週刊モルモットラボラトリー 第6号
こんにちは。経理事務のおねえさんです。
みなさん、
「お金持ちになりたいですか?」
こう問われたときに、大半の方が「Yes」と回答するでしょう。
私も「Yes!お金持ちになりたい!」と思っていました。
では、次の質問です。
「お金持ちって、どんな人ですか?」
社長?億トレーダー?油田王?
いいえ、本当のお金持ちとは
「収入>支出」で生活できる人なのです!!
今これを読んでるあなたの先月の収支が「収入>支出」であれば、もう既にあなたはお金持ちということ。自信を持って生活していきましょう。ちなみに、経理事務のおねえさんはお金持ちです。大威張りです。
さて、先月の収支がわからない方は、きっと「モルラボ」初読者さんですね?ご覧いただきありがとうございます。
自分の資産額を知らずに生きるということは、ガソリンの残量を確認せずに高速を運転し続けるということだと思ってください。相当思い切りのいい人ですよね、もちろん褒めていませんよ。
資産管理初心者がまず最初に思いつく管理方法が「家計簿」だと思います。レシートをすべて記録していく方式の家計簿、私は大嫌いです。だって面倒くさいから。
レシートを撮影するのって、めんどくさいですよね。一枚ずつ広げてカメラの枠に収まるようにセットして影にならないように気を付けてパシャリ。まったく「簡単」ではありません。
買ったものをすべて手動で記録していく家計簿のことを、私は「PL家計簿」と呼んでいます。(収益)費用中心の考え方で「Profit/Loss」略して「PL」です。「PL家計簿」は、一か月のお金の動きをすべて分類・記録します。収支分析を細かくしたい人にとっては便利なデータベースとなりますが、ズボラでとにかく手持ちのお金を可視化できればいいという私のような人にとっては不要なデータです。費用対効果最悪。
後者の人(特に資産管理初心者)に対して私は、「BS家計簿」をおすすめします。資産負債中心の考え方で「Balance Sheet」略して「BS」です。「BS家計簿」はある時点での資産と負債の総額を記録します。資産は通帳残高、負債はカード支払予定額と言い換えれば、わかりやすくなるでしょうか?細かい情報は見れなくても、自分の生活が黒字か赤字か、という生き死ににかかわる重要な情報を得ることができます。
私のおすすめはマネーフォワードです。
セキュリティ面で不安がある方は、通帳と手元の残高を記録しましょう。私は半年ほど、自作のエクセルBS家計簿を利用していました。イコールとSUMの式挿入方法がわかれば、作成可能です。
※当月残高から前月残高を引いたものが当月の収支。これがマイナスの値になっていたら危険信号。レシートの中身を見る必要があるのは、この段階になってからです。
さて、マネーフォワードに話を戻しましょう。
一番感動した点は、クレジットカード履歴をほぼ即時反映してくれること。そのため、現金利用回数が減り、クレジットカード利用回数が増えました。現金を利用したら使途不明金になっちゃうけど、クレジットカードを利用すれば詳細が自動で記録されるのです。
BS家計簿ツールを使い始めたと思っていたら、PL家計簿機能も備わってた!一石二鳥!という状態です。私がこんなにもマネーフォワードに惚れる理由、伝わったでしょうか?
もちろん、趣味嗜好がありますので、ご利用は計画的に!
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【ちいさなつぶやき ~感動編~】
私が最近一番感動したこと、それは靴下をはいた瞬間。
「足が…優しく包まれている…!!」
普段、100円均一のパンプス用ソックスを愛用していた私が、デパートで一足400円のモノを買って試した感想です。これは確かに4倍の価値がある。
普段頻繁に身に着ける物は消耗が激しく、高価なものを投資しづらいと思っていました。しかしこれは短期的な費用に目がくらんでいる貧乏思考です。靴下は20回履けると仮定すると、一回20円の出費で、冒頭の感動を20回も得ることができます。毎日接するものだからこそ、良質なものを選ぶべきですね。
とはいえこの靴下、実は一回目の使用でかかとに穴が開いてしまったので、400円/1回の体験となってしまったのでした。生地選びは気をつけましょうね。
それではまた来週!