Your Choice
I'm ready to love,
僕は愛する準備ができた
내게 말해 줘 Can we stay together
ねえ教えてよ 僕ら一緒にいられるかな
疾走感のあるメロディ、高鳴る鼓動のようなベース。
「僕は愛する準備ができた」というタイトルに続くにしては些か弱気すぎる歌詞に、私の心は鷲掴みにされた。
愛する準備って、何でしょうか。
そういえば私は愛する準備なんてしたことがない。何となく愛は自然に芽生えるものだと思っていて、準備が必要なものだと意識したことがなかった。
ただ、年末に3年半お付き合いした彼氏と別れた時、私にはまだ準備ができていなかったなと思った。たしかに私は、あの時愛する準備ができていなかった。私が、足りなかった。
でも何が足りなかったのかは分からなかった。
アルバム名は「Your Choice」。
「君の選択を尊重する」
2021年夏のSeventeenさんが提示する愛の形。
「君の選択を尊重する」
つまり、もし仮にその選択の先に自分がいなくとも、君の選択を尊重するということ。
その上で「僕ら一緒にいられるかな」と問う。
弱気なんかじゃなかった。
「僕は準備ができた」けど「僕ら一緒にいられるかな」と…
「僕は君と一緒にいるという選択をしたけれど、君はどうだろうか、聞かせて欲しい」というメッセージなんだとしたら…
きっと「Ready to Love(愛する準備)」は「Your Choice(君の選択)」がどう在っても受け入れる覚悟ができたということなんじゃないでしょうか。
Seventeenさん達から一旦委ねられた今回のアルバム。私なりに向き合ってみたいなと思い、今回のnoteを開きました。
Heaven's cloud
メロディのイメージからつけた仮題がそのままタイトルになったという「Your Choice」幕明けの曲。
雲でできたカップに温かいコーヒー
蝶の翅で探す君の息
ここが秘密の天国 君のための空の森
たった1秒も大切な君を見失わない
曲調といい、歌詞といい…大袈裟じゃなく、私はこの曲に乗せられて、今までで一番遠くて美しい場所に連れていってもらった。
この曲だけで一本noteをかける。
表現一つ一つが恐ろしいくらい綺麗。
「君のこんなところが素敵」というような「君」の描写ではなく「君を思って描く景色」の描写なのに、こんなにも「君」への讃歌。
ただ、「Your Choice」というアルバム名を背負って最初に流れ出してくる曲にしては、あまりにも閉じた世界だった。
あまりにも盲目的な君と僕だけの世界。
私の中で、「君の選択を尊重する」というテーマから想起されるのは「自立」や「前に進む意思」といったキーワードだった。
でもこの美しく閉じた天国は「依存」や「逃避」とも受け取れてしまう。
どうしてでしょうか…
ここからは「Your Choice」というアルバムの文脈の中での「Heaven's cloud」の解釈です。
「Heaven's cloud」は「僕」の「愛の開示」なのではないかと思う。
“僕が君を通して見える世界はこんな景色です”
“僕の愛はこんな形です”
「君の選択」を聞く前に、まずは「僕の選択」を提示する。
この曲はそういう意味での序章なんじゃないかなと思っている。
そして何度も繰り返される
Give me your give me your
Give me your give me your
Love love cloud
という歌詞。儚げで淡いメロディで包まれているものの、愛を渇望していることが痛いくらいに伝わってくる。
そして「love cloud」。
雲。
確かに実在するのに、形の定まらないもの。
触れそうなのに、掴めないもの。
いつもそこにあるのに、一つとして同じものはないもの。
浮かび、揺蕩い、流れていくもの。
