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南武線、高架化されるってよ
先日、たまたま下記リンクの記事を見て驚いた。
どうやら、いわゆる“開かずの踏切”を解消するため、JR南武線が矢向駅〜武蔵小杉駅の間で高架化されるらしい。区間には、僕の地元も含まれる。
南武線は川崎市民の足だ。僕も小学校時代の塾通いで3年、中学高校への登校で6年、合計9年間に渡って毎日のようにお世話になったし、その後も出かける際にはたびたび利用してきた。
高架化となると、区間にある駅の周辺の風景は様変わりするだろう。完成は2039年というからだいぶ先だけど、当然その前から該当箇所は徐々に工事区間となっていくはずだ。
今ある線路の上に覆い被さるようにして高架橋が組まれ、列車はしばらくの間、その“不完全なトンネル”をくぐるように走ることになるのかな。そうなると、車窓からの景色は、高架橋を支える無数の柱で断続的に遮られるようになるだろう。
高架化工事が完了した暁には、空洞となった高架橋の下が“再開発”され、こぢんまりとした喫茶店や小洒落たバルなんかができるのかもしれない(あるいは、無機質な駐車場とかかもしれないけど)。
少し前に記事「素朴な風景記録委員会」で書いた通り、僕は変わりゆく景色を記録に残しておきたい。懐かしい風景が失われる前に、散歩がてら該当区間を写真に収めに行こうと思う。