【45】トリッキーな変化との闘い。
小学生は
溜め込んだストレスを
週末に
ここぞとばかりに出してくる。
週末の宿題はもちろん、
ポーちゃんの
『やりたくないー！！！』
からのスタート。
母も
平日の疲れを溜め込んでるのだが
週末は
その溜め込んだ疲れの
比じゃない量の疲労感で溢れる。
身体も疲れる。
耳も疲れる。
少し寄り掛かられるだけで
その腕の重さすら
不愉快だと思ってしまう私は、
あの日、自分で望んだ子供を産み、
この腕に抱え、
その軽さに不安になりながら
大切に、大切に
抱き締めていた頃の自分に
なんと言って
怒られてしまうのだろうか。
そんなことを思いながら
チェルちゃんリクエストのかるたをする。
子供って
例外なく、色々なものを
一気に出すのが好きだと思う。
チェルちゃんも、その代表選手。
かるたなんて、一種類でやるなんて
マイルールには当てはまらない。
もちろん、
プリキュア、ポケモン、更にはディズニーまで
混ぜるわ、混ぜるわ。
50枚だったかるたは
あっという間に
100枚になり、
150枚になる。
同じひらがなが三種類。
もはや
お手つきメインの遊び。
単純、且つ
古風な遊びのかるたは
物凄く高度に、
いやトリッキーに変化している。
ひと試合終われば
目はチカチカする。
もう一度言う。
週末の疲労は平日の比じゃない。
毎日、平日でいいと思う
今日この頃。
あの
ちっこすぎて不安だった軽さを思い出して
この
うるさすぎて不満なった辛さを忘れられたら。
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