ONE MAN LIVE「Dance for Sorrow」ライブコラム
こんにちは!A-Sketch北です🥺
今回は少し時間は経ってしまいましたが
7月14日(金)下北沢 BASEMENTBARで行われたPanorama Panama Town ONE MAN LIVE「Dance for Sorrow」について書かせていただきます👮!
7月5日(水)に4年ぶりのフルアルバム『Dance for Sorrow』をリリースしたPanorama Panama Town。全国各地でライブはたくさんおこなっていますが、ワンマンライブはなんと約1年半ぶり!
前回のワンマンライブも観ていますし、ワンマンライブ以外にも定期的にライブを観続けているはずなのですが、なんだか今回新たな発見ばかりで💡
ライブレポというよりも感想になってしまっているのですが、私なりに今回のライブを観て思ったことを書いていきます✍️
①“Faceless”から”ラプチャー”の流れに関して
“Faceless”のライブでの爆発力は観るたびに驚かせられるし、改めて聞くとラスサビの下記の歌詞が良すぎる!と聴きながら思ったのですが、
例え言葉がなくとも音の力だけで十分に思いが伝わるような、ロックの真髄を感じるような楽曲で、見どころは大迫力のアウトロ!!!お客さんは腕を掲げ頭を振りで大盛り上がりでした🔥🔥
そしてそのままの熱量で…と思いきや、一回静に戻り“ラプチャー”が演奏されたのがとても良くて。(2018年にリリースされたこの楽曲を、今のPanorama Panama Townが演奏するのがとても良くて、歌詞の意味も少し違って聴こえました…)
今回のライブ、1曲1曲がいつもに増してとても丁寧に演奏されていた気がました。
曲が進むにつれて徐々にボルテージが上がっていく感じとか、あがり切ってから一気に静になる感じとか。
ついついそのギャップにドキドキさせられてしまうし、曲と曲の間でそれが行われることで「次の曲何かな?」とワクワクさせられるような、曲やライブに関して考えさせられるような一瞬の空白を作られ、次の音に夢中になってしまう。
そんな静と動のギャップに心が何度も揺さぶられました。
②“SO YOUNG”と“Cranberry,1984”の表情に関して
ライブ中盤のMCで岩渕さんがジャケットを脱ぎ、「楽しい曲をやります。いつまでも青い曲」と言って始まった“SO YOUNG”と、「両親が出会った1984年に向けて書いた」という“Cranberry,1984”。
“SO YOUNG”が始まった瞬間にふわっと柔らかくなったり、“Cranberry,1984”を、本当に愛おしそうに、大切そうに歌われていた岩渕さんの表情があまりにも素敵で。こんな表情初めて見た😳!と思いました。
また、そのあと演奏されたFODオリジナルドラマ 「ギヴン」劇中歌 の“Melody Lane”のセルフカバーも、「1984年にタイムスリップしましょう」と言って始まった“Cranberry,1984”の後だと、曲の聴こえ方も変わり、<もうどうやったって戻らないのに>という歌詞が胸に響きました。
③“Knock!!!”前のMCに関して
MCで岩渕さんは「(自分たちの音楽は)夜、カーテンから差し込む月明かりのような些細な希望でいい」と話していましたが、暗闇にいる時に人を救うのは微かな光だと思っています。
太陽のようなまっすぐな光を見て眩しすぎて辛くなることはあっても、月明かりのような、そこにただある光を見て辛くなることは今までなかった私からすると、きっと生活に寄り添ってくれるのはそういう些細な希望だと思っていて。
Panorama Panama Townの音楽は、人間の感情をもちろん否定はせず、だからといって特に肯定もするわけではなく、ただそのままを受け止める、受け入れる。その上で進んでいき、その姿を答えにしていくために背中を押してくれる。大袈裟に共感するわけではなく、ただ感情の居場所を作ってくれる。だからこそ、こんなに心が揺れるんだな、とMCの後に演奏された“Knock!!!”を聴きながら考えていました🤔
▼ パノパナの日 2023公演詳細💌
今回、約一年半ぶりのワンマンライブでしたが
次のワンマンライブは パノパナの日 2023!!!
2023年8月8日(火)
兵庫 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
開場 18:30 / 開演 19:00
チケット発売中です🏃♀️🚩🚩
▼セットリスト公開中💌
▼あとがき
実はこのライブの日、個人的に仕事の忙しさの絶賛ピークにいます!頭がパンパンです!みたいなマインドだったので、はたしてこのままの状態の私がnoteを書けるのか…?と前日の夜に眠れなくなるくらい考えていました。
でも、いざ観てみるとライブが本当に素敵で、気持ちがだいぶ楽になって。
というのも、今まで基本的に自分が悩んでいる時やネガティブになっている時は肯定されたいと思っていたし、肯定してくれるものを求めていましたが、最近はその悩みに対する回答や感想も必要ないからただ話を聞いてほしいなとか、ただ一緒にいてほしいな、とか。そういうことを人に対しても物事に対しても思うようになっていて。そんな私にPanorama Panama Townの音楽がぴったりはまった気がしました。
最近ずっとぼんやり考えていたことがライブを観て、noteを書いて、解像度が上がり頭がすっきりしたので、今月はあまりnote更新できていませんがもっと更新したい…と改めて思いました。
あまりにも夏すぎる日々が続いていますが、みなさんクーラーに喉を攻撃されないように、夏風邪をひかないようにしてくださいね!🤧🤧
以上です!ありがとうございました!