見出し画像

21-22ブンデスリーガ第22節 ウニオン・ベルリン戦振り返り

1.試合前の状況

FCU
・前節敗戦。
・リーグ戦4試合連続、公式戦5試合連続失点中。
・欠場者
 出場停止→ケディラ
 コロナ陽性→ギーセルマン、フォクルザマー、ハインツ、ブスク
 体調不良→遠藤渓太

BVB
・前節敗戦。今季最大の点差での敗戦。
・リーグ戦4試合連続、公式戦5試合連続失点中。

・欠場者
 怪我→ホーラン、ヴォルフ、ムニエ、モレイ、シュメルツァー
 体調不良→レイナ
 戦術的理由→アザール

審判団
主審:マティアス・イェーレンベック
VAR:グイド・ウインクマン

2.経過

TOR 0-1

18分
ダフートからインサイドで受けたゲレイロがロイスへ縦につけると、こぼれ球をダフートが繋いで、受け直したロイスが左足で決める!

TOR 0-2

25分
ゴールキックからの繋ぎからザガドゥが最終ラインの裏へ送るとマレンが反応、こぼれ球にロイスが反応しGKをかわしてゴール!!

34分
右サイドで受けたトリンメルにアーリークロスを入れられると中央で待っていたミヒェルが胸で落とし、走り込んだオツィプカがシュート。コーベルが飛び出して防ぐ👏

38分🟨(ブラント)
ロイスがブラントへ絶好のスルーパス。しかしタッチが乱れると応対したクノッヘに防がれ交錯してしまう。ブラントの足が入ってしまい、ファールとなった。

47分
右サイドで潰したアカンジがファールを与える。
オツィプカのFKにプレメルにフリーで合わせられるも、シュートは左へ外れる。決定機だった。

64分
ファールからすぐにリスタートされ、トリンメルがアーリークロス。左に一旦流れるとオツィプカがグラウンダーで折り返し、フンメルスからうまく離れたミヒェルに合わせられる。シュートは上に逸れるも完全に崩されていた。決定機。

TOR 0-3

71分
ゲレイロが斜めに動いたベリンガムにスルーパス。
深いところでベリンガムがうまくイェッケルを剥がして折り返し、マレンが飛び込む。至近距離でGKに防がれるも、走り込んでいたゲレイロが詰める!

73分
右から一気に左へ振られると、トリンメルがアーリークロス。飛び込んだメーヴァルトに合わせられネットを揺らされる。交代直後でクロスへの戻りの対応が遅れ、飛び込む枚数が増やされたこともあって叩き込まれた。
しかしVAR介入の結果、ウジャのファールを取って取り消しに。

84分
右からのクロスが流れると、戻してもう一度左からイエッケルに上げられる。跳ね返ったボールをメーヴァルトがロングシュート。コーベルが凌ぐ👏
1度目のクロスで、ゲレイロがゴールキックにしようとして残されてしまったのが悪かった。

試合終了
2試合ぶりの勝利!

3.個人的採点

[1]~[6]の11段階評価(0.5刻み)、1が最高

[1]該当選手なし

[1.5]ロイス
暗雲を切り裂く出来。ロストも少なく、3列目の安定もあってかやりたいことを思い通りできていた。PA付近でのパス精度も戻ってきて、ここからという感じ。

[2]コーベル
いつもありがとう。報われてよかったです。

[2.5]ダフート,ヴィツェル,フンメルス,アカンジ
ダフート
ヴィツェルの安定ぶりを見ると、結局安定が必要なのはダフートだと実感。今日は素晴らしかった。いつもより運ぶ距離が短い分いいテンポで縦に配球できており、直接絡む動きも効果的だった。アシストもついたし。

ヴィツェル
やっぱり舵取りが上手い。気が利く選手が3列目にいるとあんしん館がある。ダフートとの関係も改善しており、期待感をもたせた。

フンメルス
安定したカバーリングで決定機を作らせなかった。ミヒェルとのマッチアップでは確実に遅さが露見していたのが心配な点。

アカンジ
久々にSBに押し出されてしまった。それでも見事な働きぶり。いつもと違うタイプの相手と対峙していたとは思えない安定感だった。

[3]マレン,ゲレイロ,ザガドゥ
マレン
中央はやはり苦戦している印象だが、相手の背後をついた際の動きと、3点目に絡むような中への入り方は良かった。

ゲレイロ
守備ではやはり穴となり、不満の残る出来だった。特に中盤での奪われ方は危なかった。
ただ2点分チャンスメイク、自分で決めきるあたりはさすがの攻撃センス。

ザガドゥ
流石に気持ちが入ったのか、見違える出来だった。ロングフィードで得点に絡み、🟨なしファール2回でアウォニィを封じ込めたことは称賛に値するも、終盤の対応と持ちすぎて狙われる場面がいくつかあったため伸び切らず。改善に努めてほしい。

[3.5]ベリンガム
SHに入った今節は、個人での仕掛けで奪われるシーンが目立つ。球離れがかなり悪かった。テルジッチ以降成長し続けている縦へのランニングは後半に現れ、チームを活性化させた。だからこそ前半からやってほしい。

[4]ブラント
ボールロストが目立ち、チャンスメイクも少なかった。中盤での逞しさは出てきて入るものの、そもそも繋ぎのところでミスをされては話にならない…
縦への速さなども考えるとドルトムントの補強の必要性も照らし出している。

[4.5]ジャン
取り消されはしたものの、交代直後のプレーでマークに付ききれずに失点。ボールを持っても相手のプレッシャーを回避できていないシーンが目立った。ELでは出場停止のため次はメングラ戦。ベストコンディションを期待したい。

[採点なし]ムココ,ティゲス,レイニエル,シュルツ


4.トピックス

  • 対ウニオンベルリン、アウェー戦ブンデス初勝利

  • 対ウニオンベルリン、初のシーズンダブル

  • ウニオンは今季初のリーグ連敗

  • フュルト戦以来5試合ぶりのクリーンシート

  • 今季初のアウェー戦クリーンシート。全公式戦では8/8のポカール1回戦ヴィースバーデン戦以来のアウェー戦でのクリーンシート

  • ロイスは公式戦でCLのGL6節ベシクタシュ戦以来のドッペルパック。ブンデスに限れば2019年12月7日、デュッセルドルフ戦以来。

  • またロイスはこの2ゴールでBVBでの公式戦151点目。クラブ史上単独3位を快走。あと8得点でクラブ歴代最多得点者となる!!           ちなみにBVB公式戦得点ランキングの1,2位は

🥇マンフレート・ブルクスミュラー       🥈ミヒャエル・ツォルク

5.おわりに

ここから過密日程が続きますが、うまく連勝街道に乗れるのを期待しましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?