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『自分らしさについて語る』 〜自分視点〜

「自分らしさってなんだろう?」と考えました。
あらためてそう聞かれると、すぐには答えられません。
そこで、自分について認識していることを、ノートに書き出してみました。


性格

  • 真面目まじめ

よく「真面目だね」と言われます。

  • ルールにこだわる

ルールを守らない人が許せないです。でも、臆病で言えない。自分の中で悶々として、しかも結構ひきずります。

  • 完璧主義

思考が、0か100かになってしまいがち。
完璧を求めるために、追い詰められていくことがよくあります。

好きなことや興味があること

本は本当に好きです。本がこの世にあって良かったと、心から思います。

喜多川泰さんの本には、幾度となく救われました。新しい視点や価値観をいつも教えてくれます。大ファンです。今の言葉で言うと“推し”です。

  • 書くこと

アウトプットを考えると、ぼくには書くことが向いていると思います。人前で話すことは苦手だし、気持ちを言葉にするのに時間がかかるからです。

  • 言葉

言葉があって本当に良かったと思います。言葉のおかげで考えたり、想いを伝えたりできます。その言葉を表現する文字にも、特別な思いがありま。言葉や文字の力を借りて、ぼくの見ている世界を表現したいと思います。それが誰かの役に立ったら最高です。

歌にも救われたことがあります。歌の力は本当にすごいと思います。
そして、上手に歌えたらいいなとも思います。

スキマスイッチさんの「奏」のなかに、『「さよならに」代わる言葉を 僕は探してた』という歌詞があるのですが、ぼくもそれを探し続けています。

  • 瞑想

瞑想は本を読んだり、動画を見たりしてやってみたのですが、うまくできませんでした。続かないといった方が正確かもしれません。
でも、今年もう一度チャレンジしてみたいと思っています。

  • この世界の謎

「この世界はいったいなんなのか?」ずっと気になっていることです。池谷裕二さんの『夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす』のなかにヒントのようなことが書かれていて、とても興奮しました。

  • 知ること

わからないことを知ったり、新しいことを知ったりするのは、本当に楽しいと感じます。外見からは気づかれないと思いますが、心は踊っています。

苦手なこと(弱点)

  • ストレス耐性が低い

ストレスを感じると、いとも簡単にダウンしてしまいます。
適応障害になってからは、顕著けんちょです。

  • わからないことがあると混乱し、フリーズする

「いつも落ち着いていて、すごいですね」と言われることがありますが、本当はわからなくなって、フリーズしているだけなのです。それを伝えてからは、ぼくの動きが止まった時、フリーズしているのだと気づいてくれ、助けてくれることが多くなりました。

  • マルチタスク

同時進行で複数のことを行うのは苦手です。また、優先順位をつけるのも苦手なため、もう本当に混乱し、思考停止に陥ります。

  • 優柔不断

なかなか決められません。
何かを買いに行って、決められず、結局買わないこともしばしば。

  • 臨機応変

「そこは臨機応変にやって」と言う言葉が本当に嫌です。「こう言う時はこうしてね」とマニュアルがある方が、安心して取り組めます。

  • 変化

変化に対応するのに時間がかかります。できれば現状維持を望みます。逆に、同じことの繰り返しは、まったく苦になりません。

人間関係

  • 一人が好き

一人でいることは、なにも感じません。寂しいとも思わないし、むしろ気楽でいいと思います。そんなぼくが結婚して家族を持つことになったのは、不思議なことです。

  • 友達がいない

妻と出会い、家族となるその過程で、ほとんどすべての友人関係をってしまいました。家族以外と過ごす時間が、ぼくにとって一番大切だったからです。でも今は、友達も大切だなと思います。

  • 自分から関係をってしまう

新しい出会いがあり、関係ができあがっても、自分からその関係を絶ってしまうことがほとんどです。
なんか面倒くさいと思ってしまうのです。

  • 大人数の場が苦手

大人数の場にいくと、ほぼ100%孤立します。ぼくが近づくなオーラを出している、と言われたこともあります。せっかくなら楽しく過ごしたいのですが、いつも不完全燃焼な心持ちで帰路に着きます。

  • 安心できるのは布団の中

布団にもぐりこんで丸くなった時、ぼくは一番ホッとします。

  • 人見知り

人見知りは、ずっとです。だから、自分から話しかけることは、バンジージャンプをするのと同じぐらい、勇気が入ります。

  • 出不精

基本どこにも行きたくありません。結局疲れるだけだ、と思ってしまいます。

旅行に出掛けて帰宅した時に、「やっぱり家が一番ね」というセリフをCMか何かで聞いたのを、今でも覚えています。せっかく旅行を計画して、お金をかけて、時間を使って行って、その感想がそれ? と思いました。
旅行に行ったから、あらためて、家の良さがわかったともとれますが……。

  • 人との距離感がわからない

人との関係構築をサボってきたため、距離感をつかむことが苦手です。それが、人との関わりを避けてしまう理由でもあります。いい塩梅あんばいがわからないのです。

  • 生きるのが面倒くさい

生きづらさをずっと抱えてきました。岡田 尊司さんの『生きるのが面倒くさい人という本を読んで、まるで自分のことだと思いました。

また、五木 寛之さんは『大河の一滴』のなかで、この世は地獄だといっています。ぼくは、それを聞いて「やっぱりそうだったのか。だから、こんなに生きるのがつらいんだ」と思いました。

私たちはいまたしかに地獄に生きている。しかし私たちは死んで地獄へちるのではない。人はすべて地獄に生まれてくるのである。鳥は歌い花は咲く夢のパラダイスに、鳴物なりもの入りで祝福されて誕生するのではない。
 しかし、その地獄のなかで、私たちはときとして思いがけない小さな歓びや、友情や、見知らぬ人の善意や、奇跡のような愛に出会うことがある。勇気が体にあふれ、希望や夢に世界が輝いてみえるときもある。人として生まれてよかった、と心から感謝するような瞬間さえある。皆とともに笑いころげるときもある。
 その一瞬を極楽というのだ。極楽はあの世にあるのでもなく、天国や西方浄土にあるのでもない。この世の地獄のただなかにこそあるのだ。極楽とは地獄というこの世の闇のなかにキラキラと光りながら漂う小さな泡のようなものなのかもしれない。人が死んだのちにく最後の場所では決してない。

『大河の一滴』

 私がこれまで自殺を考えるところまで追いつめられながら、なんとかそこから立ち直ることができたのは、この世はもともと無茶苦茶むちゃくちゃで、残酷で、苦しみや悲惨ひさんにみちみちているものなのだ、と思い返すことができたからだったと思う。

『大河の一滴』

自分を振り返って

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

自分のことをあらためて考えてみると、“生きづらさ”につながる要素が多いなと感じます。でも、なんとか頑張って生きている。そんな自分を応援したいなという気持ちが湧いてきました。

そして、こんな人もいて、それでもなんとかなるんだと、誰かの希望になれたらいいなとも思いました。


▼ちなみに、他人からはどうみられているのか、妻に聞いてみました。

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