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⁡将来の夢は?と聞かれたら
アーティストになること
私の答えは一貫してこれだった
小学校も、中学校も卒業文集にはそのことばかり
絶対になると思って疑わなかった

10歳の時に彼女に出逢い
私の生きる意味はこれだと
幼いながらに心震わせた瞬間から
その夢はずっと変わらなかった

中学3年の時
どこの高校に行きたい?って先生に聞かれて
私、アーティストになりたいんです
だから高校はどこでもいいですって言ったら
現実見ろよで一蹴された夢


中途半端に成績が良かったから
全く興味のない進学校に受かってしまい
合格発表の案内板に私の受験番号があるのを見て
「あ、私の人生終わった。」
そう思った15歳の春。。。
マジでそう思った。
正直ちっとも嬉しくなかった。
成績がいいことを褒められるのも好きじゃなかった。
だから何?って思っていた。
だいぶひねくれてる。
親には感謝してるけど
私の行きたい方向はそっちじゃないと
思いながら心の奥底で
手放してしまった夢を
くすぶらせていた。
それでも
なんやかんや、それなりの
青春時代を送った。


今振り返っても
あの瞬間が
長い物に巻かれ始めた
自分の人生の舵を手放した瞬間

そこから
私は私でありたい
私にしかなれない何かになりたいと
幼い頃からずっと胸の中にあった
揺るがない大事なものを手放して


特に学びたいこともないまま大学に行き
特に楽しみも見出せないまま学生時代を終え
あの時一蹴された夢をくすぶらせたまま大人になった


その間も
ずっと彼女は
ステージに立ち続け
終わらない夢を創り続け
ボロボロに傷つきながら
何度も立ち上がっては
何度も何度も
私の心を鋭く刺した




ずーーーっと心の奥底で言っていた
10歳の自分が
あの夢はもう忘れたの?
って



何かにぶつかるたびに
本当は気づいていた
叫んでいる自分がいることを




でもいろんな理由をつけて
わかったふりをして
気づかないふりをして
物分かりのいい大人を繕っていた






それも
もう終わり


私は
あの時から
何も変わっていない



むしろ
あの頃の夢が
さらに
強く鋭く私の心を揺さぶっている




数万人を前に
マイク一本で
その声と心だけで
夢を紡いでいくことに
命を削っている


ずっと変わらずに
そのステージで
独りで対峙し続ける
彼女を追いかけ続けた
あの時から何も変わっていない


幼いながらに
アーティストになりたいと願ったのは
彼女になりたかったから



その生き様で
人の心を揺さぶって
抱きしめて
時に打ちのめして
奮い立たせる
そして最後は救う
そんな存在になりたかった



アーティストという形ではなくなったけど



私が向かう先は
10歳の時に夢見たものと
何も変わってない




何周も何周もぐるぐる回って
やっぱり私の原点はここだった
もう絶対にこれだけは揺るがない



想いだけぎゅっと握りしめて
外の世界へ飛び込んだら
こんな夢を
真剣に応援してくれる人がいて

野望でしかなかった夢を
絶対に叶えようと
言ってくれる人がいて

私が
ずっと心の奥底で
一人であっためてきた
大事な大事な夢を
一緒に大事に想ってくれる人がいて



いろんなことを経験して
立ち止まって
さまよって
逃げ回って
いろんな想いを抱えて
いろんな涙も乗り越えた




今だからこそ
それは
夢物語じゃなくて
必ず叶える未来になる





全部が
あの日
止まってしまった夢から
繋がっている



ようやく
本当にやっとの思いで
10歳の自分に

「迎えに来たよ。随分待たせたね。」って
心の底から言える




奇跡を起こそう。
夢は叶うってことを
この命を賭けて証明しよう。


彼女が24年間
そう伝え続けて来てくれたように。

この想いがayuに届くまで
私は叫び続ける。


私の夢は
ayuのLIVEに同行して
OFFICIAL LIVE REPORTを綴ること。
彼女の創る、終わらなくて消えない夢の世界に
私の言葉を添えて世の中へ送り出すこと。



もう二度と諦めない。
ただ真っ直ぐに
それだけを見つめて歩いていくよ。


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