カップ&ソーサーに挑戦
焼き物を生業にしていく覚悟を決めたのが今からちょうど3年前。
それまでは食器に関して全くの無知。
マグカップってコップのこと?
そば猪口って??
オーバル?リム?レスト?
基本的な名称すらわからない。
一人暮らしの経験は3年程ありますがその間自炊した回数は片手以下。
そんな私が今では”カップ&ソーサー”などと小洒落た用語を当たり前に使っている。
どころか
「作っている」。
生素地の段階ですが組み合わせたイメージはこんな感じ。
ポイントはやはり縁の削り
とにかくソフトに
丁寧過ぎるほどの水拭きで柔らかい表情に仕上げます。
イメージは輪花皿ですが、花というより
あくまでニュアンス重視。
ふわっと、ふにゃっと、そんな擬音だけの表現にとどめておきたかったので
輪郭はなるだけ曖昧に、だけどもう少し動きを出したい、こうなるともう自分の匙加減です。
でも間違いなく自分のうつわです。
削りの幅や深さ等完全に数値化されてないため、そう言う意味では自分にしか出来ないうつわなんです。
さてここからどのように加飾していくか
色味、質感、柄、無限に存在するデザイン要素の中から
いかにしてこの形状、雰囲気に合った装飾を纏わせるか。
正直これが一番悩まされます。
完成したらまた載せます。
では、お休みなさい。
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