ふぉとらいふ#2 X-PRO1レビュー
X-PRO1を手にしてみて撮って来ました。
かなり今更ですが、軒並み高騰するFUJIFILMのカメラの中で気になっている人も多いかもしれません。
普段モノクロばかりの私ですが、FUJIFILMの魔力というのでしょうか。
EVFに映るにFUJIFILMのカラーに引っ張られてついついカラーで撮るような写真を撮ってしまいます。
今回の作例に用いたレンズは沈胴ズミクロン50mmF2で、APS-Cセンサー換算75mmになります。
50mmは人間の目に対して等倍だと言われますが、大抵のEVFファインダーは0.7倍になるため、52mm付近になり、ファインダー内の世界は肉眼に限りなく近くなります。
X-PRO1のファインダーも0.7倍のため両目を開けて見るには視差がキツイですが自然な見え方になります。
光学ファインダーがもっと実用的なら良かったのですが、明るい場ではフレームが殆ど見えず、フルフレームで24mmなので75mmはかなり小さく狙いにくいです。OVFを使うなら24mmから35mmの広角側でなければフレーミングは厳しいです。
つくづくM3の光学ファインダーの素晴らしさを実感します。
さて、作例です。
FUJIFILMの緑の表現はフィルム時代から世界一だと思います。ほぅっとため息が出てしまうほどEVFで見ていても美しいです。
秋は紅葉や薔薇、秋桜など色付くものが多くてモノクロでは勿体無いですね。
ほとんどRAWから無編集現像です。jpegと比較するとRAWデータの基本はフィルムシミュレーションのSTD。つまりプロビア風に近いようです。
もうポジと言ったらやはり植物園にあるような鮮やかな花わ撮りたくなります。
銀杏の紅葉もいいですね。発色最高です。
少し遅れて秋桜も撮れました。
FUJIFILM使いは一度はこのカット撮ってるんじゃないでしょうか。
空の水色も花のピンクも自然に写ります。写真上手くなった気がしてしまいます。
普段ズミクロンを開放で撮ることはないのですが、周辺は流れるけどやっぱりいいですねぇ。
堅物の優等生かと思いきや、イベントでは結構お調子者だったみたいな。そういうギャップがありますね。
APS-Cなのでレンズ性能で言えばクロップしているわけですが、中々に癖があって楽しいです。
流石に古いカメラなので動きはもっさりしているし、XC16-55も使ってみましたがAF使うくらいならMFの方が確実にストレスないってレベルでした。
多分GRみたいに16mm単焦点(換算24mm)でパンフォーカス撮影で光学ファインダー使って撮影するのが正解な気がします。
でも個人的に広角は好きじゃないので換算75mmをEVFで撮るんでしょうね。
X-PRO3あたりを使ったらまた印象が違うのかな。
Mマウントを常用しやすいという理由で使っていますが、NIKKORも使いたくてアダプター買いましたがデカすぎて無理でした。
ai-s 50mmF1.8でギリギリかなぁ。。でもそれならズミクロン使ってしまう。
当たり前だけど描写が伴えばレンズは小さければ小さいほど良いと思います。
あとこのカメラはシャッター音も良いです。
ミラーレス特有の一度閉じて開く違和感はどうしてもありますけど撮ってる感を大事にしているんだと思います。
モノクロはカラーに引っ張られてか今回は不発でした。
Lightroomでいつもの調子を出すのが難しいので、予めモノクロ設定撮って出しの方が違和感ないのかもしれません。
以上。
ゆるーくX-PRO1のレビューでした。
以上。Akatsukiでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。