ふぉとらいふ#17
日記です。
最近夏風邪を引きまして、喉の痛みと咳が止まらず、2週間ほどダウンしていました。
その後も倦怠感が続き、今年の夏の暑さも相まって熱中症になり易くなっています。
というわけであまり外に出て撮っていません。
最近触っているカメラはPENTAX MX
このカメラのことを語るだけで一つのnoteになってしまうので細かいことは書きませんが、一眼レフでは新参者のOLYMPUS OM-1に対抗するために送り出されたカメラであり、OM-1よりキッチリ1mmずつ小さいという機械制御式シャッターを搭載したカメラです。
個人的にはOM-1の方が独創的なアイディアに溢れていて面白く感じていますが、MXは一眼レフ黎明期から先端を走ってきたプライドをかけて作られたカメラだけあって芸術的なメカニカルで動作していて感心します。
正直分解したら戻せない。
発売年は1976年11月
ゲームチェンジャーとなったCanonAE-1は同年4月に発売しており、生まれた瞬間から旧時代の産物となってしまいました。
決して大きなメーカーではなく、MINOLTAやKonicaの下請けであった旭光学が、世界中の確たるメーカーに先駆けて実用的な一眼レフカメラの開発に成功した技術力の集大成と言えるのではないでしょうか。
複雑な機構ゆえに故障も多いので使える個体も少なくなってきていますがそこまで高くないので、整備したものが見つかれば買ってみるのも悪くないと思います。
ちなみに横に並ぶのはフジカのST609Ⅱというカメラ。OM-1が出てくるまでは最小最軽量の地位は実はPENTAXではなくFUJIFILMのものでした。
幅はMXより小さいですが、背が高いので小さい感じがしません。
このカメラは所謂普及機であり、当時の付属レンズがバブルボケで有名になり、レンズだけ取られて捨てられたボディが散見されますが、動作も軽快で決して悪いカメラではありません。
なんだかおすすめしているようでオススメしていませんね。。。
少し写真の話をします。
1枚目と2枚目はどっちが好みでしょうか。
よくSNS上に流れて評価されているモノクロ写真はハイコントラストなものが多く、2枚目の方が良いとされる傾向にあります。
しかし、最近は写真的には1枚目が正しく思えます。
写真は引き算だとよく言われますが、望遠レンズやマクロレンズで撮影する写真は、画角が狭くなるが故に構成要素が限られるため、写真がまとまり易い。
故に被写体の力が重要になるわけで、ポートレートを撮影している人もこの傾向が強い。
70-200などの望遠は簡単にまとまるけど、そこから撮影者のオリジナリティを出すのが難しい。
モノクロ写真は特に構成力が問われます。
白と黒のカラー表現も悪くはありませんが、モノクロで撮るようになってからは画面構成を常に意識するようになりました。
構図ではなく構成。
漠然と撮ると、漠然と撮った写真にしかなりません。
まぁこれも味かなとは思うけど。
引き出しは多いに越した事はないですね。
気づけば盆も開けてしまいました。
最近は子供を連れての外出が殆どなのでフィルムカメラより手軽なデジカメばかりで撮ってます。
大判や中判持ってガッツリ撮りに行きたいなぁ。
RICOHGR3xが一番出番多いです。
ほんと迷ってるなら買った方が良いカメラ。
なんだかんだ言ってこれ以上のカメラは他に存在しないと思う。
まぁ後は定価で買えるか。ですねぇ。
あんまり拡大する気もないんでしょうけどバリエーション増やすくらいならノーマルの供給を増やして欲しい。13万の定価で買うならマジで買い。
初心者にもオススメ。
40mm単焦点で近かったり遠かったり感じたら何かちゃんとしたカメラを買えば良いと思う。
更新が滞るのもあれなので今回はここまで。最後はD850で田舎の家から撮った花火を並べて終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
A-photoでした。