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韓国戒厳令にまつわる一連の流れを見て思ったこと

私は国際情勢に詳しくない一般人です。

政治に疎いごく普通の主婦ですが、昨今の世界情勢を見て「さすがにヤバイのでは…」と思うことが増えてきたのでそのことについて書いてみます。

12月4日深夜、戒厳令が発令されたタイミングから国会で解除決議が可決されるまでの流れをX(旧Twitter)で追っていました。

発令時点での韓国人の危機感は凄まじかった。

「大統領命令で街中に軍隊が出てきている」

「12月は危険なので韓国に来ないで。身の安全が保障できない事態です」

「軍事クーデターが成功したら民主主義が終わる」

「前回の戒厳令では100名以上死傷者が出たので今回もそうなるかも」


映画か何かかと思ったよね。
現実世界の出来事だと信じたくなかったよ…
お隣の民主主義国家で軍が出動して民衆に銃を向ける事態になるとはね…

結果的に市民と議会の命がけの抵抗により戒厳令の解除に至ったわけですが、

「戒厳令を大統領が守るかわからない」

「軍が大統領側についたら覆す手段がなくなるのでは」

という意見もあり、全く安心できない状況でした。

翌朝本当に解除されたと知り、心底ほっとしました…本当によかった。

恐ろしいのは、これらのことを知るすべがほぼXのみであったこと。

Xで事態を把握してすぐにテレビをつけたんですが、どの局も報道してなかったんですよ…

韓国に行き来してる民間人たくさんいるよね??
隣国で民主主義が脅かされてるんだよ?軍が民衆に銃を突き付けてる状況だよ?
報道することで確実に守れる命があるのにどうして報道しない?????

せめてNHKはオンタイムで特集組んで、情報収集にあたる姿勢を見せてほしかった…なんのための報道機関だよ…

更にいうなら、日本はトランプ大統領(信用できねえ…)と肩を並べて社会主義国家に抵抗していかねばならない状況にあるので、軍事的同盟国である韓国の政局が不安定だと日本の安全保障にも悪影響が出る気がしますが…?

どう考えても対岸の火事じゃないでしょ、この事態。

斎藤知事うんぬんの騒ぎで「オールドメディアは死んだ」とネットで騒がれていたけど、この政変を積極的に報じようとしないテレビ局のスタンスを見て「本当に死んでたんだ…」と心底恐ろしくなりました。

国民を守るための情報を意図的に流さないのであれば、テレビの報道はもう信じられない。

これさ、お隣の国の出来事だったからBBCなりCNNなりで情報を得ることもできたけど、日本で大きな政変(または改革)が起こったら誰の発言を信じればいいの??

X??ネットニュース??そんな根拠の乏しいものに頼らざるを得ないだなんて泣けてくるね。

何かが起こったとき、デマとフェイクニュースだらけの投稿の中から正しい情報なんて見分けられるのかな?

今回はXで正しい情報を流してくれる人がたくさんいて助かったけど、Xトップのイーロン・マスクがトランプ陣営に入ったことによりXの信用度も怪しくなったんですよねえ…

日本の政局は東アジアの安定にダイレクトに影響するからさ…特定のワードをトレンドにしたり削除したり、政治的な介入してきそうじゃない?

そうなったとき、私たちは何を信じればいいんだろう?

韓国戒厳令にまつわる一連の流れをみて、私は「一般人も危機感をもち、日本がおかれている状況について真剣に考える時がきたのかな」と思った。

大国が自国の利益のみを追い求める世相になっている。世界の秩序が書き換わりつつある危機をひしひしと感じています。

戦争だの軍だの物騒なことばかりが聞こえる世の中で、本当に嫌になるよ…

自分が生きているうちにこんなことを心配しなければいけない日がくるなんて思いもしかなった。悪夢でしかない。

でも、だからこそ、考えなくてはいけない。
先人たちの血のにじむ努力の上に今の生活があるということを。
秩序が壊されつつある状況を指をくわえてみているだけなのは、私は嫌。

一人ひとりの力は小さくとも民意は大きなうねりとなり、大局を動かすこともあるのだと韓国の方々を見てわかったので。
個人が情報収集してしっかり考え意思表示することが、私たちにできる民意の示し方だと思います。

まずは知るところから始めませんか?私も勉強します。
そう思い、このnoteを書きました。

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