これまでの活動
はじめまして。安藤昭太(あんどうしょうた)と申します。1982年、愛媛県新居浜市出身です。大学進学で四国を離れ、岡山大学へ入学。2年休学してトロントとバンクーバーに語学留学した後、大学を卒業。2006年、富士通に入社。
会社では、自社製品の開発(プログラマー)と営業商談の同行(セールスエンジニア)、社内システムの開発保守(社内SE)をやってました。
2008年にオフショア開発という中国でプログラマーを雇ってシステム開発をするというプロジェクトでマネジメントをやり、2010年からは当時新しかったクラウド技術を調査し、現場のシステムエンジニアを技術的にサポートする仕事をしていました。
2012年頃から、非営利組織へのITツール導入支援を開始。当時副業NGが当たり前で完全ボランティアで10団体以上で、Salesforceやkintoneの導入支援を実施。このスキルや経験、人脈を得て、2015年会社員をやめて独立。
NPO/NGOだけではなく社会課題解決を事業とする会社、自治体向けにITシステムの受託開発や、ITコンサルティング(IT戦略立案・デジタル関連サービスの開発支援など)、いまでいうノーコードツールの導入支援を行いました。
2020年に個人活動としてブログや講演、イベント運営による情報発信を通した、ノーコードの普及啓発活動を開始。2021年の拙著「ノーコードシフト」発刊に伴い、二社目となる会社を設立。(一社目は休眠中)2024年に株式会社化し、株式会社ふえんを設立。
神奈川県横浜市在住。1児の父。
ビジネス(ふえん)
なぜ株式会社ふえんをやるのか
これまでITは一部の専門家が独占的に利用する技術でした。世界人口のうちITエンジニアは0.3%程度です。このうち80%は男性で、うち40%が白人です。
当然ながら私たちの生活はインターネットやアプリなしでは成り立ちません。毎日使っているものの多くが、全人口のほんのわずかな白人男性が作っていることになります。女性や黒人・アジア人、IT職以外の大多数の意見やアイデアは無視されていると言っても過言ではありません。
大多数の人は、ITエンジニアに多くのお金は払ってアプリを開発してもらう必要があります。開発予算が捻出できる大企業であればできるでしょう。しかし、世の中をこれから良くするベンチャー企業やNPO/NGO、地方の中小企業が手を出せる金額ではありません。開発をお願いできないので、自分たちで頑張って紙やExcelで仕事をしています。
私は、これから社会を良くするビジョンと思いのある会社や個人が、ITの恩恵が受けられるようにしたいと思い、ふえんを創業しました。
つまり、ノーコードという自分たちで低コストでできるITツールを使うことで、彼らが抱える事業の課題をデジタルで解決することで、彼らが思い描く社会の実現、つまりよいよい社会へアップデートできることを信じて、ふえんの事業をやっています。
ノーコード実践研修(ふえん式)
いくら人材育成コストをかけてもDX人材が育たない一番大きな原因が「実践スキルまで到達しない」ことです。実践を模した研修プログラムは沢山ありますが、実際の業務アプリ開発とは全く違います。
ふえんではノーコードによる業務アプリ開発の経験がある講師が研修を運営しています。さらに研修の中で、実際に現場で活用する業務アプリを開発していただき、研修期間内での運用開始を目指すプログラムです。
目指すは「同僚の同僚がノーコーダー」です。組織がそうなれば、どのような課題もデジタルで解決できます。
海外拠点向けkintone導入支援(KAIZEN-CODE)
日本には素晴らしいノーコードツールが沢山あります。フランス・パリで開催されたNoCode Summit 2024に参加して世界の主要なノーコードツールに触れましたが、国内のノーコードツールも負けていません。
しかし、国内のノーコードツールの多くが英語対応しておらず、私たちがどれだけ情報発信をしても使ってもらえる機会がありません。その中でkintoneは海外でも販売しており、サポートセンターも英語対応しています。
kintoneは素晴らしいノーコードツールです。たくさんの海外ユーザーに触れていただく機会を作るべく、まずは日本本社の海外拠点向けの導入を支援しています。