これほど「your love」を渇望しているけれど、その一方で「love cloud」と表現するところに、「love」を不変ではないものとして受け入れているような冷静さも感じる。
そんなある種の歪さを、まず自ら受け入れて、そして「君」に曝け出すこと。
美しく閉じた清らかな天国の中に、「Ready to Love」に繋げるような強い意思を感じた。
Ready to Love
세상의 반대로 Run away
世界の反対へ 逃げよう
내 손을 잡아
僕の手を取って
계속 Run away 이제 날 믿어
どこまでも逃げよう もう僕を信じて
冒頭でも話した様に、この曲はメロディラインや「Ready to Love」というタイトルから受ける印象とは対照的なくらい、弱気ともとれるフレーズが散りばめられている。
立ちはだかる何かに対して闘うわけではなく、
「世界の反対まで逃げよう」と言う。
「僕の手を取って」も、勇者がお姫様にすっと手を差し出すようなイメージだったけれど、振付を見ると落ちそうな人の手を掴んで引っ張り上げるような動き。
苦しいなら闘わなくてもいい。ほら、僕を信じて。
追い詰められて落ちそうになる「君」が僕のこの手を掴んでくれるのなら、僕は「君」とどこまででも一緒に逃げよう。
そんなメッセージにも受け取れる。
逃げるということは、カッコ悪いこと…
そんな強迫観念に縛られて戦い続ける道を選んでしまう人たちにとって、これほど心強い言葉はないと思う。
ただ、「僕」も何かから逃げたいみたいだ。
All I wanna do is run away
僕は逃げたくて仕方ない
Cause you are my escape
だって君は僕の逃れられる場所だから
「君」という安全地帯に逃げ込みたくて仕方ないだなんて、何という殺し文句でしょうか…
「君を傷つけるものは僕が倒す」とか「一緒に立ち向かうよ」とかの方が一見カッコいいけれど、「一緒に逃げよう」という言葉を私はずっと待っていたのかもしれない。
「此処に築いたもの全部一回脱ぎ捨てて、どこまでもどこまでも逃げよう。
君となら。さあ、僕を信じて。」
そう言ってもらえたなら、私は今私を苦しめるものから全力で逃げる。
君といれば、逃げた先でまた新しく始められる…
ある意味で強烈な覚悟。
痺れるほどに好きだと思った。
Anyone
We make the rules
僕らがルールを作る
세상에 하나뿐인 규칙
世界にただ一つの規則
바꿀 수 없어 Not anyone anyone
変えることはできない どこの誰であろうと
나의 모든 이유를 네가 가르쳐 줘서
僕のすべての理由を 君が教えてくれるから
세상 어느 곳에서도 난 너라고 말해
世界の何処にいようと 僕は「君だ」と言うよ
カッコ良すぎる。研ぎ澄まされたかっこよさ。
ベース一本の音に収束したかと思えば
「僕らがルールを作る」だなんて、カッコ良すぎて何度聞いても心臓がバクバクしてしまう。
今この文章を書きながら反芻しているだけでもみぞおちが痛くなるくらいドキドキしている。
2人だけの世界を貫く、ただひとつの法則とはどんなものだろうか。
どんな問いに対して、僕は「君だ」と答えるのだろうか。
私はそれが「愛」なんじゃないかと思っている。
君への愛によってのみ廻る世界。
そして「愛」は「君だ」。
愛の定義はよくわからないけれど、「君」へのこの感情、そしてなにより「君」こそが愛なら納得がいく、ようやくわかった…
…そんな霧が晴れたような力強さがある。
하늘 위에서 떨어진 작은 꽃,
空から落ちた小さな花
사막 한가운데서 (그대 나를 위한 선물)
砂漠の中心で (君は僕への贈り物)
見渡す限りの砂漠。進んでも進んでも砂。
果てしない渇きの世界。
その中心で空から舞い降りてきた花…
