【セルフライナーノーツ】前編！Hello Sleepwalkers 『PROJECT』
こんにちは！
本日は前からお伝えしていた、Hello Sleepwalkersメンバーによる
『PROJECT』セルフライナーノーツをお届けします😘
メンバー全員が全曲について解説されており、
かなりボリューミーなため、前編・中編・後編の3本立てでお送りします🙋♀️
今日は”流浪奇譚”と、”プロジェクト”に関してです🥳！
ぜひご覧ください！
1.流浪奇譚
🔸シュンタロウ
アルバムのトップバッターを飾る疾走感全開の一曲！
アッパーなライブチューンで、もう既に何度か演奏しています。
デビューから今まで四文字熟語タイトルは「名詞+動詞」という個人的ルールがあったのだけれど、この曲には例外のバージンを奪われてしまった。
それくらい ”流浪奇譚" というタイトルがしっくりハマったので良しとしている。
最初はゴリゴリの格闘家男をイメージして曲を作っていたので ”レ・バンナ" という仮タイトルを付けていた。なのでタイトルが正式に変わった時メンバーはあんまりしっくりきてなかったっぽい、、
速いビートの上にメロディーが心地よく乗っかるように、リズミカルな単語を選んだり、音の高低に合わせて韻を踏んだりしたので、歌詞を読みながら聴いても楽しい曲だと思います！
歌詞全体を読んでいくと、少し奇妙な視点から歌われているのが解ると思います。
普通歌詞においての主人公は自分自身で、その立場からメッセージを伝えることが多いと思うんですが、”流浪奇譚”においては＜夢を見るように〜いつかまた会えたなら＞という主人公の台詞が一度登場するだけで、他は全て第三者目線なのです。
またその第三者というのも、ストーリーテラー（Aメロ）、神視点（サビ）の2種類が混在していて、あっちこっちに視点が切り変わっていきます！
悪く言えば「ふらふらしてる」歌詞世界。しかし格好良く言えば「流浪してる」とも言えるのではないでしょうか。流浪奇譚だけに！
🔹ナルミ
ライブでも一足先に演奏していた曲です。
久々の四字熟語シリーズ曲になりました。タイトルをギリギリまでシュンタロウが悩んでいたので、変わった当初は全然馴染まなかったです。笑
曲は尖っているけどポップさもあり、サビ部分が歌っててとても気持ちいいので、是非歌ってみて欲しい一曲です！
🔸タソコ
この曲は、80年代のロックテイストを彷彿するリフやビートなどを随所に散りばめており、新しいけどどこか懐かしい気持ちに聴く人を導く1曲だなと感じます。
個人的な推しポイントのギターソロは、リズムを崩すようなプレイをしたり、「トレモロアーム」で音を揺らしたりと、スリリングな奏法をしているのも聴きどころですので、そこも耳を傾けてお楽しみください。
🔹マコト
僕らにしては珍しく明るいアッパーな曲。
ナルミの歌を立たせる為にベースのメロディラインは結構考えた。意外と頭を使っている。小賢しい。
🔸ユウキ
今回のアルバムの中でもかなりライブ映えする曲かなと思ってます。落ち着いたら声出したいって言うところもあるし。
テンポも早くてドラムは結構キメキメな所多いけど、聴きやすいフレーズが散りばめられてると思います。
アルバム全体を通してなんだけどビート感はちょっと重ためを意識してレコーディングに挑みました。その辺も楽しんでもらえると嬉しい！
▼Live Videoはこちらから💌
2.プロジェクト
🔹シュンタロウ
久々の「サビどこなんだ曲」ですね！
この曲はもともとサウンドクラウドにデモをアップしていて、元々は少し柔らかな雰囲気だった気がする。
ライブやMV撮影を見越して、もっとバンド演奏が生きる形にしようということで、イントロからがっつりオールインに変えました。
躍動感が増してアグレッシブになったし、おかげで演奏が難しくなりました。。
いつもこうやって自分達を苦しめているのにそのスタンスはずっと変わらない！なぜ！
P.S. ダンテ = アリギエーリ
ここは恐らく天国でも地獄でもない
大雑把な粗筋で現在進行形のプロジェクト
ダンテ = アリギエーリ
ここは恐らく現実でも夢でもない
大袈裟なカラクリで現在進行形のプロジェクト
この世界は計り知れないくらい大きな存在のプロジェクト一部に過ぎないのでは、というのが大枠のテーマです。
僕たちはその大掛かりな流れの中のほんの一瞬を生きていて、その瞬間瞬間に訪れる出来事に泣いたり笑ったり怒ったりしているわけです。僕はその刹那の儚さみたいなものを切り取って音にしたかったのです。
個人的には曲の展開が複雑だとはあんまり思っていないし、むしろこれが僕ららしさとさえ思っています。
リード曲としてこの曲を選んで本当に良かった！
🔸ナルミ
SoundCloudに公開していた曲で、やっと世に出せました。
今回のアルバムの中で、人に勧める時に「こういう曲！」って説明が一番難しい曲だと思います。しかし初見殺しのスルメ曲、一番私たちらしい曲でもあると思います。
聴けば聴くほど、美味しくて格好いい。
同じくMVも見れば見るほど…ってやつです。
ご賞味あれ！
🔹タソコ
恐らくこの曲はよほどの音楽好きか、音楽を生業にしている人以外が初めて聴いた時は、冒頭のリズムをどう捉えたらいいか分からなくなるでしょう。
演奏するメンバーですらもたまにどこ弾いてるのか迷子になるので大変な曲です。大丈夫、何度か聴いてたら慣れてきます。
個人的な推しポイントは、ベースのスラップセクション。
一瞬ベースだけがリズムをキープした後にドラムとギターが入ってくる流れがカッコいいので、是非意識してお聴きください。
🔸マコト
過去最大級に難易度の高い曲。
ド頭からタッピングで入り、途中に高速スラップもあり、ルートを弾くことはほぼ無い。
何を考えてこのフレーズ群を作ったのか自分でも解らない。自分が怖い。
🔹ユウキ
今回のアルバムの中で恐らくリズム隊が1番苦労する曲だと思います…！
特にイントロ部分はドラムも歌もギターも色んなリズムが同時に進行してるからライブでもかなりスリリングな部分です（正直めちゃくちゃ苦手要練習）
ただ、サビと思われる部分（？）では開放感あるし、複雑だけではないっていうHello Sleepwalkersらしい1曲だと思います！
▼MVはこちらから💌
本日は以上です！
ライナーノーツを読んでから楽曲を聴いてみると
また違った感じ方ができるのではないでしょうか🤔？
来週は”トワイライト”、”生活RHYTHM”についての
セルフライナーノーツを公開します！
お楽しみに！🥰🥰
▼アルバムはこちらから💌