目指すは、NoCode Summit 2025のスポンサーになること。来年は登壇する側でパリに行きます。
Podcastの情報発信(ふえん)
「聴くDX コードをかかないデジタル化」というPodcastをkintoneプロのBridge樋口さんと私でやっています。
YouTubeだときれいめの台本で視聴者を意識しないといけないし、noteなどの記事だと空気感やワクワクする感じがなかなか伝わらない。イベント登壇や講演もやりますが、仕事なので好きなことを言うわけにはいけません。
でもノーコードってそもそも使いながらわくわくするような、初めて粘土を触る幼稚園児みたいな気持ちで使って欲しいんです。それをどう伝えられるかを考えた結果Podcastをやっています。
内容は超マニアックです。本当に私たちがワクワクすることしか話していません。しかし、日本中探しても私たちよりノーコード愛が強い人はいないという自負があります。視聴者意識していません。マニアックです。
プライベート(個人ボランティア)
車椅子キッズの遊び場運営(ヨコスポ)
私の小学生の娘は先天性疾患で車椅子で生活をしています。車椅子生活といっても障がいの度合いによって自分で動けるタイプ(自走式)、レバーで操作するタイプ(電動式)と電動サポートなどもありますが、娘は自走式でスポーツができます。
健常児のように、放課後に公園でみんなと遊ぶ中で、好きなスポーツに気がついて部活や地域のクラブに入ります。一方で車椅子の子どもたちは、スポーツするとなると、いきなりパラスポート種目のクラブで体験入会になる、ということが多いです。その課題を解決すべく「車椅子キッズの公園をつくる」というコンセプトで、体育館を借りてひたすら鬼ごっこを2時間やるだけのイベントを月一で開催しています。
遊ばせているだけのようでかなり綿密に場を設計しています。保護者は場に入らない仕組み、子ども同士で助け合う仕組み、保護者同士が悩み相談できる時間を作ったり、企業や自治体との連携もしています。専門的なところでいうとロジックモデルを作って社会的インパクト指標を追っています。
ウクライナ避難民支援(Ukraine to Japan)
2022年2月24日、ロシアがウクライナへ侵攻し戦争が始まりました。3月以降、海外在住の友人たちがポーランドとウクライナへ入国し、来日希望がある避難民の移送と日本国内での諸手続きをサポートしました。
2022年4月から6月は仕事にならないくらい活動をしました。企業や行政へ状況説明や陳情に行き、外務省や入国管理局、在外大使館と毎日のように電話をして、日本が難民を大量に受け入れるという関係者全員が暗中模索という中、大きなトラブルもなく活動を行いました。
後から聞いた話だと、ウクライナ現地からポーランドへの脱出とそこから日本での支援を全部セットでやっている(NGOでは国際間移動というそう)団体は、日本全国でも数団体しかなかったそうです。
現在、9人の避難民の身元保証人になっています。全員、自立した生活を送れているので、私が関与することはほぼないのですが、いまも定期的に連絡を取っています。
小学校PTA会長(学校)
娘は、車椅子で通常学校の通常学級に通っています。1年生のときは保護者も学校も初めてのケースなので、私や妻がリモートワークで学校に常駐するなど、頻繁にやり取りがありました。
そこでもっと学校の活動に参加したいという思いもあり、色々と特別なサポートをしていただいているのもあって2023年からPTA会長をやっています。うちの学校は共同代表制で4名会長がいます。それぞれ担務しながらやっています。
2024年は交通安全活動をメインにやっています。PTAである学校や保護者はもちろん、行政(区役所・警察)や近隣校、地域の町内会で会合を持ち、交通安全施策を提案し、実現する活動をしています。
具体的には、交差点の名称を変更したり、通学路の制限速度を下げたり、止まれマークや飛び出し危険の看板をつけたり、消えかけた横断歩道を引き直したりしています。PTAではできないので、全て行政に提案して動いていただいています。
まとめ
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