「水」じゃない。飢えも渇きも癒さない。
それでも何より必要だったのは、一輪の花だったのでしょうか。身体よりも心が求める存在。
「僕」は「君」がそうだと歌う。
네 목소리에 심장이 계속해서 뛰고 있어
君の声に心臓がずっと高鳴っている
내 사랑에 이유는 없어
僕の愛に理由はない
「君の愛するところ」ならいくらでもあるけれど
「君を愛する理由」を探した途端、なんだか本質から遠ざかるような気がする。
ー
心が「君」を欲している。
それ以上の根拠を求めるのはやめよう。
例え理由がなくたって、「それ」は僕らの世界を貫く誰も侵せないただ一つの法則なんだから。
ー
私にはそんな決意を孕んだ告白の歌に聞こえる。
そして理由がなく不可侵のものだからこそ、
「君の選択を尊重する」という姿勢に行き着くんじゃないでしょうか…
「僕」だって「君」の愛を侵すことはできない。
君の選択が何であろうと、例え「僕」のいない選択であろうと、侵すことはできない。
「僕」か「僕の愛」をそのままに尊重する以上は
「君の愛」もそのまま尊重しなければならない
そんな着地点を見つけたのではないかな…
と私なりに受け取り、考えました。
ダンスも痺れるくらいにカッコよくて
「僕は“それ”を護る、誰一人触れさせない」というような真っ直ぐな眼差しが私の瞼に焼き付いて離れない。
GAM3 BO1
우리 집 현관부터 05 서버까지가 내 동선
僕らの家の玄関から 05 サーバーまでが僕の動線
내 캐릭터 멋져
僕のキャラはイカしてる
밖은 위험해도 보고 싶어
外が危険でも見たいんだ
ガラッと雰囲気を変えて電波の世界へ。
なんとなく、Network Loveと近いものを感じる。
部屋の片隅、手のひらに収まるゲーム機の中、
顔も声も交わさない、およそ現実社会とはかけ離れた0と1の世界で「僕」はイカした冒険者になる。
私はゲームはからきしなので歌詞の通りの世界には入ったことがないけれど、「リアルで生きる社会じゃなくたって、君が輝ける場所を君の居場所にしていいんだ」と言ってくれているように感じる。
でんぱ組のとある歌詞を思い出した。
どんなにリアルがダメだって
この街はキミを待ってるから
【バリ3共和国】
ここで言う「この街」は日本の電気街、そしてオタクの聖地である秋葉原。
リアルで生きづらさを感じている色々なひとを「受け止める」場所がある。
その温かさと優しさに私は救われたし、GAM3 BO1にもそのぬくもりを感じた。
시대는 빠르게 변해 휙휙휙
時代は目まぐるしく変化する
우리도 맞춰 변해 적응해
僕らも足並み揃えて変化して適応する
社会も、機械も、コミュニティも、文化も
私たちを取り巻く環境はどんどん変わっていく。
生きていくために私たちも変わって適応しなくちゃいけない。
どうしてこんなに急かされているような気がするんだろうか、どうして走り続けないと置いていかれるんだろうか…
でも、
돈 돈 돈 Don’t worry
心配しないで
곧 곧 곧 만날 거야 우리
すぐに会えるよ 僕ら
24시 열린이곳에서 둘이 즐겨
24時間 開かれた この場所で二人楽しく
조급하지 말자 굳이
焦るのはやめよう敢えて
海の向こうでも、地球の反対でも、
お互いの存在を知らせることができる。
声が届かなくても指先ひとつで言葉を届けられる。
だから焦らなくていいよ、
僕ら、“ここ”でちゃんと会えてるよ。
そう言ってくれるような歌詞。
ネット上での繋がりは、
実体を持たない繋がりは、
なんだか軽んじられてしまう気がする。
相手の顔が見えないからネットいじめや誹謗中傷が蔓延るという論調もある。
けれど時に顔の見える人間が平気で私の心を殴るし
生身の声で信じられないくらい酷く罵る時もある
だからきっと、オフラインとオンラインでどちらが上とか下とかない。
