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Change Up & Bring It

Change Upを語りたい。
Bring Itを語りたい。
この2曲がどれだけ鮮烈に私の胸を貫いたか。

マジで強烈にカッコいい。
涙が出るほどカッコいい。

普段曲の解釈を書くときは、想像だけで突っ走らないよう自分なりにブレーキをかけているつもり。
(かなりオーバーランしてるけど)
解釈なのだからあくまで私の想像ではあるんだけれど、歌詞の読解を中心に据えるようにしてる。

でも今回は“語りたい”。
「好き」だけで突っ走った文章を書きたい。

なので書くことにしました。

Change Up

https://youtu.be/6iCn6Qpy36k

統括&ヒポチリーダー・スンチョルさん
パフォーマンスリーダー・ホシくん
ボーカルチームリーダー・ウジくん

3人のリーダー達の曲。

もうカッコよくないわけがない。
いや、Seventeenは1人残さずみんなかっこいいしもちろん13人が完全形なわけだけど、
この3人の「俺がリーダーだ」という覚悟がスゴい。
自分が真っ先に責任を負ってやるという覇気。
自分は絶対に折れるわけないかないという気概。

そして何より、言動の端々に迸る
「どうだ俺らのSeventeen、最高だろ?」
という自信。
自分に対する自信ではなくて、チームへの自信。

カッコいい…(涙)

他のメンバーだってもちろん覚悟はある。
みんなSeventeenを誇ってる。
でもリーダーズはなんだか闘志が剥き出し…
そして逆に他のメンバーはリダズのそういうところを立てていると思う。

で!でですよ!
そんな闘志剥き出しの3人が集まって歌う曲Change Upが…

!!!!!!!POP&KAWAII!!!!!!!

私、Change UpのPVは5本の指に入るくらい好きなんです。色遣いといいファッションといい、3人の髪色の対比といい…マーブルチョコとかミッケ!を彷彿とさせるこの感じ…!!!

そして曲はラップだけどバチバチじゃない。
ちょっと気怠げな曲調で、やや平坦。

それがまた!!!かっこいい!!!!!!(号泣)

このテンションで

물구나무 서야 이해할 수 있어 넌
逆立ちしてやっと理解できるんだお前は

우린 아직 반도 보여준 적 없잖아
俺らまだ半分も見せてないぜ

いやもうっ…!!!
カッコいい!!!!!(慟哭)

ゆらゆらノってるだけですよ〜
みたいに見せかけていながら、煽る煽る。

【change up】

チェンジアップはボールを鷲掴みにするなど敢えてボールに力が伝わらないように握りを工夫することによって速球と同じ腕の振りから投じられる遅いボールである。(Wikipediaより)

言い得て妙とはこのこと…
「Change Up」という言葉を直訳した時の「変わる」「あげる」という意味合いはもちろんのこと、意図的に力みを取って一石を投じるチェンジアップボールの質感も取り入れてる。

しかもこの「俺らまだ半分も見せてないぜ」という言葉がただの「煽り文句」ではないわけです。
覚悟と闘志がギッチギチに詰まってる。

いつも「これ以上のものなんて想像できない」と思ってしまうような作品でカムバックしてくれるのに
その次のカムバックではまだまだ上を見せてくれる。
歌もダンスも頭打ちじゃないかと思うくらい上手いのに、それでもパッと見てわかるくらいレベルを上げて見せてくれる。

その度私はこの歌詞を思い出す
「俺らまだ半分も見せてないぜ?」

この曲が出た3年前からずっと…
ずっと有言実行し続けているんです。

こんなかっこいいことあるんだ…(呆然)

いや…それにしても…
カッコいいし…可愛い…
もはや「可愛い」ことがカッコいい…
ここでこのPOPさを選べることがカッコいい…
どうしよう…本当にカッコいい…(困惑)

ただLIVEでは結構煽り散らしたパフォーマンスをしている。スンチョルさんはもうお得意のがなり声ほ漢らしいラップで、ホシくんはグルーヴ感ある身体の動きも含めて、ウジさんなんてもう…普段あまりお目にかかれない巻舌で「rrrrrrrrrrrルァアッ!」って…

