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かんちがいは恐怖の始まり。

帰りの電車。遅延により、鮨詰め状態。

心を"無"にして時が過ぎるのを待ちます。電車じゃないと帰れないからね。

今日は結構遅れてて、ギリギリ乗れた!と思ったら、さらに滑り込みでよいっっしょ〜、とサンタさんみたいな大きな方が乗ってきた。

ほんとにギューギューで疲れきってる体が何よりかわいそうだった。涙

おなかがぽっこりなってて、まぁるいおなかにプッシュされしんどいなぁと思ってたら、今度はブツブツ唱えだした(小さな声で)

ちょうど男性の口元って頭くらいになるから、背中越しに耳元で話さてるみたいですごく嫌で、ずーっと耳元でブツブツ。

何をささやいているかわからないから段々怖くなってきて、、、「絶対次の駅でおりよう。」と心に決めて次の駅でおりた。

本当は次の電車を待とうと思ってたけど、たくさんの人が降りて意外と隙間があいたから、乗っちゃえと思って乗ったら先ほどのサンタさんが!

さっきは雰囲気でしか感じられてなかったけど、実際は顔立ちがキレイなほんとにサンタさんみたいな方でおだやか〜な空気を醸し出してた。

手元に何かを取り出したかと思うと、



なんと



単語帳!?!?!?


サンタさんはブツブツ言いながら、何か単語を覚えていた。笑

さっきまでの恐怖はあっという間に姿を消した。

見えるもの見えないもの。それによって感じ方は違うけど、見えたものでこんなに気持ちが変わるのかと思った。

(だって、紙の単語持って一生懸命勉強してる姿は応援したくなったから)

身を守らねばという警戒心も大事だけど、もっとどこにいてもあったかい気持ちで過ごせたらいいなと思った。

サンタさん、勉強がんばってください!

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