【詩】納得がゆかない
戦場のような職場からの
帰路の夏雨に思い至った
幸か不幸かわたしには
此の世界において納得が
ゆかないものなど無いのだ
其れは此のマルチバースの
時間の概念外にある"記憶"
全ての原子に刻まれている
生成生命の遺伝子の"因果律"
そういった類を踏まえていて
畢竟
美しすぎる悪魔よ
類まれなるあなたの
夏雨のような包容力に
ちょっとだけわたしは
魅入られているのだ
畢竟
わたしを軽んずる輩
わたしから搾取する輩
わたしを殺そうとする輩
わたしを喰い尽くす地上界
なるべくして成りはしたが
次に起こることもまた必然で
この場合のわたしの行動に
覚悟は出来てるんだよなぁ!
てめぇらはよぉぉ!ギャハハハハ!!