シェア
秕(ばむ)
2022年7月3日 20:52
中学1年生の国語の教科書に「月に思う」という章がある。百人一首から月にまつわる和歌を集め、まずは古文というものに触れてみようというものだ。「いろはうた」のすぐ後の章で、古文・和歌との出逢いの章になる。教育実習で私が授業を行ったのがちょうどこの章だった。多分、この章を読むことに関しては生徒以上に私が一番楽しんでいた。夜空にぽっかりと浮かぶ月黄味がかって大きくあたたかいときもあれば遠く青