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振り返りに「コアバリュー」を導入!全社に浸透し始めた話
株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、きたみ(@a_sk_z)です。
弊社には5つのコアバリューがあり、それを組織の価値観・行動指針として扱っています。
すごくいいやつ
インサイドアウト
カスタマーへの発明
大胆チャレンジ
コラボで進化
この5つを浸透させるため、デザイナーはこれまでにグラフィックで表現したり、グッズを作成してお届けしたりとさまざまな施策を行ってきました。
今回はその中の一つ、KPT(Keep・Problem・Try)とコラボさせることで定期的に関わる機会を設けコアバリューを身近なものにしてみた事例をご紹介します。
🤔そもそもKPTって何?
「KPT」とは、「ふりかえり」によって、仕事やプロジェクトの改善を加速するフレームワークのひとつです。
K:keep = 良かったこと(今後も続けること)
P:problem= 悪かったこと(今後はやめること)
T:try = 次に挑戦すること
上記の3つを付箋に書き込み、ホワイトボードに貼り付けて進めることが多いと思われます。
弊社では1スプリントごとに1h程度KPTの時間を設け、Googleスプレッドシートの項目をみんなで埋めていくような形で進めていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698385702130-pYQuhDb69Z.png?width=1200)
この文化はかれこれ2,3年ほど続いており、同じチーム内でも複数の施策を進めている時など、誰がこんなことをしていて、こんなことに困っているんだなという共有と解決にとても効率的でした。
💬Keepの中にコアバリューを体現したコメントがある
コアバリュー浸透を考えていたからでしょうか、何度かも参加するうちに、Keepの中に5つのコアバリューを体現したものがあることに気がつきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698386970663-S8iCyaZDeP.png)
例えばこのKeepは「新しいライブラリを導入できるか検討するという大きな課題に対して、最速でやりきり率先垂範してくれた」といったものですが
まさにコアバリューの一つ「インサイドアウト」と言えるのではないでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1698388688229-UwhkxHkEvj.jpg?width=1200)
これ以外にも沢山あるKeepについて、もちろんチーム内でお互いにコメントしたり褒めあったりはしていましたが、それだけで終わらせてしまうのはとても勿体無いと感じました。
例えば新入社員の「インサイドアウト」って実際どんな行動をしたらいいのかという疑問への具体例にもなりますし、これを全社的に伝えることでひいては部署間の交流にも繋がると思います。
👏チームや個人のKeepは全社から評価されるべきもの
そのためには
Keepがコアバリューを体現していると理解できる、気がつくこと
そしてそれを全社へ発信する場
の2点が必要です。
まずは全社へ発信する場として、Slackのチャンネルを用意してもらいました。ショートカットを使うことで比較的簡単に投稿できるような形になっていましたが、やはり自主的に投稿してくれる人は少なく…
![](https://assets.st-note.com/img/1698389957745-ZIwZzKW54v.png)
次に、前述の気づきも含めて私の方でKPT内にコアバリューを持ち込んで、Googleスプレッドシートを大改造してみました!
![](https://assets.st-note.com/img/1698390880199-yR9KKw3u6T.png?width=1200)
一番左の行にシンボルのカラーと合わせて覚えられるようにコアバリューをプルダウンで選べるようにしています。
もちろん自己申告で記入してもよいですが、他メンバーのKeepに気がついたら自分から書けるよう誰に向けてなのかという行も用意しています。
最初は自分の関わっているチームだけで小さく始めたことでしたが、チャンネルの賑わいも相まって他部署からも自発的に投稿してくれる方が増え、チーム外からも沢山のリアクションがつくようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698626495808-qKdyE5ThKH.png?width=1200)
💡最後に
そしてここからは自分としては予期していない形でしたが、その後、週一度の全社の朝会で前週投稿されたものの中から一つ取り上げ生の声で評価されるという流れも出来上がりました。
小さなプロジェクトでしたが、場づくり、そのための根回しなども含めて結果的に全社、数多くの人と「大胆チャレンジ」できた施策だったと思います。
これからもコアバリューは続いていきますので、新しい人も馴染みやすいコミュニケーションなども広く盛り上げていければと思います。
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