黙って見とけばいいものを
今月も若気のジグロのネタが面白かった。今日のネタは漫才ロックでおろしたネタなんだけど、そこで見た人たちにもより良くなったところを見てもらえたんじゃないかなと思います。にっこり。前回一位だったから分かってたことだけど、トリだったのもすごく誇らしかった。
そんなに長く見てるわけじゃないけど最近の若気、ジグロが楽しそうにネタをしていてとても嬉しいです。
特に今日、私は二人が楽しそうにネタをしているところを見るのが一番好きなんだ、という当たり前すぎることに直面してしまった。
ここのところはM-1時期に突入したのもあって、二人が本当に真面目で計画的だというのもあって、どこでどのネタをやるか、ネタの内容をどう練るか、すごくすごく考えられているのが伝わってきます。1回戦、もう1週間後だもんね…
まず大前提として私は、応援してる人どうこうを抜きにしても"M-1"が大好きな人間です。子供の頃から毎年家族でM-1を見て育ったし、ルミネに行って両国に行って大井競馬場に行って育った。もちろんM-1がすべてじゃないけれど、すべてなんじゃないかと思ってしまうくらいここに向けて死ぬほど頑張る人たちのことが本当に大好きです。
だからどんな風に説明部分を縮めるかとか、ボケツッコミを変えるか増やすかという過程を見ていくのももちろん好き。最終形まで絶対に見届けたい。
だから、今どうこうしてほしいとかいう話では全くない!ということだけはご承知おきくださいね。
M-1前は難しすぎる。ファンも同じネタを何回も見ているとどのパターンが良いのか判別が出来なくなってしまうこともあると思う。でもだからって、たとえば去年の2回戦前(ちょうど私が少しだけママタルトを追っていた時期でした)、同じネタをライブで45回かけていたママタルトが怠惰なんてことは有り得ない。
同じネタを45回やる中で色んな箇所を何度も何度も変えていて、当然それは調整のためなんだけどママタルトはいつも目の前のお客さんを楽しませようとしていた。なにより二人自身も毎回全力で楽しそうだった。
途中で追加されて、ライブでもめちゃくちゃウケていた「野党のみんなで面接したんか!」があのウケないハネないで名の通っている有楽町シアターで爆ウケしたときはネタ中だけどちょっと泣きそうだった。努力が実った瞬間をこの目で見たと思った。
逆に、同じネタを短期間に何回もやると芸人さん側がいやになっちゃうこともあるようで。ラジオで「有りネタばっかりやると飽きる(から新ネタをたくさん作る)」と言っている方もいました。それだってもちろんとても格好良い。実際、この人たちは別に単独とかでもないのに週4本新ネタおろしてたときがあって頭おかしいのか!?と思ったこともあった。
それぞれに合った方法があるんだろうな、きっと。
今日話したフォロワーの中には「好きなコンビ(過去の戦歴はかなり良い)が直前になっても全然調整をしなくて…1回戦は大丈夫だとは思ったけど…(実際すでに合格済み)」って言ってる子もいて本当に悩みも考え方も人それぞれだなぁと思った。(このフォロワーと「ネタを降りすぎるのは良くない」という意見が一致してるところもまた面白い)
最終的に本人たちが賞レースでなにをどうやるかは分からないけど、当日のその場を楽しめたら一番良いし、それは難易度高くても、今後もっと楽しくネタができるようになるための今の頑張りであったら良いな、と、勝手に思っています。
なんか読み返して推敲しようとしたけどぜ〜〜〜んぶ失礼な気がしてやんなっちゃった!!!!!もう!!!!!!わたしがただ"頑張っている人"と"楽しい"がどっちも大好きってだけです はいおしまいおしまい