試合発表から1日 暖かい声に甘えることなく積み上げていく話
グラップリングマッチではあるけれど、試合を発表するとそれなりに話題になっていて、まずは一安心で胸を撫で下ろしています。試合が発表されて何にも話題にならなかったら試合をする意味を見出すのが難しいですからね。
試合発表のタイミングでABEMAの映像も出せるように段取っていたのですが、試合決定(試合合意書を返信したタイミング)から試合発表の間隔が短過ぎて(もう少し溜めたほうがいいと僕も思う)、発表と同時に映像も出す座組みにならなかったことは勿体無かったですが、東スポ前田記事を仕込んだり、noteや Voicyを仕込んだりとそれなりに風が吹くような仕様にできたのは海千山千の青木真也だなと思います。
僕は格闘技以外にもプロレスをしたり、文章を書いたり、喋ったりと何をして食べているかわからないと言われる人なのですが(青木さんってどうやって生活してるんですかと聞かれたときは流石に堪えた…)、収入の多寡に関わらず格闘技をするのが何よりも大事なのは僕自身が一番わかっております。青木真也から格闘技を抜くなんて想像できないでしょう。
青木真也は格闘技があるから、書くこと喋ることに価値があるし、格闘技があるからプロレスにも価値があるし、格闘技があってこその青木真也だからこそ、試合があろうがなかろうが練習を欠かさないのです。青木真也は小手先が上手なわけではなく、格闘技があるからこその青木真也なのは僕が一番わかっています。格闘技がなければ誰も僕の話を聞いてくれないでしょう。それは誰が言っているかが大事という話ではなく、格闘技があることで血の通ったものになるのだと思います。
今回の試合も全力で取り組んで参ります。
まだまだ存在を消されるわけにはいきません。
格闘技選手として活動して20年。40歳。そんじょそこらの20年ではなく、過激な20年の格闘技生活を送っています。その歴史に観る側も思い入れができていて、結果や仕上がりに関係なく好意的に解釈していただけることが起こるように感じます。それが歴史だとも思うし、思い入れを持って見ていただけることには感謝でしかないのですが、僕はそこに甘えてはいけないと感じています。
以下に続く…。
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