アイドルファンだけど接触はしたくない
昨今の推し活文化
如何に推しに会い、接するか、に重きを置かれている
ファンサ、会話、認知、特別扱い
見に行っているのか見てもらいに行っているのか
不思議だなと思うと同時に
握手会やミーグリ等がないジャニーズにおいても
席への拘りは即ちファンサをもらえるか否かで
コロペン問題はそこから派生しているものだし
つい最近見たツイートでは
「うちわに〇〇くんって入ってない人は無理」
というものがあった
所謂特定の推し、自担にのみアピールせず
ただ「〇〇して!」といううちわを持っている人は
ファンサ乞食であるということだ
ファンサってそもそも推される側のサービスだから
義務でもないし、誰にしたって構わないはずなのに
距離の近さを売りにするってそういうことなのだろうなと
執着心というのか独占欲というのか
強い感情であればあるほど金にかえやすいのだとも
とはいえ私が好きな“アイドル”は
嵐と櫻坂46であって
嵐は活動休止中且つ、そもそも全く以て近くないので今まであまり縁がなかったのだけれど
一昨年きちんとFCに入り応援し始めた櫻坂46
言わずと知れた秋元康系列なので
当たり前にファンとの距離の近さが売りの一つでもあって
毎シングル、画面越しに話せるミーグリと、直接話せるリアルミーグリがある
応募するにはCDの購入が必要不可欠な為
それはそっくりそのまま購買層になる
なので、表題曲の選抜メンバーに選ばれるにも
前の位置にいくにも
兎にも角にもこの“ミーグリ”を売り上げなければいけない
ただ、これって
ファンはアイドルと接したがっている
という前提のもと成り立っているよね?
実際多くのファンは接したがっているから
握手会から今までずっと続いてるんだろうけど
私個人の話で言うと、正直アイドルとは接触したくない
ライブ中の遠巻きのファンサービスがぎりぎり喜べる
ブロックにまとめて手振るくらいが一番穏やかでいられる
好きになった時既に国立に立っていたような嵐から入ったからそう思うのか
アイドルは雲の上の存在でいてほしい
親近感なんて雰囲気のみでいい
一対一で話すとか、触れるとか、ある種の恐怖と罪悪感と、解釈の不一致
とはいえ山﨑賢人さんの握手会やお渡し会に行ったりしているので、矛盾しているともいえるが
初めての時は勢いだけで行った何も考えてない中学生だったというのと
山﨑さんは面白いくらいこちらに関心を示さないので
何かもう、いいような気がしてきた
〇〇って言ってと言ったら言ってくれるけど (今もそうなのかは知らないが)
こちらが何を言っても基本「ありがとうございます」しか言わないし、基本的に困ったような戸惑ったようなよく分からない顔をしている
ロボットのほうがもう少し言葉も感情も豊かなのではと思うレベル
聞いてるのかどうかもよくわからない 自我がない
でも多分多くのアイドルはファンという括りの中から
更にあなた個人に対して、という感覚で接してくれるから
それがどうにもこうにも耐え難いし申し訳ない
何より自分の顔が醜い自覚があるので
金や時間を割きたくなるほど好きな人の視界にこんな気持ちの悪い顔を入れたくない
ファンサービスもしてくれたら(その気持ちが)嬉しいけど顔を見られたくはない
だけど、少なくとも櫻坂46ミーグリは
選抜やフォーメーションにもろに影響するし
同じ全完売であっても、より早く完売したメンバーのほうが選抜に入りやすいし、前の位置にいきやすい
私の推しメン達である
田村保乃さんは第一次全完売が常だし
山﨑天さんは第二次あたりで全完売している
よくファンの中で言われている五皇のメンバー(昔で言う神7的な)に必ず入っている二人だから
正直、私が何もしなくても選抜落ちはまずしない
山﨑天さんの完売速度をあげるべきなのかもしれないけれど
好きだからこそ話したくない
だからといって誰かに代わってもらうことも規則上出来ない
ジャニーズの公式写真や個人うちわみたいに
本人の給料に還元されるシステムがあればいいのに
会いたい接したい気持ちがなければ本人達に還元できないというのは少し苦しい
しかもそれが表題曲に参加できるかどうかに関わるなんて
行ったことはないけれど、ホストクラブのナンバー制度みたいで
総選挙と握手会が合わさっているみたいで
ミーグリ結果“だけ”で決まるものじゃないけど
そこの欲がないと難しい とても
#Nowplaying
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