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支援学校か、支援学級か
こんばんは。
ここ数ヶ月、ズーーっと悩み続けてきたこの問題。
年中さんのこの時期あたりにそろそろ考え出したほうがいいと周りからなんとなく言われ、考え始める。
たいちゃん(次男)は普通の小学校の通常のクラスに通うことは想像できない。
ならば小学校の支援学級だろうとぼんやり考えていた。
療育先の先生から支援学校という道もあることを教えてもらう。
とりあえず、地域の小学校を見学して、行けそうな距離の支援学校の見学を年明けから申し込もうとゆるりと行動開始していた。
うちの地域の小学校の規模は県内でも発展途上中のマンモス校。
私たち夫婦は見学に行き圧倒された。
「小学校って勉強するところだね、、、」
そんな感想だった。
支援学級と言っても、みんな言葉ははっきり話せているし、ちゃんと椅子に座って学習している。
先生の言うことをしっかり聞き、答えている。
日直さんが前に出て堂々と司会を回している。
うちの子はついていけるのだろうか・・・・・・・・・・・・?
通い出したら支援学級にずっといるわけではなく、
図工や音楽の時間は通常のクラスに混ざり、授業を受けることもあるとのこと。
想像つかなかった。
たいちゃんが通常の1年生のクラス中で活動すること、
教室から別の教室への移動は先生がついてきてくれるのだろうか、、
疑問と不安はあったが、ただただ支援学級の担当の先生がすごくよかったこと。
心から見学に来たことを歓迎してくれ、出迎えてくれたこと。
終わった後、我が子の様子を最高に褒めてくださったこと。
なにより、1時間目と2時間目の授業体験をさせてもらえて
本人がとても嬉しそうだったこと。
皆と同じように机と椅子を準備していただき、
ゆっくりと周りを見ながらニヤニヤと嬉しそうに座った時の笑顔が忘れられない。
活動はみんなでドミノを並べるという朝のトレーニング活動だった。
並べることが大好きな我が子は集中して楽しそうに取り組んでいた。
楽しいもんだから片付けとなると上手に切り替えられなかったが、
上手に先生が誘導すると、周りの子供達を見て、同じように片付けの場所に戻していた。
保育園で鍛えられた、"周りを見て行動する”という集団生活の力をここぞという場面で発揮してくれた。(家では散らかし放題)
そう、彼は唯一周りを模倣する力というものを秘めているのだ。
母は泣きそうだった。
ダウン症という障害を持って生まれたときに誰かから言われてことは
「成長は遅いけと、ゆっくり、確実に成長する。そして小さな成長日一つ一つに感動を与えてくれる」
まさにその通りだった。
そんなこんなで楽しく小学校見学は終わり、
先生には「椅子に座れたこと、周りをみて真似して行動できたことがで本当に素晴らしいです!」とお褒めの言葉をいただいた。
まだまだ日直を任されて司会をすることや、国語や算数の勉強となるとまだまだ想像つかなかったが、少しでも小学校の体験ができたことでイメージができた気もする。
支援学校見学や、その後の決断までのことはまた次回にします。