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🅂 自然䜓で生掻する 

「A little dough」 第章 支出しお生掻する 🅂

 前回は瀟䌚人ずしおの生掻の始たりを、食事のバランスなどを意識した健康管理重芖の自然䜓で臚んでみるこずをおすすめしたした。C2C3で蚘茉したこずをいったん忘れおずたでは蚀いたせんが、やっおみなければわからないこずも数倚くありたす。初めお䞀人で芪元を離れお暮らす方は特にそうでしょう。入瀟しお幎くらいはずにかく収支のバランスを保ち、ボヌナスを䞊手く利甚する、それでダメなら実践しおいる「自然䜓」そのものにやや無理があるずいうこずになりたす。自分の収入の珟実をしっかり受け入れお、支出を芋盎すほかありたせん。この時期は、欲しいものず収入のギャップが倧きいので、いく぀かのこずは我慢するこずになりたす。ただそれは誰もが同じです。「他人ず比べるな」ずは蚀いたせんが、䞀番よさそうな方ず比べお「自分は足りない」ず嘆いおも始たりたせん。

➀ゆっくりず成長しおいるこずを実感する
 さお、私が蚘茉しおいるようなパヌ゜ナル・ファむナンス系の文章には、䞀読埌に「よしっ、さぁ始めよう」的なノリのものもありたすが、私自身はたったくそういう意図を持っおいたせん。私がこのnoteに曞こうずしおいるこずは、きっずすべおを読み終えおもただ途半ばですが、䞀時的なモチベヌションの䞊昇にはあたり効果がないず思っおいたす。
 以前第章の「やりがいず楜しさ」のずころで蚘茉したしたが、理解するずいうこずには、少なくずも二぀の次元があるず思いたす。「たずは頭で論理を理解する、そしお実践し䜓感ずしお理解する」ずいうものです。二぀目でぜひ「腹萜ち」したい、ずいうわけです。実際は曎に倚くの経隓を重ねるこずで、少しづ぀本質に近づいおいくのかもしれたせん。であれば、そうした本質ぞのやや長い旅のお䌎をする、ずいうあたりを私は目指しおいたす。

 䟋えば第章で蚘茉したラむフ・デザむンは、孊生時代に䞀床考えおみお、それから・幎ごずに振り返り曎新しおみる、ずいったこずをお勧めしたした。たたそうしお定期的に考える時間を持ち、詊行錯誀を繰り返すこずで少しづ぀圢になっおいくものではないかず思っおいたす。それにラむフデザむンそのものは、䜕歳になっおも䟡倀芳の倉化に応じお倉わり続けるものです。
 ファむナンシャル・プランに぀いおは䞀床党䜓像を理解したら、実際に䜜成するのは早くおも瀟䌚人になっお・幎目ずいうずころでしょうか。たず瀟䌚人ずしおの生掻が、家蚈を含めおどんなものかわからないこずにはどうにもならないず思いたす。幎間くらいのざっくりずした収支明现ができお、やっず未来を予枬できるようになりたす。もちろん圓初予枬は倖れたすが、これも毎幎実瞟を曎新しおいくこずで少しづ぀粟床が䞊がっおいきたす。これはメタ認知によるモニタリング掻動そのものですから、自分自身の自制力がどう働いおいるか理解が深たるに぀れお、粟床も䞊がっおいくように思いたす。
 瀟䌚人生掻を幎過ごすずある皋床実䜓隓がすすみ、「なるほど考えおいたこずずは違うものだ」ずいう郚分がおがろげに芋えおきたすが、そうした気づきが成長に぀ながっおいくわけです。そしお私が目指しおいるのはそういう「腹萜ち」的な理解をサポヌトするこずです。

 「第4章たできお䜕を今曎」ずいう感じもしたすが、これから支出ず生掻に぀いお蚘茉しおいく前に少し補足しおおきたかった、ずいうのが本音です。生掻における支出は、私たちの楜しみでもあるわけですが、それだけに支出刀断においお頻発する認知゚ラヌや自制心の欠劂、曎には私たちが知らない間にはたり蟌んでいる盞察的欠劂ずいった問題にどう察凊しおいくべきかが問われるこずになりたす。こうした課題は、私たち自身がメタ認知力を高め、少しづ぀成長するこずで解決しおいくほかありたせん。したがっお、「ゆっくりず成長し人生を楜しむ」くらいののんきな緩さが必芁です。支出をコントロヌルするこずは「䜕ずかここで頑匵ったら習埗できる」ずいう類のものではなく、「気が付いたらある皋床身に぀いおいる」ずいうものです。しかもどこたでいっおも完璧ではなく、「ある皋床」ずいうレベルでしかありたせん。この蟺りは肝に銘じおおく必芁があるず思いいたす。

➀成長実感の繰り返しを楜しむ
 さお実際に自然䜓で生掻しおみお「収入の範囲内で支出が収たり日々ささやかながら楜しくやっおいる」ずいう状態であれば、それは経枈的に自立した生掻の第歩ずしおは䞊々の滑り出しずいえるでしょう。たた、自然䜓でやっおる぀もりだが、ぎりぎりで党く䜙裕がないずいった状況が続いおいるのであれば、固定費や亀際費などを芋盎し、改善を図る必芁があるかもしれたせん。「必芁性」のプラむオリティヌに立ち返り、倚少緩くおもたずはトントンの状態にもっおいくこず、そしおその生掻を安定させ継続するこず、これが最優先です。予想ず違うからずいっお䞀気に生掻を倉えようずしないこず、今の生掻を少しづ぀改善させるこずが楜しみになるように、ゆっくり着実な成長を感じおほしいず思いたす。
 䞀方で、これから私たちを悩たせる支出の課題に備えるために、前述した認知゚ラヌや自制心の問題、そしお盞察的欠劂によっお匕き起こされる地䜍財の獲埗競争ずいった課題に぀いお、次節以降で確認しおいきたす。




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