
子どもの確定申告、無事終了
ふるさと納税と医療費控除だけのシンプルな確定申告は毎年していましたが、今回、子ども(大学生)の稼ぎが103万を越えてしまったかもというので、確定申告が必要じゃないかとなり。
初めてサラリーマンではない場合の確定申告をやりはじめたら、四苦八苦。
やっと本日、家族三人分の確定申告を提出しおわりました、長かった・・・
① 誰の扶養であるかは、年末12月31日時点による
今まで私の扶養に入っていた子ども。
稼ぎすぎちゃったかもと言われて、退職して収入が多い年になぜ?とぷんぷんでしたが、私は11月末で退職したので、年末時点では夫の扶養に入れるか入れないか、で私は無関係。
でもそれを知ったのは自分事として躍起になっていろいろ調べた後・・・
なんか、ちょっと損した気分。
② 103万の壁は給与所得の場合
子どもに改めて確認すると業務委託契約を結んで複数の仕事をしており。
アルバイトは給与だけれど、契約を締結して仕事をしているのは給与ではない、らしい。
で、本業は学生で個人事業主の届出もしていないので、その場合は雑収入。
そもそも扶養に入れるのは年間所得が48万円以内。給与控除55万円というのがあって、103万円-55万円=48万円だから、103万円の壁。
雑収入の場合はそういう控除がないので、素直に経費をさしひいた後の所得が48万を越えれば扶養にならない、というのが学び。
とっくに扶養の限度額を越えていたのでした…
ただし雑収入の場合、経費は計上できる。
とりあえずその仕事に関係する交通費を洗い出し。
サラリーマン家庭にはレシートを残しておくとかいう概念がなく。
仕事で使ったレシートは残しておくものなんだね、と親子でふむふむ。
30年以上稼いできたのに今回初めて、収入というのが、いわゆる額面で。
そこから経費と所得控除されたものを抜くと、所得になって。
その所得に対して税金がかかり、残ったものが手取りなのか、と腑に落ち。
そして、その所得がいくらかによって税率が変わる、というのを目の当たりに。
サラリーマンは経費計上がないので、仰せの通りに税金をおさめるほかなく、税金へのsensitivityがあがらなかったんだなぁとしみじみ。
この先わからないので、経費になるかも?の感覚は大切しておこうと思った日。