松川町のPR、始めます!
2024年も7月の中旬。絶賛、夏でございます。
梅雨が明けたんだかわからない東京は絶賛炎天下の灼熱で晴れの日に町を歩くとたちまち
さて夏なので冷やし中華を始め…ではなく、この7月より縁あって新しい取り組みに参加をさせていただくことになりましたので、このnoteに書かせていただきます。
南信州クリエイティブコミュニティとは?
南信州クリエイティブコミュニティとは、凄い旅人求人サイト・SAGOJOにて募集のあったプログラムの一つです。
数あるSAGOJOのシゴトの中でも、長期的かつ異色であろうこのクリエイティブコミュニティの主な取り組みは以下の通りです。
要するに、
長野県松川町という町を舞台に、町の盛り上げや課題解決につながるような様々なことに挑戦してみよう!
というのが、当シゴトです。
今回の募集が2期目で、前回は昨年行なわれていたようです。
具体的な取り組みとしては参加者は3つのチームに分けられ、そのチームのテーマに活動を行います。
そのテーマとは、
・町のPRを行うPRチーム
・子供向け体験を企画するちびっ子チーム
・松川町の魅力を再発見するツアーを考えるツアーチーム
であり、私はPRチームに属することになりました!
これから長野県松川町のPRを行うのが、このコミュニティの中での取り組みとなります。
応募しようと思ったきっかけ
少しだけ自分の出自とこれまでの経緯を書かせていただきます。
私は千葉出身で高校までは千葉、そして大学は東京の大学に通い、現在も東京の会社に属して働いています。なんだかんだ関東に居続けている人間でございます。
大学生の頃、成人式のタイミングで公立中学校にもかかわらず、同級生の殆どがそれなりな大学に行っているという事実にふと疑問を覚えました。
日本の大学進学率はその当時でも50%超。
私の身の回りではこの指標が完全に当てはまらない。
日本という国全体で見たときに、私の見ている世界はあまりにも狭い。
そんな事実に気が付きました。
だからこそ、国際系の大学にも関わらず、大学時代のゼミでは三年時に地域活性に関する論文を書き、卒業論文では日本の貧困について書くと異色なことをしておりました。
その大学時代の思考活動を経て、「多くの人や地域と繋がりながら生きていきたい」という漠然とした理想を得ました。
人との繋がりは自身の精神の豊かさに繋がるし、時には自身の窮地さえ救う可能性がある。良好な人との繋がりを築き、維持することは、自身がより良い生涯を過ごすための大事なピースに違いない。
そして、日本には様々な地域があり、それぞれの地域に良さが存在する。
可能であれば、複数の地域と繋がって、定期的にやりとりをしたり、お互いの地で手に入る旬のものを送りあったり、時たまその地を訪れたり。
そういった風に仮に定住する場所は一つだとしても、複数の地域と繋がっている状態でありたい。
そんなことを思いつつ、社会人になるも、並行してコロナウイルスが発生。
大学時代を部活という特定のコミュニティで過ごしていた私は外との接点を作る為の手段を知らずに、大きな移り変わりの無いまま過ごす数年間でした。
転換期となったのは去年の夏。
旅好きな仲間たちに会い、前を向いて生きることの大切さを教えてもらい、自分のありたい方向性に向けて様々な挑戦をし続けている中で、この大学時代に築いた自身の理想に近づくべく取り組めたらと考えていたその矢先に、今回のこの松川町との取り組みを知り、応募させて頂きました。
初めて松川町を訪れて
さて、7月13日と14日にこのシゴトの一環で、長野県松川町を視察として訪れていたのですが、結論…
最高でした。
私自身、今年に入ってから色んなところを訪れておりますが、視察で訪れた松川町は自分の中でも最上位に君臨するくらい良いものでした!
何が良いって…
まず、景色が良い!周囲を南アルプスが囲み、町の至る所に果樹園が広がり、美しい田園風景が広がってます!
食べ物が美味しい!この視察の中で食べた焼き肉も蕎麦もどれも本当に美味しかった!
さんさんファームのソーセージやソフトクリームも絶品!
今回、食べることは出来ませんでしたが、松川町は果物の町。さくらんぼや桃、りんごなどもありますし、秋には松茸も取れるんだとか。
さらには、若い農家たちがりんごを活かしたシードル作りに取り組んでおり、お酒もある。
そして人が良い!このようなPJを行えているという事実が物語っておりますが、町で事業をされているキーマンな方々の受け入れ力が凄く、外部の私たちにいろんなことを教えてくれるし、話を聞いてくれる。盛り上がることができる。
それだけ、松川町には魅力ある要素が多いからこそ、たった2日の視察じゃ何をPRするべきかなんて全然わからない!というのが、率直な感想です。
松川町の可能性
私自身、松川町に関してはまだまだわからないことが多いです。
ただ、ひとつ感じたのは、田園風景の広がる「田舎な」環境ということ自体に価値があるのではないか?ということです。
普段、東京の都市部で暮らし、関東出身の私にとって、四方を山々が囲み、町の至る所に果樹園があり、綺麗な川がある。
そんな環境になかなかアクセスする機会はありません。
観光地として整備されているわけでもなく、不便さは残るかもしれない。
田園風景広がる、イメージする田舎に近いような町がそこにあります。加えて、町の人の受け入れる力や人の優しさもある。
この素朴さ、シンプルさを提供出来るのが、松川町の魅力の一つなのではないか?と。
視察中に聞いたとある話が印象的でした。
今年で20回目を迎えたサマーキャンプin信州という夏の小学生向けプログラムで、一番最初に予約が埋まったのは松川町のプログラムなんだそうです。
松川町のプログラムは、廃校になった学校に宿泊しながら、カレーを作ったり、星空を見たり、川遊びをして魚を掴み取りして、その魚をお昼ご飯にしたり、夜の森を体験したり、昆虫採集をしたり、キャンプファイアーしたり、というThe 自然学校なプログラムです。
このプログラムが真っ先に埋まったのは、こういった体験を求めているから だと思います。
確かに自身が東京に住む親だとして、自然に触れる機会を提供したいと思ったときに何をすれば良いか、確かに困る。
そしてしたいことは、
・学校に泊まる
・川遊びをする
・星空を見る
手の込んだ豪華じゃなくてごくありきたりなことなんだと思います。
そんなありきたりな自然体験を提供出来る環境が揃っている。それは十分すぎる松川町の良さなんだと思います。ここに季節によっては果物狩りなんかが登場するのも強い!
…とはいえ、松川町に関しては、まだまだ知らないことがたくさんあります。
定期的に足を運んで魅力を確認し、最終的にPR出来るよう取り組んでいきたいというのが今の目指す先です。
自分の生き方を少しだけ前向きな方向に変えたPoolo Life 6期がスタートしてからもうすぐで1年。
この松川町との取り組みも自身にとって大きな意味を持つことになるであろう予感を胸に新たな挑戦をスタートします!!