☆ウイスキーと私☆ その壱 幼少期編
敬愛する竹鶴政孝さんのコラムと同じタイトルだけど大丈夫じゃろか…
こんばんは、A Whisky Studentです。
私がウイスキーとはじめて出逢ったのは、小学校低学年のころ。
水割りの香りに魅せられたことを強く覚えています。
お盆になると母の実家に親戚たちが集まるのが恒例でした。
彼らは、思い思いの酒で昼間から飲んでいました。
日本酒、焼酎、ビール、ウイスキー、、、、、
そこで飲んでいる大人は子供をあまり構わないのですが、なぜかあるとき、一度だけウイスキーの水割りを作るのを手伝ったことがあるのです。
そのときに感じた、甘くて優雅で複雑な、得も言われぬ香り。
それに魅了された私は『なんていい香りのお酒なんだ』と思い、
そして『ぼくは大きくなったら絶対にウイスキーを飲むぞ』と決意したものです。
その次は小学校高学年です。
社会科の学習で工場や農場に行って見学させてもらい、その中から一つ選んで四つ切の画用紙に見学した内容を纏めるという課題がありました。
乳製品の工場と、アスパラ農園と、ウイスキーの瓶詰工場。
その工場では瓶詰のみ行っている様子でしたが、説明はウイスキーの工程を確か原料大麦からしてくれました。
はい、もちろん私が選んだのはウイスキーの製法です。
絵を多用したチャートでまとめました。
12色の色鉛筆で原料や樽を描き、更には熟成中に原酒の色が濃くなっていく様を茶だけでなく赤や黄や黄土色、ときに重ね塗りを駆使して再現しようとしたのを覚えています。
あ、見学後のおみやげものがウイスキーでなく「はちみつレモン」だったことにガッカリしたのは内緒です。
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