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消えゆく記憶。何が残るのか?

人の記憶は曖昧で、1〜2週間前のこともだいたいは覚えていても詳細までは覚えておらず、印象的なことでなければ昨日のことさえその輪郭は曖昧だなと感じる。

1年経った時に「今日何をしたのか?」がほとんど記憶になくて、これじゃまずいと思って、まずはメモ程度でもと思いnoteを書くようになった。Facebookもインスタもあるけど、日記的なのはなんとなくnoteがいいなって。

それで、一言でもいいから今日感じたことを書くようになったんだけど、たまたま1週間前のことを思い出す必要があって、いざ思い出そうと思うんだけど、内容が本当に曖昧で正直驚いたし、少し残念でもあった。自分がその時何を感じたのかは刻まれているのに、内容となると思い出せない。

そういえばこれまでも、当時の音楽を聴いたり、懐かしい香りを嗅いだり、見覚えのある風景を見たりすると、できごとよりもその時の感情はありありと思い出せるのに、何が起こったか?は鮮明でないと感じたことがあったっけ。

記憶の容量は限られているから仕方ないと思うけど、思い返せるのができごとではなく”感情”だとすると、どういう感情を感じ生きていくのか?ってとっても大事な気がした。

「嬉しかった」「悲しかった」「感動した」「嫌だった」そんな感情だけが私の記憶に刻まれていく。むしろ、その感情だけが後の人生に残っていくんだろう。

いつか自分が死ぬ時に、どんな感情に満たされてこの世を去るのか?

その時がいつになるかはわからないが、自分の中で取っておきたい感情をこの先の自分に贈り続けたい。

と、記憶の曖昧さを痛感したが、それにしても、詳細まで本当に覚えてなくて、残念でならない。自分の記憶力をあてにしすぎることなく、これからは文明の機器をフル活用しようと心に決めた!


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