クリープハイプってすごい/すきなことばあつめ
クリープハイプ。
今から約11年前、クリープハイプに出会った。14歳。
まだお子様だった私は、歌詞の深さとか意味とか何もわかっていなくて。
それでも初めてちゃんとCDを買ってライブに行きたいと思ったバンド。
当時はまだ中学生だったので、
ビクビクしながら親に
「このバンドのライブにどうしてもいきたいんだけど、チケット応募してもいいですか・・・・?」
と尋ねたら、余程珍しかったのか二つ返事で良いよと言ってくれた。
私の地元はあまり東京のバンドがライブに来てくれる土地ではなかったので、チケットマジで鬼の倍率でした。
歳を重ねるにつれて、歌詞の意味をようやく理解できるようになったり
当時とは違う受け取り方ができるようになったり、
音楽の楽しみ方って無限の可能性があるなと思いました。
高校に入ってから周りが少しずつ「邦ロック()」にハマり始め、
若くして斜に構えまくっていた私は、
そんな同級生たちを見て「ふん笑」と思うのでした。
そしてバカデカいヘッドフォンをして、
教室で誰とも会話をすることもなく1日を終えるのです。
青春の使い方、かなり間違ってる。
そんな私の人生を語る上で欠かせないバンド、
クリープハイプの
好きな歌詞発表ドラゴン〜!
些細なことでも、些細なことじゃなくても
人間ってすぐ死にたくなってしまうんですよね。
(主語デカ)
「屋上28階 手摺の向こう側 風」
この一行で、一瞬にしてその場所に連れて行かれる。
このワンフレーズを聞いた瞬間、
風に吹かれている感覚になります。いつも。
インターネットで調べれば何でも知ることができる時代。
好きな人のことも調べようと思えば調べられるし、
壮大な宇宙の仕組みも
大好きなシチューの仕込みも
何でも調べることができるけど、
自分の本当の気持ちというものは
インターネットには載っていないんですよね。
ちなみにこれもしかしたら誰しも思うことだと思うんですけど、
好きな人のSNSのフォロー欄は見ない方がいいです。
絶対。
あれ見ても何もいいことないですよ。
ほんのすこーしだけ死にたくなるだけです。
君が出て行った後の部屋。
確実に居た痕跡がふとした瞬間に見つかるの、
なかなかにズーンとなりますよね〜。
どうしたらこんな歌詞が思いつくのか・・・・。
何回聞いても、いつもいつも呼吸が止まってしまうAメロ。
一時期某SNSでこのフレーズが流行った時、
少し複雑な気持ちになりました。
なりましたよね?(圧)
あ、怖いので叩かないで。
なかなかにストレートな歌詞だと思うが、
真意だよなあといつも苦しくなる。
メロディの疾走感も相まって、
全力で泣き叫びながら走りたい気持ちになります(?)
涙が要らない理由は、
大事なものが見えなくなって邪魔だから。
泣きたくないよね、泣いちゃうけどね。
も〜!!!!!!!!(牛)
私、長谷川カオナシさんの書く歌詞大好きなんです・・・・。
今の時代、なんでもグループ分けしたり分類したり名前をつけたりする。
流行りに乗っからないと非国民感でる。
これに関しては一曲丸々聞いていただきたいですね。
ワンフレーズだけでは語れないってこと!
忘れてたら忘れてた分だけ思い出せるのが好き・・・・・・・・・・。
初めてこの歌詞見た時バスで声が出そうになりました。
あの時よく聴いていた曲、
あの時を思い出す曲、
そういう曲をふと再生した時に感じる空気や匂い。
一瞬でその時に戻れる感じがして好き。
久しぶりに聴けば聴くほど、たくさんのことを思い出すことができて嬉しい。
音楽ってやっぱりタイムマシンであり、どこでもドアなんですよね。
これも長谷川カオナシさんの書いた歌詞。
一見包容力のある完璧理想系彼氏みたいに聞こえる歌詞だけど、
一曲丸々聴くとわかる。
大半を諦めて、
日常生活に波風立てないように、
自分が我慢したらいいしな・・・・・というような。
ずっと分かり合えないから、どっちかが分かったふりをしないといけないんですよね。
今までのカオナシさんの曲で一番好きかもしれないなあ。
これもカオナシさん曲。
説明するまでもないし、感想述べるのも厚かましい。
ただ一つ言いたいのは、
「学校行く時私だけ傘持ってるの恥ずかしかったな」
うわ〜・・・・・・・・・・・。
解像度〜・・・・・・。
直接的に言わなくても全てが伝わる・・・・・。
語彙力がない私はこれ以上何もいうことができません。
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昔から好きなアーティストって、
どんどん新譜を聴かなくなってしまうことが多いけど
クリープハイプは割とずっと新曲も聴かせて頂いています。
確かに昔のクリープハイプを知ってる人からすると
最近の曲は綺麗で爽やかで物足りないと思うこともあるかもれないけど、
私は、クリープハイプの涼しい感じの楽曲大好きです。
涼しいけど少しベタつく今の時期みたいな曲。
爽やかだけじゃない、人間の怠い部分が詰まっている曲。
クリープハイプさん、
今後とも私の人生をよろしくお願いします!(?)
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