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モード(旋法)について(1)



いわゆるClassical Musicの愛好家・演奏家にあまりこの項が知られておらないことを知り、浅学・音痴を顧みずにちらりと

形而上のこと、もしくは理念や感情を吐露するのは旨でなく、できるだけ現場的に書きたいなぁと(いかんさっそく感情だ・笑)

10世紀ころに基本が確立されたというグレゴリアンでは4つのモードが使われ、中でも2つが主である。啓蒙期とか「日本のフォーク」の長調、短調(本稿では、高外声・旋律的、他の声部・和声的とする)とは音組織が根本から違う。現代のカリフォルニアを中心とする大衆音楽がグレゴリアンとほぼ同じであることは注目できると思う。

グレゴリアンでよく使われた旋法(1)
ミクソリディアン  音ソラシドレミファソ

ド長調と構成音が同じで、
機能和声では、属七和音(G7)と関連付けられるG Mixolydian スケールと混同しやすい。
ので、ミクソリディアモードではドが特性音、スケールでは使用に要注意音とされることで神話化すると旋法そのものが掴みやすい。

縦にどんな音が積まれるかは無視して、横(時間的)にどんな音が並ぶかに着目して

ドを中心に音が流れるようなら属七和音(G7)でなく、主和音(C△)、下属和音(F△)、導七(A−7,D−7)の「和声感」になる。それだとド長調

最後、ソに(主に上から)終わるんだが、途中はわりとドを中心に旋律がまわる。だと、ミクソリディア

上記がつかめれば、話としては旋法の話はおしまい、であります。

このバーンステイン氏の論考いや歌唱か、は重要と思います。

グレゴリアンの一例


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