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【MIL】Crew’s CLUE ③ ~5月総括~

ブルワーズ担当のあなんです。

サムネは、5/31のダブルヘッダーでHaderが1日2セーブを達成した日の記念写真です。右の人は、13年に同じくMILで1日2セーブを達成した、現MILブルペンコーチのヘンダーソンさん。真ん中はこの日好投したAshbyです。

5月の試合結果まとめ


シリーズの勝敗だけまとめるとこんな感じ。

5(5/46/2)の月間成績

5/04 
 vs CIN  30
5/07 
 vs ATL  12
5/11 
 vs CIN  12
5/14 
 vs MIA  21
5/17 
 vs ATL  21
5/21 
 vs WSH  21
5/24 
 vs SD   21
5/27 
 vs STL  22
5/31 
 vs CHC  22

29試合戦って1712

9カード中、負け越しはわずか2カード。着実に勝利を積み重ねて地区首位をキープしました。

5月総括

「投手陣が安定している」「あと一歩が出ない試合ばかり」というのを総括のたびに言っててもキリがないので、それ以外を。

今月は怪我人(離脱者)が続出した月でした。

5/01 Cousins UCL断裂
5/08 McCutchen コロナ感染(→5/21復帰)
5/14 Adames 左足首捻挫
5/17 Gustave 右ハムストリングの張り
5/18 J.C.Mejia PED検査陽性
5/24 Peralta 右肩の張り
5/25 Renfroe 右ハムストリングの張り
5/29 Perdomo 右ひじ故障
5/31 Woodruff 右足首の捻挫

いかがでしょう。Adamesを皮切りに、レギュラー、先発ローテ、ブルペンと満遍なく離脱者がいます。4月は誰ひとり怪我離脱はいなかったんですけどね。どうしちゃったのでしょう。


ここからは各ポジションの話。

先発は、WoodruffPeraltaが故障しました。痛い。痛すぎる。1人だけならAshbyで賄えましたが、2人となるとさすがに……。

Peraltaに関しては長期離脱になる見込みです。5月に入って調子を戻したかのようにみえた矢先の怪我ですのでやるせません。


ブルペンの離脱者は、幸いにも、リードされた場面で投げる投手。Haderが一時期家族の事情で離脱してましたが、それ以外の勝ちパに故障者が出なかったのでギリセーフって感じです。

とはいえ、代わりに昇格した投手は点差を縮められるor離される投球を繰り返しており、結局勝ちパを使う、あるいは実質試合放棄という展開もみられました。まぁ打線がしょぼいMILは4点差つくとTHE ENDなので離されるのはもはや構わないかもですが。


野手の離脱は、、、うーん。

良くも悪くも離脱者の痛手を感じませんでした。4月同様、下位チーム相手には爆発して、上位相手には沈黙。このままじゃポストシーズンで勝てませんよ。はやくTDLで補強しないかなぁ(遠い目)。

強いていえばAdamesとRenfroeの離脱も相まって守備力が大きく落ちた印象です。ショートはUriasが守っていますが、安定していません。Renfroe離脱で空いたライトはTyroneが埋めた一方、CainとYelich、McCutchenが守備に出づっぱりでこちらも不安定です。
それと、セカンドのWong。簡単なボールをお手玉するプレイが目立っています。OAAは-6。守備の名手に何かアクシデントが起きているのではないかと非常に心配です。

月間MVP

他球団担当の4月総括を拝見したところ、多くの方々がチーム内の月間MVPを選んでいたので便乗します。というか、ここまでずっとネガティブな話ばかりだったのでここでポジります。

Tyrone Taylor

外野手4番手として開幕を迎えたTyroneが絶好調でした。正中堅手Cainの調子が上がらずスタメンに入る機会が増え、Renfroe離脱以降は正右翼手に就きました。

月間成績(5/45/31)

83-23 HR6
 打点21 BB7
.277 / .337 / .530  
wOBA .375 / wRC+ 140

野戦病院と化したMILが地区首位をキープできた要因は、間違いなくTyroneの覚醒です。Renfroeの打撃力と守備力、双方を埋める見事な活躍でした。

こちらは5/31の対カブス戦でのビッグプレイ。

そして、直後の打席でこの一発。

Cainが守備だけの人になってしまっている現状、Renfroeが復帰した後もセンターのレギュラーを務めるとみられます。

マイルストーン達成続出

5/11(水)にJosh Hader通算500奪三振を達成。293回2/3での達成は2番目に早い記録です(1位は現NYYのA.Chapman292)。

このほかにも、
5/17にFreddy Peralta通算500奪三振を達成。

5/21にはHunter Renfroe通算500安打を達成。

5/30にはCorbin Burnes通算500奪三振を達成。

ひと月で500にまつわる記録が4つも達成されました。こんな偶然あるんですね。

ちなみに、6/2現在

McCutchenが通算1000打点まであと50打点

Cainが通算200盗塁まであと10盗塁

Adamesが通算500安打まであと80安打

となっています。

展望

球界屈指と謳われていたローテが崩れ、ブルペンも疲弊している現状、「地区首位盤石」とは言えなくなりました。ここまで少しずつ貯金を稼いできましたが、そろそろ難しくなるとみられます。

ただ明るいニュースもあって、

5/31に19年ドラフト1位のEthan Small6/2にJason Alexanderが先発しました。Smallは3回途中で降板しましたが、Alexanderは73失点の好投。Woodruffの穴を埋める活躍に期待が持てます。

6月のスケジュールはこんな感じ。

パドレス、フィリーズ、メッツ。打力で売っているチームとの対戦が控えています。あぁ怖い怖い。

そのあとはホームでSTLとの4連戦。4月と5月のマッチアップではイーブンでしたが、5月ははGoldschmidtひとりにやられました。次こそ抑えるぞ。

今回は以上です。
最後までありがとうございました。

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