うと不利なのですが、3枚初動で誘発枠が少ないこと、アルデク6妨害を捲れるわけではないことから、サレンダーを鑑みると展開の通しやすさ分有利といっていいと思います。

 ただし60枚なのに後攻でGうらら返しの墓穴鯖真意握ってたセフィラ、お前は絶対許さんからな 

雑多なデッキ 有利

 ドライトロンというデッキのパワーが高いので有利です。アポロウーサを信じろ。

 ちなみに、戦ったデッキの集計は有料部分に記載されていますが、大差をつけて最も多く遭遇したのは、先行即サレによって相手が何デッキかわからなかった【謎】テーマです。

シャドール 絶望(ただし即サレを除く)

構築を変えたことで最も不利になっている対面です。ほとんどの魔法がマストカウンターであるためライトニングマスター+アポロでは止めきれず、ミドラーシュを1枚立てられただけで回答がなくゲームが詰みます。

 ただし、アルデク型なら先行有利の五分から微不利なので、即サレを願います。

おわりに

というわけで、アルデク抜きアルデク型ドライトロンの紹介でした。先月、Twitterで初動だけを集めた【即サレ】で勝てるんじゃないか、というようなツイッターを見て即サレ特化型0妨害ドライトロンを組んで遊んで、思ったより勝てて「むしろ入れてるより強いんじゃないか?」というように感じていたので使ったデッキです。

今月規制されると聞いて慌てて使ったのですが、禁止される前に遊び倒せてよかったです。(このデッキは、低い展開の最大値を誘発の積み増しによって命を繋いでナーサテイヤで捲ることで補っているので、相手がサレンダーする率自体もアルデク型が弱くなることで減るだろうことも含めて、回れば完全制圧できるアルデク型よりはるかに弁天が減る影響が強いです)

余談ですが、いままでの人生でTwitterでバズるという経験が1度もなかったので、嬉しすぎて5分に1回くらいTwitterのリツイート後のツイートを表示するやつを見ていたら1日が終わってしまっていました。うれしい。


おまけ:戦績まとめ



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