クトゥルフ神話TRPGの魅力を表現する言葉を持ち合わせていない

言葉にするのって・・・難しくない?

クトゥルフ神話TRPGは楽しい?

なんだろうね、自分でも何が楽しくてクトゥルフを3〜4年くらい細々と続けているのか分からない。未だにルールを把握できているとは言えないし、別にロールプレイがしたい訳でもないので…自分が楽しいから続けてるって訳ではなさそうだ。

物語を追体験する上でのクトゥルフ神話TRPG

本を読む事で出来事を追体験できる、ってところが本を読む上で良いなと思ってるところがあって……と持論を語りたいとこなんですが、この持論、中学生の頃見たどっかの雑誌の内容を未だに引っ張ってきていて、そこから10年以上経つのに一つも本に対しての持論が変わってない自分に嫌気が差してきた。
 中学生の頃の自分ってライトノベルを読むのが好きな奴で、定価で買うと高いから、古本屋でラノベ買ってたり、図書室のちっさなコーナーにある古いラノベを読む奴だったんですよ。暗いっすねー。

一話完結の世界、私の原点
ラノベとクトゥルフシナリオって似てない?
ライトノベル「キノの旅」を好んで読んでいました。
物語が一話で完結するシナリオで「キノの旅」キノが滞在期間を3日間と定めて、訪れた国の文化を主題に物語を進展していきます。その中でも私の好きな「橋の国」と「優しい国」が話しますね、良いですよね?しますね(無敵)。
 まず「橋の国」です、キノが訪れたのは国と言いますか、そこは「橋」だったのですけど、その橋は頑丈で立派などこまでも白い橋でした。ですが、立派な橋の周りには建物ひとつありません。ここまでで、何が起こったのかを水平思考クイズにしたら面白そうですが、ネタバレを続けます。昔、そこに住んでいた陸の国の住民は祖先が犯罪者で橋を完成させれば、その罪が帳消しなるはずでした。ですが、陸の住民は橋の建設の素材を自らの国の発展に使っていました。国が発展した後、陸の住民は自分達の課せられた橋の完成を自分達の使命だと思うようになります。橋の建設を進めるうちに資材がなくなっていき、自分達の国の壁や家を壊し橋の建設に充てていくようになります。ですが、国の壁や家が全て無くなっても素材が足りません、自分達が国の発展に使ってしまった為、材料が足りなくなっていたのです。陸の住民が取った行動は自分達の骨を橋の建材に充てる事でした。一人一人と橋の為、命を捨てていくそんな狂気じみた使命感により、残った最後の一人が橋を完成させました。そうして「完成した橋が一つの国」である。というまとめられ方が印象的で言葉に言い表せないのですが好きなんですよ。
もうひとつ「優しい国」の話なんですが、こちらはキノは前評判で『旅人に酷い仕打ちをする国だから行かない方がいい』と、その国を訪れた旅人達が口を揃えて言います。ですが、キノは自分の眼でも確かめなければとその国に向かいます。いざ、入国すると国の住人たちは至る所でもキノを大歓迎してくれます。キノは3日間以上の滞在はしないと決めた旅のルールがあるのですが、あまりにも居心地がよく滞在期間を伸ばしても良いかと、国の住民に尋ねます。すると国の住民は血相を変えて、それを断りました。そのままキノは3日間もてなしを受けた後、出国するのですが、出国の際に持ちきれないほどの物資と「どうか、国から離れたところ開けてください」と、一枚の手紙を受け取ります。キノはその国を後にして少し離れた後、手紙を開けようとした時、轟音が国側から響きました。その国にある火山が噴火したのです。瞬く間に溶岩に飲まれその国は跡形もなく、なくなってしまいました。手紙に目を移せば、「私たちの国は近いうちに火山が噴火する事が分かりました。国外への脱出も考えましたが、今まで旅人や商人に酷い仕打ちをしてきた為、私たちを受け入れてくれる国はありません。せめて、この国は良い国だったと人の記憶に残って欲しいと思い、訪れる旅人を大歓迎すると決めました。私たちの国の最後にあなたが来てくれてよかった。」と締めくくられています。この話を初めて読んだ時、涙ぐんだ覚えが、今でも書いてて感傷に浸ってしまいます。この話は短縮してる部分が多い為、ぜひ「キノの旅 2巻」を手に取ってみてください。

一つのシナリオに一つの物語
ここまで書いていて自分でも思う事がありました。何を書くか考えずに書いているので自分の思考を整理する事が出来たのかもしれません。完結する世界が好きなんだなって、終わりのある物語にノスタルジックを感じて私が追体験したい世界なんだと思わせてるのかもしれません。クトゥルフ神話TRPGでする理由はまた自分の中で答えを出す必要がありそうですが、TRPGをする理由にひとつ整理できました。

総括

物語が好き、以上
ここまで何が言いたいのか分からない文を公開する事は恥を欠く必至ですが、
承認欲求で公開してしまう、我ながら悲しい人柄だ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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