ダメだほんとどこまでもカッコいい(恍惚)

어떤 곳에서 어떤 느낌일지
どんな景色で どんな感じなんだろうか
우리가 작을 때 쏘아 올린 Flare
俺らが幼かった頃打ち上げたFlare

まだ幼い練習生だった頃に打ち上げた夢の
その先の景色はどんなものだろうか
そこでは何を感じるだろうか

ウジさんの高音が美しい曲線を描きながら耳に、心に、流れ込んでくる。
どこか切ない…切ないけど静かに燃えている。

Seventeenのリーダーズが
「ギアチェンジするぞ、そしてまた上がるぞ」
という覚悟を歌うとこうなるらしい。

かっこよすぎないだろうか…(大の字)

何度も何度も話合い、模索してきたんだろうな
「ひとりじゃない」からこそ。
「13人」で「Change Up」するんだから。

創っては壊し、また創っては壊し、
叩いて、打って、練って、鍛えて…

日の目を見なかった…けれど確実に「今」を作り上げてきた膨大な量のボツ案たちの上に寝転がって
「俺らまだ半分も見せてないぜ」と、
そして「We Change Up」と歌うんだ彼らは…

こんなにPOP&KAWAIIなのに…
苦悩の跡を、覚悟の炎を…
分かりやすくドラマ調で見せるわけじゃなく、ぱっと見マーブルチョコとミッケ!なPOP&KAWAIIに昇華しちゃうなんてもう…ほんと…

カッコいいにも程があるよリーダーズ!!!!(絶叫)

見たか世界!!見てくれ世界!!!!
これが!この3人が!Seventeenのリーダーズだ!

…あー、
大好きだな…

そして…この対比としてのBring It。
これがまた大変。

Bring It(날 쏘고 가라)

タイトルは「俺を撃って行け」
歌うのはホシくんとウジくん

エスクプスが95年生まれ最年長で統括
ホシくんウジくんが96年生まれ同い年

リーダーズの中でも「自主制作」の柱を担う2人が
リーダーズの中では「弟」にあたる2人が
この2人で曲を出したらChange Upとはうって変わってめちゃくちゃ好戦的。

かっこいい!!!!!!(血涙)

直線的に考えると、この2曲のテイストは逆になるんじゃないかと思う。
振付を作るホシくん、曲を作るウジくん、感性を働かせて繊細な世界観を作り出す2人がChange Upみたいに少し流すようなテンポでアートっぽいPVを、
チームを引っ張るリーダーズでBring Itみたいなバチバチ系の闘志溢れる曲を…

でもそうはならないんだなあ…
敢えて統括リーダー・エスクプスが入らない形で宣戦布告する。火花を散らす。

반드시 지켜낸다
必ず守り抜く

내 사람을 건드린 것들로부터
俺の大切な人に手ェ出そうとするやつらから

Seventeenを、そしてCARATを守る
そんな曲だと言っていた。

そのための先陣を切る。
チームの統括リーダーは大将として一旦引いて、
ホシウジコンビが最前線に立つ。

자신 있으면 건드려봐라 우리부터
自信があるなら手ェ出してみろよ俺らから

かっっっっっこいいいいいいいい!!!!(こだま)

俺らのSeventeenに、CARATに何か用があるんなら俺らからヤレよと…
惚れない人、いますか…
一旦全部自分が引き受けるっていうんだから…

でもこの2人、絶対に倒される気なんて微塵もない。
2人なら、かかってくる奴ら全員倒せると確信して「俺を撃って行け」って言ってる。

きっとリーダーズ3人揃うときにはチームの舵取りをするので、闘志を燃やしつつも少し冷静で、俯瞰してるんだと思う。

けどホシウジ2人になるともう止まらない。
いや、むしろ統括リーダーを本陣から動かさないために敢えて熱く爆ぜながら先陣を切っているようにも思える。

2人という少数だからこそ後ろにいる大切な人たちを守るんだという覚悟が際立つし、
けれどたとえ2人でも背中を預けあえるのはホシウジだから。「自主制作」の柱として一際重い覚悟を纏う2人だから。そういう意味でこの2人はお互いに、お互いしかいない関係なんだと思う。

