いつかの밤へ
안녕하세요.
私はこの挨拶がとても好きです。
会わない間、安寧でしたか?
どうか安寧でいてくださいねと、
祈りがあって。
この手紙は、
いつかあなたがCARATではなくなる日
「밤」の最後の日にむけて書いています。
その日はどんな形で訪れるのでしょうか。
あなたが何か他にもっと大切なものができて、
CARATと名乗ることをやめるときでしょうか。
世界一大切な彼らが、その「Seventeen」としての活動に終止符を打つときでしょうか。
あなたと彼らとの選択にズレが生まれて無視できなくなったときでしょうか。
いずれにせよ、今の私はその日を永遠の彼方まで追いやりたいと思ってしまいます。
けれど不思議と、その日が訪れること自体は
それほど恐ろしくありません。
なぜならSeventeenと出逢ってからこれを書いている今日までの私の日々には幸せなことしかなかったからです。
Seventeen、そしてホシくんというひとに出逢って
雷に打たれたように惚れ込んで
私はひとを好きになるということの
その真ん中まで辿りついたような気がします。
馬鹿みたいな話だけど
「ひとを好きになる」ということは実は不思議な生き物で、見る人、とき、環境によって絶えず姿を変えるんです。
それはときに「楽しい」の姿、ときに「怒り」ときに「嫉妬」またあるときには「悲しみ」など…
様々な姿を見せてくれます。
けれどSeventeenを好きでいる今、私はその生き物の核となっている心臓にまで辿り着いたように思います。たどり着いた心臓はローズクォーツ&セレニティのダイヤのかたちをしていて、私は今その拍動を全身で感じています。
私はここに至ったことを、
彼らに出逢い、この感情に出逢ったことを
私の人生の財産だと思っています。
少し前にHOTのAUDIO KITが公開されました。
Rock with youの時も「作ってみて!」と突然投下され、使い方も作り方も使うアプリも何も教えてもらえずただデータだけが共有されたあの日、なんて無茶振りをするんだ!と思いながら、なんだかとてもワクワクしていました。
不器用ながら色々検索したり試行錯誤しながらなんとかつくった短くて不恰好な私だけの「Rock with you」。それまで開いたこともなかったGarageBandアプリを開いて、聞いたこともなかったサンプルを使ってなんとか繋ぎ出したあの瞬間。私は彼らと出会ってから変わった人生を、ふと痛感したのです。
Seventeenさんに出会ってから、やりたいと思うことが増えました。やれるかもしれないと思うものも増えて、いつしか実際にできること、やったことのあることも増えました。
「今の君のままで大切で本当に大切で…」
と言ってくれるような優しい人たちなのに
何かをやるかどうか迷った時に一歩を踏み出す理由になってくれたのはいつだってSeventeenさんでした。
いつかCARATではなくなる日、その先も、彼らと共に過ごした時間がくれたものたちが灯火となって、私は自分の足でも歩いていけてしまうのだと思います。
この目に映ることはなくなったとしてもずっとずっと、ずっと先まで彼らは私を守ってくれるのでしょうね。
だからきっと、いつか“その日”が来て
私が、あなたが、CARATじゃなくなる日がきたとして、それまでの日々を無駄だったと思うことはないでしょうし、虚しくなることもないと思うのです。
もし、万が一、億が一、
なんらかのネガティブな理由でその日が訪れたとしても、それでも変わらない確かなものを貰ってきたと思っています。
だから私は“その日”が怖くはありません。
その日が来ることを私もCARATも、そしてSeventeenさん達もよく分かっているからこそ、この青春をできる限り長く永く紡いでいきたいです。
永遠はありません。
変わらないものはありません。
ホシくんも言っていたように、先のことは誰にもわかりません。
Seventeenさんも私も、年相応の変化を遂げてきて
だからきっと、その日は当然に訪れるのです。
いちにちいちにちと積み重ねられていくこの日々の全てが、奇跡なのです。
そしてその変化が希望だと思えてしまうくらい
私は彼らの選択を信じさせてもらってきたから
例えば彼らがSeventeenをなんらかの形で終えたとして、「終わり」に対して怖い、嫌だという気持ちよりも「終わり」という選択をした彼らの姿を見れることが嬉しくありがたいと思います。
でんぱ組.incのねむきゅんが「みんなのおかげで宇宙一幸せなアイドルでした!」と言って卒業した姿が忘れられず、Seventeenさんにもそう思えて欲しいなと思っている私ですが、もうひとつ願いがあります。
それはあなたが「Seventeenさんのおかげで宇宙一幸せなファンでした!」と言ってその日を迎えることです。
彼らは見ているだけで私を幸せにしてくれるけれど
やっぱり宇宙一になるには私も幸せになる覚悟を待たなければいけないと思います。
どうか幸せになることを恐れないで。
自分の幸福を真っ直ぐ受け止めてみて。
いつかの밤、いつの日かの私、
あなたは今、幸せですか?
CARATでいた日々は幸せでしたか?
あなたは今、ひとを愛することができますか?
世界を美しいと思えていますか?
光だけのまっさらな道を歩いてほしいとは言わない。
けれどあなたが恨めしそうにこちらを見ていないことだけを願っています。
本当に、本当に、
貰いすぎて壊れそうなくらいたくさんのものをSeventeenと CARATちゃんから貰ってきました。
私は今、怖いくらい幸せです。
だからあなたの幸せを願わせてほしい。
…むしろ
私があなたを幸せにします。
1番難しいことかもしれないけれど
これが私にできる最大限のSeventeenさんへの恩返し、貰ったものに報いることかもしれません。
いつかの밤、
私たち、幸せでいましょう。
敬具