「君」が「君」でいられる場所が君の居場所で
僕はそこに会いにいくよ
…と尊重してくれているようで、思わぬ方向から救われた。
「Your Choice」というタイトルから最初に私が想像した曲の世界観に最も近かった曲。
Wave
너의 모든 세포들이 더 자유를 원해
君の全身の細胞が もっと自由を求める
자연스러운 Tempo로
自然なTempoで
시야 닫힌 도시 사이에서
視野が閉ざされた都市の中
전부 일그러뜨려 널 깨워가
すべてを歪めて君を目覚めさせる
パフォチ特有の神秘的な曲。
字義だけをなぞると理解できない。
その分きっとパフォーマンスと不可分なのだろうから、本当はステージを見てから読み解いてみたいけれどいつになるかわからないので一度歌詞に身を委ねてみる。
…とは言ってみたもののこちらの曲、歌詞の繰り返しがほとんどで読む言葉が極端に少ない。
ただ、それこそがこの歌の本質なのではないかなと思っている。
情報に溢れてむしろ色々なものが見えづらくなっている都市の中、一度君の細胞の声に耳を澄ませてみようか。
そんな誘いの曲。
GAM3 BO1の後にこの曲が続くというのがこれまたとても面白い。
하루 종일만큼 맘의 문 앞에 서서
一日の間だけ心の扉の前に立って
두드려 보는 게 어때
そこを叩いてみたらどうかな
잠시만 도피해 마음의 바다로
少しだけ逃避して心の海へ
扉で仕切られた、その向こうの心の海へ
きっと君自身まだ漕ぎ出せてない。
怖いかもしれないけど一日くらい開いてみよう。
難しいことはいい。
今日は言葉も要らない。
けれどきっと君の心は、細胞は、
君自身も知らないような何かを求めている。
僕はそこに目覚めた君を見てみたい。
…そんなメッセージだからこそ、歌詞を極限まで削ぎ落としているんじゃないかと思う。
잠시만의 파란 착각이면 어때
刹那の青い錯覚なんてどうかな
【錯覚】
物理的実体と著しく異なる知覚内容や意識経験を得ることを指す。
ーコトバンクより
「착각」という言葉には「勘違い」という意味もあるらしい。
物理も事実も理屈も、全部歪めて
心の海に身を委ねてみるのはどう?
…誘っているのにそこで得た経験は「青い錯覚」かもね、と言ってしまうこの妖しさ。
そしてあくまで問いかけるのみで選択はこちらに委ねる…危険で、そして魅惑的なお誘い。
あなたならこの差し出された手をとりますか?
私は怖いけれどきっとその手をとる。
같은 꿈, 같은 맘, 같은 밤
ーSame dream, same mind, same night
Oh 숨길 수 없죠
もう隠せないのです
이런 내 맘을 다 주고 싶죠
こんな僕の心を全て捧げたいのです
Oh my love 네 옆에 나를 따듯하게 불러줘
愛しいひと あなたの隣にいる僕をあたたかく呼んで
오로지 너로 가득 채울게
ひたすらにあなたで胸一杯満たすから
私はいつかこんな言葉の紡ぎ方をできるようになりたい。
難しい言葉に頼らず、難解な言い回しも一切せず、
誰にでもわかるような易しい言葉で
それでもこれほどまでに美しく、激しく、
しかしあたたかく…ひとの心を揺さぶる。
나와 같은 꿈을 꾸고 같은 맘으로
僕と同じ夢を見て 同じ気持ちで
같은 밤을 함께 마주 보는 그대여
同じ夜に 共に向き合うあなたよ
세상 모든 것을 줘도
世界のすべてを与えられようと
절대 바꿀 수가 없어요 나는
決して代えることはできないのです 僕は
영원을 약속해 줘요
永遠を約束してください
그대도 나와 같다면
あなたも僕と同じなら
“밤”という名前でCARATをしている私にとって、タイトルに、歌詞に“밤”が入っているとそれだけで嬉しくてたまらなかった。
そして「同じ夜」という言葉が一層嬉しかった。
