デカルコマニー
こんにちは。
この1か月ほど、デカルコマニーアート作品をアップしてきました。
霜月あさ美 と申します。
数年前、皆がなるべく自宅にいたあの時期に、デカルコマニーアートを始めました。
多くの方がそうだったかも知れませんが、持て余す自宅時間の暇つぶしに。
自分は何が好きだっただろう。。などと考えていて、絵具好きだなあ。と。
小学校入学前の春休み、新入学の学用品の12色絵の具、使いたくて使いたくて我慢できず、パレットに一色また一色と混ぜ混ぜしはじめ結局全部の絵具を混ぜ尽くしてしまったことなども思い出し。。
黄色と青を混ぜて、緑になったのにはとても驚き、感動でしたが、やがて何を混ぜてもどんどん汚い色になって復活しない色たちには焦りました。悲しく、とてもショックでした。白をどんなに混ぜても復活しない。。なんで?。。と。笑。
とまあ、そんなことを思い出しながら、童心にかえって何気なく始めたデカルコマニー。美大を出ているわけでもないわたしは、当時この技法にデカルコマニーという名前があることも知りませんでした。
最初は白一色で形を楽しんでいましたが、乾いてから鉛筆塗りを足してざらざらを楽しんだり、幾度か色を重ねては閉じ開きを繰り返すようになり、最後に一部に白を重ねて羽のようなものを創れるようになった頃には、この技法、天才的に素敵じゃないだろうかと自画自賛する・・・という成長を遂げて参りました。笑
画用紙を閉じて抑えたりこすったりしながら次はどんなふうになっているだろうと集中している瞬間は、瞑想チックな気分にも似て悦に入れる。。
これいいやん。この集中の瞬間いいやん。はまるわ。。
いつのまにかそんなすてきな時間となりました。
デカルコマニーは偶然のアート。思い通りにいかないこともあるけれど、繰り返すうちに少しずつ操れるようになってきた時は嬉しかったです。
アクリル絵の具と開く力の作用で出来上がる葉脈のようなシワも、なんだか地球と仲良くできている気がして(そこまでかな?大げさかもですが)魅力的に感じます。
もちろん左右対称の美しさも。
これからも制作をつづけるとともに、進化させても行けたらいいなと、
新しい技法をプラスしたり、試行錯誤してみようかとも思っています。
更新の頻度は下がると思いますが
これまでの過去作品共々、どうぞよろしくお願いいたしますmm
霜月あさ美