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放課後デイサービスが見つからない

11月から放課後デイサービスの見学を回ったり、
空き状況の問い合わせをしているが

その時点で空きが確保されている施設はゼロに等しかった。

「空きが出たら連絡します。」という回答待ち。

行動が遅かったか・・・


本年度でデイサービスを辞める見込みのある子たちがどこも確実にいなかったり、
必要としている子供の数に対して
デイサービスの施設と職員が足りていないのが現状だった。

次男の放課後問題。

次男は長男と同じ学童には入れないだろうし
仕事を続けること自体が困難だと思っていた矢先、

12月のある日、仕事終わりに長男を学童に迎えにいくと
「来年、弟さん1年生ですよね?学童はどうされますか?」
と先生に聞かれた。
「え、学童入れるんですか?ダウン症ですけど大丈夫ですか?」
と咄嗟に聞いた。少し間があいて
「大丈夫ですよ!こちらもお迎えで(次男を)見かけた時にそうだろうなあって思っていましたし、覚悟はしていましたよ」
みたいなことをあっさり言ってくださった。

この日はゆっくり先生と話せなかったので
1月に入ってから改めて相談してみた。

「次男はダウン症で、言葉の理解も話すこともまだまだうまくできません。それでも大丈夫ですか?トイレもたまに漏らすこともあります」
と正直に伝えてみた。
するとベテランの先生が出てきて話を変わってくれた
「以前もダウン症のお子さんを見たことがあります。似たようなご様子でした。
こちらも加配をつけてみるつもりですし、
職員みんなそのような子達の勉強もしているところです。
お母さん、心配しなくていいですよ!大丈夫ですよ!」
とまで言ってくださった。
感激した。

私は今の仕事を続けるのか転職するのか、
学童を利用するのかしないのかにせよ、
選択肢が与えられようで安心した。

以前、障害があるというだけで断られたスイミング。
仕方がないが悔しかったし切なかった。

障害児を受け入れてくださる気持ちだけで本当に嬉しい。
さらに理解しようと努力されていることが心に染みる。ありがたすぎる。

今通っている療育施設の先生、リハビリの先生、相談事業所の方に相談すると
学童側の受け入れ次第だが、色々なトラブルなどを考えると
無理に行かせるのはお勧めできないような感じだった。

そして我が家の旦那さんも次男には学童は厳しいだろうと
視野にも入れていない様子だった。

当初は私もそうだった。

県内ではかなりのマンモス校。
1年生だけで学童のハウスに100人ほどがぎゅーっと入って過ごしている。

慣れ親しんだ集団でもない中で
次男の突発的な行動だったり、トイレのことだったり
先生方もたくさんの子供達に囲まれていっぱいいっぱいの状態で
我が子に目が行き届くとは思えなかった。


だが、改めて学童の先生方の子どもに対する熱心な気持ちを知り、
ほっとした。
次男のことをたくさん聞いてくれた。
得意なこと、苦手なこと。病気のこと。他・・
「一緒に過ごしてみてわかることもあると思うのですが、きっとその中で成長が見られると思います。楽しみです。たいちゃんのことは、小学校と放課後デイとこの学童でしっかり見守っていきましょう!」
と。

保育園の先生もだったが
次男のことを障害児だからと特別扱いするわけでもなく、
みんなと同じように接してくれて、
わからないことは一緒に過ごしながら知ろうとしてくれて、
それが本当に親としては感謝しかない。

私の仕事の勤務時間によっては申し込まなくなるかもしれないが、
いつでも大丈夫だよという言葉で胸がいっぱいになった。


まだ学童にも放課後デイにも行ってないが
やはりどこに行ったとしてもそこにいる”人”の情熱とか愛とかって大事だなと思った。

どんな環境でも楽しく穏やかに過ごせますように。

ありがとうございます。




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