この夜にひとりじゃないと、彼らもいてくれると
そして彼らも「同じ夜」を共にすることに特別な意味を見出してくれているとわかって、なぜだか涙が出た。
「世界のすべてを与えられようと
決して代えることはできない」
再契約発表後のウジさんのメッセージで全く同じ表現が使われていた。
내 형제가 되어준 세븐틴
僕の兄弟になってくれたSeventeen
내 청춘이 되어준 캐럿들
僕の青春になってくれたCARAT達
언제나 부족함 가득한
いつも至らない部分で一杯の
'나' 라는 사람을
「僕」という人間に
다시금 용기 내 일어나게 해주는
再び勇気を奮って立ち上がらせてくれた
그대들은
あなた達は
세상 모든 것을 줘도
世界のすべてを与えられようと
절대 바꿀 수가 없는 나의 전부입니다
絶対に代えることのできない 僕の全てです。
だから私は勝手に、この曲はSeventeenさんとCARATの曲だと思っている。
こんなに覚悟のある告白があるでしょうか。
世界のすべてを与えられようと、他の何にも代えることができない、彼の全て…その一部に私も入ることができているのなら、これほど幸福なことはない。
너 없는 모든 순간은 의미 없는 걸
あなたのいない全ての瞬間には 意味がないんだよ
숨을 쉴 이유조차
息をする理由でさえ
내 마음은 너이고 싶어
僕の心はあなたで在りたい
「あなたは僕の全てです」
ただそれを伝えるために、これほど言葉を尽くしてくれている。
アイドルのファンは、ただただアイドルを「追いかけている」ような見方をされる時があるけれど、Seventeeさんを好きでいる今、私はむしろSeventeenさんの方が切実にSeventeenと CARATを求めているんじゃないかと思う時すらある。
そう思わせてくれる。
なんて幸せなことでしょうか。
영원을 약속해 줘요
永遠を約束してください
그대도 나와 같다면
あなたも僕と同じなら
さあ、「君の選択」を聞かせてください。
ただ、「僕」は…
그 어떤 일이 있더라도
どんなことがあろうと
너의 곁에 있음을 약속할게요
あなたの隣にいることを約束しますから
先に約束をして、締めくくっている。
怖くはないのだろうか。
裏切られるとは思わないのだろうか。
裏切られてもいいとすら思っているのだろうか…
Seventeenさんを見ていると、そう思う瞬間がたくさんある。
どうして彼らはこんなにも、CARATを善い人間と信じて疑わずにいてくれるのだろうか。
どうしてこんなにも迷うことなく愛してくれるのだろうか…
報いたい。彼らの愛に報いたい。
だから私は今日も、“Seventeen”を選択する。
“Seventeenを愛する”ことを選ぶ。
My Choice is…
これが僕に見える「君」とその世界です。
そんな「君」となら世界の反対まで逃げましょう。
誰にも変えられない唯一つのルールは「君」です。
でも「君」は「君」でいられる場所を選んでいい。
時には思い切って「君」の心の海に身を委ねてみて
ただ、僕はどんなことがあっても「君」の隣にいると約束します。
愛されているなと思う。
大切にされているなと思う。
ちゃんと「君の選択」ができるよう丁寧に丁寧に組み上げられている。
My Choice is you , Seventeen
間違いではないけれど、これほどの大きな愛にこの一言で答えを終えるのはあまりにも安直だと思ってしまう。
私はSeventeenさんを愛することを選び続けます。
ただ、彼らを「どう愛するのか」はこれからも模索し続けたい。今ここで答えは出せない。
きっと幾つもの夜、愛を問い続けたSeventeenさんあなた達の選択を見ることができて私は幸せです。
私はもう暫く「愛」を模索し続けます。
あなた達と同じ、この夜で。