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卵子凍結体験ブログ【最後の卵胞発育チェック】11日目
今日は IVF( 卵子凍結 )周期開始後、2回目となる診察を受けて来ました。そして、この診察が私の最後の卵胞発育チェックとなりました。
診察の結果、採卵の日程は3日後に決定しました。その他にも成熟方法( トリガー )も決定しましたので、詳細をレポートします。
あと、1つショックなことが発覚したので、そちらもご報告したいと思います。まず今日の体調なんですが、軽い頭痛とお腹の膨満感があります。それと、乳腺や乳管が膨張することによる胸の痛みがあります。
⬜︎ 最後の卵胞発育チェックの結果
↑こちらが今日の卵胞発育チェックの結果です。
3日前の最初の卵胞発育チェックの際には、有効数0だったのですが、現在は12個の卵胞が採卵に適した大きさまで成長しました。
参考までに3日前の卵胞発育チェックの結果をもう1度貼り付けますね。↓
前回から最大で0.8mm の発育をしている卵胞もあります。『 たった3日間で卵胞はこんなに成長するものなんだなぁ。』と、なんだがちょっと感動しています。この年になるとなかなか成長するものがないので( 笑 )。
⬜︎ 卵胞25個以上は OHSS( 卵巣過剰刺激症候群 )の危険性大
私は HMG ホルモン注射に非常によく反応してしまいます。なので、元から OHSS( 卵巣過剰刺激症候群 )のリスクが高い患者となります。
OHSS( 卵巣過剰刺激症候群 )の予防の為にHMG ホルモン剤の使用量は低容量にし、なおかつ、たくさん育った卵胞から生成されるエストロゲンを抑制する為のレトロゾールという経口薬も処方されています。
レトロゾールにはエストロゲンの生成を抑える働きがあるので、卵胞の発育に支障があるのかどうかが、少し気になっていたのですが、その心配は必要なかったようです。
去年受けた1回目の IVF( 卵子凍結 )の際には、エストロゲンの生成を抑制するレトロゾールを使用しなかったこともあってか、卵胞が最終25個以上発育しました。
卵胞の数が25個以上になると、OHSS( 卵巣過剰刺激症候群 )の危険性が高くなります。
その時は入院や腹水を注射で抜く処置はせずに済みましたが、 危うくOHSS ( 卵巣過剰刺激症候群 )になりかけてしまいました。
注射で溜まった水を抜く必要まではなかったのですが、腹水が引くまでは、経過観察の為に通常より少し長い通院が必要になりました。
卵胞がなかなか発育しない方からすると、卵胞がたくさん発育することは羨ましいと思われるかもしれません。ですが、卵胞が多く育ちすぎる人は、PCOS( 多嚢胞性卵巣症候群 )の可能性があります。
PCOS( 多嚢胞性卵巣症候群 )の人は、卵子の質があまり良くなく、採卵しても未成熟卵である可能性が高くなると言われています。
ですが、これも実際に採卵してみるまではわかりません。私は最初に自分が PCOS( 多嚢胞性卵巣症候群 )であるかもしれないと知った時、せっかく IVF(卵子凍結 )を受けても、凍結に適さない卵子ばかりだったらどうしよう。と、ちょっと絶望的な気持ちになりました。
ですが、結果は目標とする成熟卵子数をちゃんと獲得できました。なので、PCOS( 多嚢胞性卵巣症候群 )の疑いがあるからといって、一概に卵子の質が悪いわけでも、未成熟卵ばかりだということもないのだと思います。
ただ PCOS( 多嚢胞性卵巣症候群 )だとその可能性が高くなる場合がある。くらいだと、今ではそう理解しています。
⬜︎ 採卵日と成熟方法( トリガー )の決定
採卵日は3日後に決定しましたが、本当は2日後が良いんじゃないか。と、先生から言われていました。ですが、その日は仕事を休むことができず、私の希望で採卵日を1日遅らせてもらいました。
この1日のズレが採卵結果にどう響いてくるのかも心配です。と言いますのも、せっかく育った卵胞がしぼんでしまうこともあるからです。
採卵日を1日延期したことで、卵子の成熟方法( トリガー )も変更がありました。今回私の成熟方法(トリガー )は HCG 自己注射1000単位とブセレリン点鼻薬を使用することになりました。
前回の IVF(卵子凍結 )の際はブセレリン点鼻薬のみだったので、HCG 自己注射は今回始めて使用します。HCG 自己注射を使用する成熟方法は、採卵後の OHSS ( 卵巣過剰刺激症候群 )のリスクが上がります。
少し不安ですが、素人の私がいくら悪い想像をして、心配してもどうにもなりません。先生がきっと私にとって1番良い成熟方法( トリガー )を選んでくれたはずです。
卵子の成熟を促す自己注射と点鼻薬については、明日の夜に摂取する予定なので、また明日のレポートで詳細を報告しますね。
⬜︎ ピンチ ! 右の卵巣は採卵できないかも !?
冒頭で書いたショックなことが発覚!というのは、まさかの右の卵巣からは採卵できないかもしれない。ということなんです。
実は私、わりと大きな筋腫持ちなんですが、なんと!今回の診察で右の卵巣がその筋腫の後ろ側に回り込んでしまっている。ということが発覚したんです。
つまり、筋腫が邪魔になって経膣エコーで卵巣が見えなかったり、筋腫を採卵針で貫かないといけないような場合には、採卵が出来ないこともあるのです。
アウチ!なんてこった! (´ཀ`」 ) 。機会があれば私と筋腫ちゃんのファーストコンタクト( 出会い )についてのレポートも書いてみたいと思います。
採卵間近に心配事がまた1つ増えてしまいましたが、先生が『 取りきれない卵胞もあるかもしれないけれど、出来るだけ頑張るわ。』と、力強い励ましの言葉をくれました。
よし!気を取り直して、『 なんとかなる 』&『 先生がなんとかする!( 笑 )』。だから、私は私で採卵に向けてトリガー注射など自分に出来ることを確実にこなそうと思います。
⬜︎ 嫌なことは寝て忘れる
今日は看護師さんに HMG ホルモン注射を、普段よりもさらに少ない容量でお尻に打ってもらい帰宅しました。ちなみに注射を打ってもらう場所は、肩かお尻か好きな方を選べます。
看護師さんに『 肩かお尻どっちが痛くないですか? 』と尋ねると、『 お尻の方が痛くないですよ。』とのことでした。皮下脂肪がたくさんついている部位の方が痛くないそうです。
正直に言うと、自分で普段打つ自己注射の方が痛みが少なかったです。自己注射の痛みは、刺す時よりも薬液を注入する時の方が痛みを感じます。
薬液の注入スピードが早いと、痛みを感じやすいので、私は自己注射をする時は痛みを感じないように、感覚をたしかめながらゆっくり薬液を注入しています。
今日の診察で、右の卵巣からは採卵できないかもしれない。というショッキングなニュースがありましたが、早く寝て忘れることにします (_ _).。o○。寝ろ!そして忘れろ私!!
🦞\ Thank you /🦞
次回【12日目 】はとても大切な日になります。なんといっても成熟方法( トリガー )次第で、ちゃんと成熟卵になるかどうかが決まってくるからです。
卵子の成熟を促す為に使用するトリガー は、その摂取時間がきっちり指定されています。明日のために予習をしっかりしておきたいと思います ( ̄^ ̄)ゞ。
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