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秕(ばむ)
2021年9月23日 11:36
この歌のことを話せるようになるまで、随分と時間がかかってしまった。舞い落ちる花びらタイトルだけでも幾度となく噛み締め、反芻した。畏れを抱くほど美しい曲だった。一度返歌を書いた。順番としては、逆だったかもしれない。けれど描かずにはいられなかった。舞い落ちる花びらには誰も手を伸ばさないこんな諦めのような言葉から滑りだすこの歌に「ちゃんと届いてるよ、私の掌に落ちてきたよ」