「intee」ゼミが、くれたモノ
1. 3つの本より、収穫したコト
「リーダーシップ」について
「リーダーシップ」という言葉にどんな印象を持ちますか。私は、人柄や才能であり、地位の高い人間が持つものだと思い込んでいました。私は人を動かす力もなければ、人の上に立てるような人間ではありません。ずっとリーダーには向かない、リーダーシップなんて持っていないと思っていました。ただの思い込みだと気付かされたのは、衝撃的でした。
リーダーシップは、周囲の人を動かすことを目的としているわけではありません。結果的に周囲の人を動かす仕組みになっているに過ぎません。また、人の上に立つためでも、地位が高い人の役割でもありません。それは間違った認識です。リーダーシップは本来誰もが持つべき能力で、全員が持つことでその組織の生産性が圧倒的によくなると言います。
そして、リーダーシップは先天的なものではなくて、後天的に見つけることが可能です。つまり、学習次第でリーダーシップ能力を獲得できるということです。実習的な学習も必要となりますし、先頭を走ったり責任を負ったり、楽ではありません。ただ、評価の大きさや自分の市場価値の拡大には期待できるのではないでしょうか。
「100%」当事者意識
私が一番初めに変えていくべきだと考えたことです。
意識ですから、自分次第でなんとかなります。しかし、言い換えると、自分でしか統制できません。正直なところ、継続的にかつ習慣化し無意識に行えるようになるまで、と考えると気が重いです。自分をここまで制御できるのか、甘くなってしまわないか心配なところでもあります。
ただ成果を出すには意識を強く大きく持たなければいけないのは確かです。意識が根底にあり、行動を起こし、スキルを身につけた先に、成果は出るものです。
そのためにも、意識をしていくことを意識していきたいし、しなければいけないことだと考えています。
2. 自分と結びつけてみると...
「自分事」として考える
友人達との約束。これまでは誰かに任せっぱなしでした。内容も場所も時間も...。誘われたときは「誘ったのだから」と線を引いて押し付けていました。ただ「当事者意識」という言葉を知り、「ちょっとやってみようかな」という軽い気持ちで、「どうしよう?」「何すればいいと思う?」に答えることにしました。といっても、私はあくまで助けただけです。話を聞いて、検索を手伝って、決断の背中を押しただけ。
そんな少し関わっただけでも、友人達との集まりの時間がいつもより楽しく感じられた気がします。この「気がした」が大切なのかなと思いました。次に繋げるには十分な理由になりますから。
課題は、「任せる」こと
アルバイトをしていて常々感じていた苦手なことが、大切なことだと学びました。
信頼していないから、という場面も確かにあります。ただそれ以上に任せられない原因は、自分より相手の方が負担の大きい作業をしていて大変そうだから迷惑かけられないと考えているからです。
現在は、相手の様子を伺いつつ、相手の作業の区切りの良いタイミングを見計らったり、「お手隙の時に」と声をかけたりしてから頼むなど、工夫しています。以前に比べれば、できるようになったかなと思いますが、相手から見ると「まだまだだろうな」という印象です。失敗もして、迷惑もかけて、「小さなうちに」と頭ではわかっているつもりなのですが、行動に移すのは難しいです。
もとから苦手なことという認識はありましたが、「課題」という認識に改めるべきだと考えるようになりました。自分で行動は選択できますが、結果は選択できません。結果を出すのは、他の誰かや何かに「任せ」なければいけないということだと考えています。
3.(主観的に) 「intee」をご紹介させてください
私が受講したもの
セルフリーダーシップゼミが主です。それに加えて、ワークショップで自己分析と、思考力向上のための自己内省サロンに参加しました。(その他にもあるそうですが、私はまだ参加していません)
inteeの特徴は、言語化するだけでなく、自分事に消化することだと思います。「考える」ことをさせられます。見聞きした情報で得た学びに対して、自分はどう考えるか、どうするべきかを言葉にします。そして、グループ内で発表しあい、フィードバックをします。自分だけで完結しない、他の人の意見や他の人の視点を踏まえた学びになるのも特徴の一つです。
「intee」生
優しく、褒め上手な人たちばかりだという印象を抱いています。初対面の方もそうです。肯定してくれたり、共感してくれたり、話を広げてくれたり、自分の意見が認められたと感じられる場所です。もちろん、価値観や考えに絶対的な正解はありません。それでも自分の意見を受け入れてもらえるかどうかと不安に思う方はいると思います。私もその一人です。inteeのサービスを受けて、毎回変わるグループで発表をするたびに驚きと安堵を感じています。
意見や考え方に対する学びだけでなく、人柄や接し方、言葉の遣い方に関しても、とても勉強できる場となっています。