社を越えたZoom朝会でチームを感じた話
こんにちは、UXデザインカンパニーのアジケで経営に携わる神田です。
2020年上半期、終わりですね。経営メンバーで雑談をすると、いろいろあった半年間だったと話は尽きません。
先週、約3ヶ月ぶりに居酒屋での飲み会に参加しました。早寝早起きが定着してきた生活で、夜までの飲み会は体力的に辛いものがあります。私は密かに、次の日出社ではなく在宅勤務であることに感謝の気持ちを抱いておりました。リモートワーク、良いことも多いですよね。
さて今日は、リモートワークで生まれた小さな取り組みについてお伝えいたします。
取り組みが始まった背景
”社を越えたZoom朝会”とは、たまたま開始した取り組みです。
アジケと顧客、関係者は同じプロジェクトに居るので、Backlogでタスクも一元管理しています。関係者が複雑に絡み合い、予定外の障害も発生したため、当初たてたスケジュールからすでに遅延していました。
リアルでコミュニケーションが取りづらい現在の状況も影響していました。
状況としては以下のようなものでした。
- タスクの分担はしている
- 各々が 複数の役割を担っており、優先度を下げがちな状況だった
- オフィスに集まっていないため、細かい声掛けで状況を掴むことが難しかった
リモートワーク中心の働き方になり、このような課題を抱えている企業は多いのではないかと思います。
進め方の再考が必要になり、体制を再整理し、私も深めに関わることになりました。
関係者から現状をヒアリングしていると、「(担当者のけつを叩くために)タスク確認会をやった方が良いかもしれないですね」という声が上がり、責任者に確認をとった上で、タスクの予定・進捗確認を目的とした朝会を開くことにしました。
短い時間でのタスク確認会は、どこの会社でも行っていると思います。
しかし、社を越えたメンバーと朝会を行っている人はあまり居ないのではないでしょうか。
リモートだからこそ実現した朝会
業界に長く居る私も初めての経験だったかもしれません。
ビフォー・コロナでは、対面での会議が通常だったため、わざわざクライント先に赴いて朝会をやることはありません。
それが、Zoomでの会議が定着してから、短い時間でも簡単に話す環境ができてしまいました。
朝会はこのような内容でした。
- 先週の宿題の報告と、簡単なディスカッション
- 各自の今週の予定の共有
- 全体スケジュールの確認
時間は30分。
内容はいたって普通ですよね。
慣れてきたら、もっと短い時間で運用できるかもしれません。
時間が余ったら、残りの時間を雑談に使っても良いですね。
私自身、進行の担当者となり、特に疑問に思うことなく進行していたのですが、終わってしばらくすると不思議な気持ちになりました。
朝会をすること。会社の垣根を越えていたとしても、同じチームにいるメンバーなら、当然のことなのかもしれません。
これからは“キックオフ飲み会”よりも”Zoom朝会”
一つの方向に向かうための”チーム感”をどのように醸成するのか。一つの施策としては飲み会が定番ツールだったと思います。
今まではプロジェクトが始まるタイミングでのキックオフ飲み会やサービスリリース、忘年会などで、親睦を深めて、チームとしてこれから一緒に進んでいく雰囲気を作っていました。
しかしながら、今の状況で顧客を誘って飲み会を開くことは、少し抵抗がありますよね。
これからは、Zoom朝会を試してみても良いかもしれません。
対面での飲み会は難しい、でもZoomで少し話す時間なら簡単に作ることができる。しかも、社内メンバーに限る必要はありませんでした。
おそらく、短い時間でも会話することによって、気分が変わる人も多いと思います。
とても小さな試みですが、時代にあったチームビルディングのヒントを得たと思いました。
最後に
なかなかこのような形でアウトプットする機会がありませんが、出来るだけ気軽な形で続けていこうと思います。
また、アジケは引き続きデザイナーを募集しています。興味のある方は採用サイトからエントリーをお待ちしております。
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