1.Can't Stop Fallin' in Love記念日
※前回に続き幕張メッセの思い出話です。
※おそらくアイドルオタクに最も嫌われている会場にこんなに思い入れがある珍しめのオタク。
こんにちは。ほにゃぴ〜です。この連載は私のオタク事のエッセイ(たま〜に思い出したようにカメラマンネタもある)をお送りしております。
本日11月04日は、いつから誰が言い出したのか「いい推しの日」だそうです。
私の推しはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下ランペ)というグループの鈴木昂秀(すずき・たかひで)くんです。ここ数年はほぼ昂秀くん一本でオタク道を邁進しているのですが、いわゆる沼落ちブログを今更記憶を辿り書いてみることにします。
↑最近の昂秀くんだよ〜〜〜
ランペとの出会い
ランペの存在を知ったのは、青田メンバーでもあるえるたまが私のTLでただ1人デビュー前のランペの話をしていて、布教のために写真を貼ったりメンバー紹介を描いていたのを見たのが始まりです。
2014年のwebメディアにランペの記事を描いていた早すぎる方↓
えるたま先生は本当の青田のオタクなのでVBA(LDHボーカルバトルオーディション)の時点で後のスリボ(ランペの3人のボーカルの意)がかわいい!これは選ばれる!と言っていました。先見の明ほんとあるのでそういう仕事してほしい。
うちは母親がEXILEのファンで、2013年に一度一緒にEXILEのライブを観に行ったのですが、この辺りの時期の私はLDHのアーティストに関して「うわーとにかくいっぱい踊ってる人がいるなー何人かは見た事あるなー」という世間一般並の認識でした。
自分とランペの下積み時代
今のLDHの若手男性グループ(Jr.EXILE世代)のデビューへの道のりは大体以下の流れです。
①EXPG(LDHのスクール)の選抜またはオーディションを経てグループ結成(結成日)
②武者修行という全国のモールなどでの活動や、LDHが開催するイベント(居酒屋えぐざいる等)のステージに出演。デビュー間近になると先輩のツアーに帯同する。
③デビューするとグループ名に“from EXILE TRIBE”が付く(デビュー日)
私はランペが結成されたのと同時期に広告制作会社に入って、先輩フォトグラファーの下でアシスタント生活をしていました。
私の世代はギリ古い体質が残っていて、アシスタントは休みを自由に取るのが難しく、最推しだった2PMの活動休止ラストライブさえ行けませんでした。
大好きなアーティストのアートワークの仕事がしたくてカメラマンを目指したのに、忙しくて情熱が萎えそうになる本末転倒っぷり。
そんな生活の中、珍しく平日に代休を貰ったので代々木公園に作品を撮りに行きました。すると屋外ステージでは偶然にも、ランペ二度目の武者修行のファイナルステージが行われていたのです。
ミーハー心で覗き観に行ったのですが、16人いるメンバーをまだ覚えられていなかったのもあり、よくわからず途中で立ち去ってしまいました(ばかたれ〜〜〜)。
LDHのオタクになりそうでならない日々を過ごしていた当時、作業用に日テレを自室で流していたので、ハイローの最初のドラマをなんとなく観ていました。そこで「劇団EXILEの佐藤寛太くんって2PMのチャンソンに似てる〜!」と沼にINし、ついにラブドリームハピネスの洗礼を受けました。
ハイローライブはビューイングで観たのですが、そこに出演していたランペは、ボーカル3人の声質がそれぞれ特徴的でバランスがいいなと思いました。が、まだメンバーを覚えられない上に、俳優としても出演していた昂秀くんにまだ気付いていませんでした。
そんなこんなで3年弱が経過し、2016年の年末に社内試験に合格した私は、翌年度からフォトグラファーとして働くことになりました。
同じく年明け1月25日にランペがデビューしてEXILE TRIBEの一員となり、この年から私の日々が大きく変わっていくのです。
推しのデビューと私の覚醒
新年度、今までの生活から一変して私は自分でスケジュールを管理する仕事のスタイルに変化しました。ただ駆け出しの新米フォトグラファーにはなかなか仕事がありませんでした。大きい会社だったので、大勢いる百戦錬磨の先輩フォトグラファーたちの中に分け入るのは困難がいっぱいでした。
3年ぶりに時間ができたけれど、それまで推していた2PMのチャンソンはグループ活動休止&韓国での俳優仕事メインで、大好きなライブ現場に行く機会が無くなっていました。
ランペはデビュー直前にEXILE THE SECONDのライブ(WWWツアー)に帯同していて、それを観に行ったえるたまと共通の友人のぽごさんの二人から「ほにゃぴーが絶対好きになる子いるよ!観に行きな!」と強めに言われ、その子がまさに昂秀くんでした。
ここからやっと昂秀くんのことをdigりだしたのですが、今はもうない大好きだった池袋の猫カフェ299で、ぽごさんが私にランペの武者修行ブログを見せてくれたことを覚えています。
しかしまた私の悪い癖が出ます。私は一度推すとなかなか推し変をしない分、推し候補から実際に推すまでは、【私をよく知る友人の勧め→徹底リサーチ→やっと現場に行く】という石橋を叩きまくってなかなか渡らん状態になります。
こんな愚鈍なオタクに頑張って布教してくれた友人たちに感謝しかない。
昂秀くんのことも、気になるかも〜可愛いかも〜とチンタラ橋を叩いていたら、気づけばセカンドのツアーも終わりかけていました。が、ここでLDHのオーラス詐欺が発生し、幕張メッセでのファイナル公演が追加されたことで、これは何か運命を感じるかも〜と初日のチケットを取りました。
ちなみにこの時点でメンバー16人をまだ完全には覚えられていない…K-POPオタクのときもセブチが多くて覚えられなかったので、ランペのせいではなく私の脳の問題。
ひとりぼっちで参加したライブの席は本当の本当に端の方で、出演者はごま粒サイズでしたが、双眼鏡でなんとか昂秀くんを追いました。
双眼鏡越しでも小さくしか捉えられなかった昂秀くんですが、その細長い綺麗な手脚を大きく使った軽やかなダンス、仕草や表情の可愛らしさに一瞬で虜になり、気づけば時間を忘れて夢中になっていました。
※その時私の脳内
雷に打たれたようになった私はすぐ次の日のチケットも取り、そこから昂秀くんを追う生活が始まり、早くも5年と数ヶ月。
未だに大好きな気持ちが全く衰えていないので、我ながら恐怖です。むしろどんどん好きになって苦しいまである。本当にこの世で一番可愛いし尊いし偉い。たからもの。
そして時は経ち…
幕張メッセといえばアイドルオタクに最も嫌われている会場(私感)ですが、私が昂秀くんを完全に好きになった会場でもあり、その後2回くらい自分の誕生日現場になった場所であり、WWWツアーファイナルからほぼちょうど5年後にも幕張でランペのツアーを観ました。そのときもまた端っこの席で、ごま粒サイズの昂秀くんを観ながら謎の感動に浸っていました。
ランペとほぼ同じタイミングで3年修行をして、デビューして、5年以上が過ぎましたが、どんどん成長していく推したちに対して自分は追いつけないくらい引き離されていないかと、不安になることも多いです。
しかしいつの日か表現者同士として一緒に仕事をしたいし、私の持っている力を推しをもっと輝かせるために使いたい。昂秀くんの写真集をディレクション&撮影するという夢が、カメラマンという茨の道を進む原動力になっています。
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