シルクロードS回顧
【結果】
1着 シヴァージ
2着 ライトオンキュー
3着 ラウダシオン
【推奨馬券の結果】
ハズレ
【サクヤの回顧】
◎ヴェスターヴァルト(7着)
スタートは非常に良く、取りたいポジションを取りに行けたと思います。
ただ、4コーナーから直線に入ったところで進路を決めていなかったのか、一旦内に入ったのが運の尽き。手応えの悪くなったクリノガウディーが下がってくる中、横には手応えの良いラウダシオンに挟まれ、追い出しが遅れましたね。
ルメール騎手が乗っててくれれば問題なかったと思いますが、そこは富田騎手、、、まだまだ経験が足りないかなといったところでした。
◯トゥラベスーラ(15着)
3コーナーで思いっきり手綱を引いてしまったせいもあってか、直線に入ってもなかなかエンジンがかからず、シヴァージに外から合わせられた時に走るのをやめてしまいましたね。ただ、走っていても手応え的には厳しかったかなと思います。
▲モズスーパーフレア
元々超高速馬場でのハイペース逃げを得意とする馬で、今の少しタフな中京は合いません。直線の短い坂のあるコースでかつ、高速馬場の時は積極的に買いたい馬ですね。北村友一騎乗は元々逃げのペースメイクも苦手で、先行・差しを得意とします。鞍上が乗り替わるタイミングも要注目です。
変わり目: 中山1200m高速馬場、鞍上北村友一騎手以外
★シヴァージ(1着)
完璧な騎乗だったと思います。4コーナーから他馬に邪魔されないように3頭分程外に出し、スムーズに加速できたため、一度も減速することなく伸びてこれましたね。
坂路もかなり動く馬なので、直線の長いコース、坂のあるコース、そして鞍上と全てが噛み合った完璧なレースだったと思います。
★クリノガウディー(16着)
スタート出てから押していったせいで、引っかかってしまいましたね。モズがハイペースを演出するため、後ろで脚を溜めれば最後シヴァージと一緒に上がってくると思いましたが、逆にモズについて行ってモズと撃沈しちゃいましたね。今回スタートから押していき、モズの番手に付けてしまったせいで、これから上がりの使える競馬をできなくなる可能性が高いです。
これからは相手関係が楽になって人気する時でも要注意です。今回のように最後手応えが悪くなる可能性があります。また、テン乗りの非常に怖い部分が出たと思います。勉強になりました。
【A.T.Mindyの回顧】
馬場状態は良だが、タフなコンディションで行われた一戦。勝ち馬のシヴァージと2着ライトオンキューはどちらもパワー型のStorm Cat直系の父を持っており、今回の馬場が如何にパワー型短距離配合に向いていたかを裏付けている。このような馬場では、モズスーパーフレアのような軽い芝の高速馬場が合うスピード血統が凡走するのも頷ける。
3着に入った◎ラウダシオンは母母父にStorm Cat系の血が入っており、この馬場に対してもある程度の適性を見せた。父リアルインパクトであることを考えると、この馬のベストは芝1200〜1400mの瞬発力が活きる馬場と思われる。
◯クリノガウディーは中京巧者だと考えていたが、この馬場への適性がなかった模様。中京以外なら次走以降は消しで良いと考える。
【minaの回顧】
◎ライトオンキュー
道中ロスなく走れたのでスタミナは残っていた。
前にいた馬が沈んでいく中で荒れ果てた内側を走っても残れたのは
この馬がタフだということだろう。
◯クリノガウディー
スタートでモズスーパーフレアについて行ったのは想定外だった。
末脚勝負になることを予想していたためこの時点で勝ちはないと確信した。
ベテランジョッキーへの乗り替わりに期待。
▲トゥラヴェスーラ
最後の直線に向いた時に勝ち馬だったシヴァージと並んでいたが期待していた走りはできずこの馬にとっては重賞の壁は高かったのかもしれない。前走左回りで成績を残していたが右回りの方が良さそう。
△シヴァージ
今回も物凄い末脚を発揮してくれた。中団に位置取りをした福永ジョッキーの判断は適切であった。