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Atsuko Kimura
2016年3月2日 16:39
一年に、たった一度だけ。桜の咲く季節に、会えるひとがいた。まだ肌寒いことも、1日中外で過ごすこともわかっていながら、薄手のワンピースにライダースという格好で、新幹線に飛び乗る。ミュールの先から、らしくない赤いペディキュアをのぞかせて。行き先は、東京。はじめて行ったときは、集合場所にたどり着けず。申し訳なくて連絡もできずにいたら、気づけば辺りは真っ暗で。「こどもじゃな