네 앞길 내 앞길 다 내가 책임져
君の行先 俺の行先 全部俺が責任取る

自主制作の柱を担うことで自分を含めた13人の行先が決まってしまう気がして辛かったと言ったウジさんが、そしてきっと同じような重圧を背負うホシくんが、俺が全部責任を取ると言う。

この言葉の重みは桁違いだなあ…
哀しいくらいにカッコいいよ…

本当に責任を背負ってくれてしまいそうで、逆に私も守られなくて済むくらい強くならなきゃいけないなと思う

붕 떠다니는 것 같지만
フワフワ浮わついてるようだけど

떠도는 걸 알아
漂ってるんだって解ってる

今の俺らがちょっと浮ついて見えるくらい突っ走ってるとしても、そんなの解っててやってるけど?
…みたいな。

焚き付ける焚き付ける…
あー…ダメだかっこいい…(腹痛)

나가자 싸우자 이기자
進め   戦え   勝て

普段のSeventeenさん達の曲では、まず使われない言葉達。いつもはどちらかといえば「そのままでいいよ」「前に進むだけが方法じゃないよ」としゃがみ込むことを肯定してくれるのに…
自分たちを鼓舞するときにはこんなにも強い言葉を使うんだなあ。

우리 팀 세븐틴
俺らのチーム seventeen

계속해서 엑셀 밟아
ガンガンアクセル踏んで

말하는 대로
言ったとおりに

We change up

ここでChange Up……っ!!(嗚咽)
チームの先陣を切る覚悟。
そしていくらホシウジで挑発しているように見える状況でもリーダーズで示したチームの方向性「Change Up」は忘れない。

烈しく爆ぜるけれどどこか冷静なホシくん。
冷静沈着に見えるけれど内に炎を燃やすウジくん。
対照的に見えて、同じ温度でSeventeenの道を切り拓いてきたふたりのリーダー。

호우주의보 발령
豪雨注意報 発令

누가 누가 누가 얘네 좀 말려
誰か誰か誰かこいつらをちょっと止めてくれ

豪雨=ホウ=ホシウジ
これほどの大御所ケミがとうとう自ら曲の中で名乗りをあげた…(大の字)
「お前らみんなホウ好きだろ?」
そんな煽りにすら感じられる…かっこいい…(溜息)

誰かこいつら止めてくれよ
というセリフを敢えて自分で言ってしまうというのも強烈にカッコいい。
全部全部、計算のうち。彼らの掌の中。

カッコいいって、こういうことだ。

「半分」のその先へ

これがSeventeenのリーダーズ。
これがSeventeen。 

リーダーが1人じゃなくて3人なのが“リーダーズ”。
統括リーダーは1人だけど、敢えてそれ以外の2人が真っ先に敵陣に斬り込んでいくのがリーダーズ。
でもまた3人に戻ればやっぱり統括が「兄」になるのがリーダーズ。

そしてそんなリーダーズが「Change Up」と「Bring It」をやるのがSeventeen。

無理に熱くなるでもなく
わざと冷静ぶるでもなく
そのまんまでグラグラと静かに滾り
その温度を1番いい形で届けてくれる。

そんなリーダーズが率いるのが
そして
そんなリーダーズの土壌が
我らCARATの愛するSeventeen。

カッッッッッッコいい!!!!!(万歳)

出し惜しみするでもなく、でも「俺らまだ半分も見せてないぜ」を現実にしながら
どこまでも駆けてくれSeventeen。
あなた達の思い描くこと、全部やってほしい。
恐るる勿れ。
今あなた達を遮るものは何もない。

そして私は「半分」のその先を見るために
泣きながらでも転んでも
この道を、この脚でひた走るんだ。

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