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【クリスチャン流✝小受note⑤】願書執筆講座〜東洋英和女学院小学部編(2025年度入試版)

+主の平和


今回のテーマは

✝️東洋英和女学院小学部✝️

こちらの学校の願書について解説していきます。

「スキ」を残してくださると次回以降の励みになりますので、どうぞどうぞ、よろしくお願い申し上げます!

※内容が他の学校の記事と一部重複する部分があります。願書を書く上で普遍的な部分ですので、他校の記事も併せてぜひ参考にしていたきたく思います。

面接とアンケートについてはこちらの記事にまとめております!



超一等地の超移転計画

東洋英和女学院小学部は、東京都港区六本木に所在する女子一貫校です。幼稚園〜大学(院)までを擁する、歴史と伝統あるメソジスト系プロテスタントのミッションスクールです。

六本木5丁目の再開発計画に伴い、東洋英和女学院小学部と幼稚園の移転と建て替えプロジェクトが進行中です。

我が家が受験期、学校説明会にてお聞きした話によると、現在の所在地から校地を移転することに伴い、現在の六本木5丁目から元麻布1丁目の仮校舎に2025年に一時移転、4〜5年後に新校舎完成、再度引っ越しとなるとのことでした。(現在はまた予定が変わっている可能性がありますので、受験希望の方は要確認です。)

仮校舎を建てて数年使用した後、新校舎に移転。

なんですかその巨額マネーの匂いのする話は児童の安全と教育環境を第一に考えた素敵な計画は!

思い出すと笑ってしまうのですが、この校舎移転プロジェクトを学校説明会でお聞きした時、部長先生が仮校舎の完成予想図をスライドで見せてくださいました。

4〜5年の使用ですからプレハブの校舎を予想しておりましたが、そこに映し出されていたのはどこから見ても新築ピカピカの、30年は快適に過ごせそうな立派な建物でした。体育館も、講堂も、明るい食堂も、至れり尽くせりの設備です。

この立派すぎる校舎を4〜5年使った後、公立の学校など何かに転用するのかと思いましたが、なんと解体するのだそうで。

真正貧乏性の私は頭の中で思いました。解体なんてもったいない。このまま30年使えばいいのに。そして驚くべきことに、私と同じタイミングで部長先生がこうおっしゃったのです。

「これでいいじゃないか!」

講堂が一瞬にして笑いに包まれたことは言うまでもありません。

でも冷静に考えてみると、移転期間中の4〜5年の間も子供達は毎日学校へ通い、4月になれば絶えず新入生は入学してくるわけです。たとえ1年であったとしても、大切なお子さまを預かる学校としては、長時間を過ごす校舎の安全性は重要課題であったはずです。

確かに「我が校は数年はプレハブ校舎です」と告げられたら、受験を躊躇するご家庭も出てくるような気がします。毎年多くの受験者数を集める東洋英和女学院小学部であれば、死活問題にもなり得るでしょう。移転計画の最中にあっても、できるだけ変わらない教育環境を提供することは、先生方にとって譲れない条件だったに違いありません。

興味深かったのは、現在の校舎で使用している物品は今後もできるだけ使うという点でした。講堂に設置されている椅子もなかなか年季が入っておりましたが、仮校舎にも新校舎にも持っていき、大切に使い続けるのだそうです。食堂のテーブルと椅子も修理しながら使っているとのこと、この辺りは特に、ミッションスクールらしい方針だなと感じます。

東洋英和女学院小学部のHPでは、校舎移転プロジェクトの特設ページが公開されていますので、ご覧になってみると楽しいですよ。


敬神奉仕〜宗派を問わず人気のミッションスクール

東洋英和女学院小学部は、メソジスト会系プロテスタントの学校です。

東京都内の人気校の入試日が重複する11月1日ではなく、11月2日に設定されていることから併願しやすく、受験者数が大いに伸びたと言われています。倍率も10倍越え。凄まじい人気校です。

ではクリスチャンの世界ではどうかと言いますと、凄まじい人気校です。わたしはカトリックの信徒なので、プロテスタントのことは深いところまではよくわかりません。ですが、東洋英和女学院小学部は、カトリック家庭からも絶大な支持を誇る学校です。

そして我が家も惚れ込んで受験いたしました。

※カトリックとプロテスタントの違いは最後の方に簡単に解説しております。

なんといっても、東洋英和女学院の校訓

敬神奉仕

これが非常にわかりやすく、クリスチャンの心を鷲掴みするのです。

【敬神】
⼼を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、⼒を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。

マルコによる福音書12−30

【奉仕】
隣⼈を⾃分のように愛しなさい。

マルコによる福音書12−31

グッときます。

特に「奉仕」の部分にご注目ください。

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