草薙悠弥(くさなぎゆうや)浜名湖の鰻を食べて応援
「今日は……静岡だ」
只の日本人、今日は静岡を支援する。
今回も日本を応援する草薙悠弥である。
今回支援した県は――静岡。
今回支援する業種は食品。
――ウナギ。
ウナギである。
場所は――
「浜名湖だ!!」
ウナギで有名な浜名湖である。
ゆるいキャンプで食べたら美味しそうである。
「無論、なんとなく」
浜名湖のウナギは有名である。
「美味しいからな!」
鰻には手紙が入っていた。
支援した事の感謝などが書かれていた。
「……うむ」
日本の地方を応援する草薙である。
支援したのは苦労している静岡の店。
魚屋、飲食を営んでいる店だった。
大陸からの被害により、経営難に苦労していた店である。
その日本の、地方の店は困っていた。
故に――
「助けるぞ!」
助けるのがこの草薙悠弥である。
お金を出し、支援した。そして……
「浜名湖のウナギがきたぞ!!」
浜名湖のウナギが来たのだ!
草薙は食費を月一万におさえた事もある男だ。
質素な食を食う事が多い。
鰻は――ご馳走だ
◆
「うむ!!」
草薙は鰻を食べれる状態にした。
鰻を暖める。そして白飯を用意する。
鰻にはタレがついていた。
「既においしぞうだ!」
タレに濡れた鰻は見ているだけでおいしそうだった。
醤油と糖類の調和がとれた赤茶のトロミあるタレ。
そのタレに濡れ、艶のある照り。
「美味そうだぞ!」
さすが鰻である。
「栄養もたっぷりだしな」
日本伝統の活力源、その一つといえるだろう。
だいたいのものは『美味い!』と食べるのが草薙であった。
何を食ってもだいたい健康。
しかし、栄養があるのものが食べれるのはありがたい。
「ご飯にもあうしな!」
鰻はご飯にもあうのだ。
白米が好きな草薙としても嬉しい所だ
美味しくて栄養がありご飯にもあう鰻(浜名湖産)を――
「食うぞ」
草薙は鰻(浜名湖産)を食した!
「美味い!!」
美味い!!
シンプルに美味った。
柔らかい鰻の身。
とろけるような味。
爽やかでいてどっしりとした旨みが凝縮されている。
日本古来の美味い食、鰻。
柔らかい鰻の身。
そして鰻の身にまとっていたタレ。
このタレがいい味を出している。
タレは醤油を主としている。ここには大豆、小麦が含まれる。
大豆、小麦は国産であった。
(日本応援だ!)
そしてみりん、砂糖。
醤油とみりん、砂糖の調和したタレは実にとろみがある。
草薙は鰻をたくさん食べた。
浜名湖の……鰻……
「美味い!!」
実にうまかった。
そしてこの支援が日本の地方の助けに少しでもなるのら。
「――良かった」
――支援して良かった。
草薙は思った。
(まぁ、微々たるもんだがな)
ささやかな金額、ささやかな支援。
だが――
「――それもまた良し」
(頑張れよ、静岡!)
(頑張れよ、浜名湖!)
(頑張れよ、関わる多くの日本人!)
草薙悠弥は日本を応援。
日本の地方を、魚産業を応援したのであった。