【報告】プロ野球解剖学の脱退について
掲題の件について報告です。
あまり先延ばしするのもどうかと思い、このタイミングで報告したく。
既に運営から発表されましたが、私はプロ野球解剖学を脱退させて頂きました。
この投稿では、運営より理由にあげて頂いた「方針の違い」について、説明したく存じます。
なお、この記事にある内容は、プロ野球解剖学運営公認であり、両者の中では決着がついている事を予め断っておきます。
・アウトプットとモチベーション
私はプロ野球解剖学で、選手超分析というプロ野球選手の技術考察を行う担当をしていました。
普段接している学生に対し、見本として示しているプロ野球選手の技術。
これを文章体で言語化し、主に大人の読者に見て頂いた事は、私自身の知識を深める為にも、大変価値のある事でした。
まずはお読み頂いたことにお礼を申し上げます。
また私自身はこの言語化、言うなればアウトプットに誇り(not自信)を持っていました。
ハッキリ言って、読者に価値が提供出来たかどうか、自分では分かりません。
ただ錚々たるメンバーの末席で、依頼された期待に沿う。
その為にはアウトプットを洗練させるしかない。
自身の野球生活に還元出来る事もあって、意欲は相当高く、毎回テーマを設定して記事を書くのが楽しみでした。
例えば文字数も、運営の指定に収まったことが一度として無いほど、多くのアイデアが浮かんでいた状態です。
つまりは下手くそなりにも、充実した執筆活動をしていたのです。
そんな中、運営から出されたある記事に愕然としてしまったのです。
・絶対フォローすべきアカウントという記事
あえて抜粋しませんが要約すると、プロ野球解剖学に集まっている投稿者の、普段見ているTwitterアカウント集のような記事です。
細かいやり取りは割愛しますが、実際私も運営にオススメアカウントを紹介し、それが掲載されていました。
ただ、このような記事がお金をとるべきなのか?と言われると大いなる疑問が生じたのです。
何故か?
プロ野球解剖学は、投稿者のアウトプットを読む為の有料マガジンです。
つまり、私自身の創作物ではないモノを集めた記事でお金をとる事に、拭い切れない違和感がありました。
また、そもそも「フォローすべきTwitterアカウント」という位置づけも疑問です。
5W2Hは勿論の事、その"すべき"という必然性は誰が担保するのでしょうか?
あるいは担保しなければならないものなのでしょうか?
真面目にトラッキングデータを語る人がユニコーンの話をしてもいいし、中日新聞に寄稿する人がRyo the Skywalkerに引用RTされて喜んでもいい。
公式アカウントならともかく、半匿名が許容されるTwitterでの発言に、客観的期待性という意味でのクオリティが担保される必要も無い。
これが私の考えです。Twitter観とも言えます。
つまり、有用なTwitterアカウントを紹介するという事自体、とてつもない違和感であり、更にそれでお金を取るなど、完全に理解の外でした。
ただ、経緯はともかく私もアカウントを回答してしまったので、今回だけ主張を押し殺し、せめて紹介してしまったアカウントに挨拶だけしようと思い、個別にやり取りを進めている最中、
運営から「第二回、絶対フォローすべきアカウント企画をやりたい」と言われたのです。
私はさすがに、上記の内容を主張する事にしました。
やり取りは割愛します。ただ、双方ともお互いの主張は理解した上で、最終的な企画継続の有無について、完全に相反してしまいました。
その結果、今後もこうした方向性の相違が発生する可能性が高いと考え、脱退を申し入れて今に至ります。
・今後について
プロ野球解剖学における私の過去連載「超選手分析!」については、原稿を後日アップロードいたします。
また、その反響次第では、メカニック解説的需要を感じ取り、似たような形でアウトプットを継続していきたいと考えています。
正直言ってプロ野球解剖学のように、足元にも及ばない方々に囲まれている訳では無いので、少しでも近づこう的な、向上心的モチベーションは湧いてません。
ただ、自身の分かっているはずだった理屈を文章体にするというのは相当に重要で、アウトプット(口頭+文章)を高める上では重要な活動だと身に染みて理解出来ました。
そのための #毎ドラ や #ヨソドラ スペースでもあり、超選手分析!だったなと感じています。
実際これらの活動で、アウトプットは少しだけ向上したと感じている為、文章についても活動を止めたくないなという気持ちが芽生え始めています。
その為まずは原則無料の活動として開始し、様々なフィードバックを受けてから、色々考えて参りたいと思います。
超選手分析!の原稿を初めて観る方もいらっしゃるでしょうし、有料だから逆に意見が言いにくかった側面はあろうと思いますが、是非、様々なご意見を頂けますと幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ARA,